男女の相違こそあれ、おばあちゃんから学ぶ清潔感を醸すヘアスタイルの極意
髪は女の命?
平安の世から、女性にとってヘアスタイルは大きな意味をもつものだったのかもしれません。
時は現代。
我思う、なぜ日本のおばあちゃんの多くは短髪なのか?
一見、パンチパーマの人までいます。
(その現象をふしぎに思って、知り合いの40代女性数人に聞いてみると、口をそろえて「めんどくさいんじゃない?」と言われるものの、それは若いときもおなじなはずで、なんか腑に落ちない)
物心がついたころから、伸ばすことが当たり前だった多くの女性の髪型に変化がでてくるのが、還暦をすぎたあたりから。
いつの間にやら、横は耳にかからず襟足もスッキリしたショートヘア姿に変身する。
まぁ、男性によくある髪型ですよ。
人間を長いことやっていると、それまでに蓄積されたダメージで髪がうねってきて、白髪で長髪のままなら山姥みたいになるのは必至(文明の利器をつかって黒髪のサラサラロングヘアにしてみても、それはそれで『不気味の谷』)なので、みじかくする方がいさぎよいのはたしか。
それを察した?おばあちゃんは短髪にしているので、われわれオッサンも見習って散らかしていないヘアスタイルにするのが、必須だと思うのです。
周囲から、疎ましがられたくなければ…
屋号にシビれる
そうはいっても、こちとら二度とリアクション芸人になりたくなくて、『流浪の民』をやっている身。
『スッキリ頭』を願っていても、いまだに「ここぞ!」という店を発見できておらず…
こまったところに、『パラパラニキ』の助け舟。
ふむふむ…
お代が1.8千円ってことは、ニキが通っているのは俗にいう『千円カット』(この物価高のご時世、本当に千円の店はないと思うけど…)の店ね。
読んでいたら、急に自分のボサボサ頭がうっとうしく思えてきたので、とある美容室へ行ってみることにしたのでした。
ほぼ千円カット+JUNCという店名のコンボが、いやな予感しかしないけど…
壁2面がガラス張りのシックな建物に入店してみると→
レコードジャケットが壁に飾られ、ジャズやR&BのBGMが流れるなんとも落ち着きのある店内。
数えてみると、32席もある大きな箱をスタッフ3名(?)で回していたので、10人くらい『お待ち』の行列ができている。
これが平日の15:00ごろで、フツーなら空いている時間帯のはずなのに、この混み具合は客の大半が『リタイア組』だったせい?
こち亀もゴルゴ13もないので、スマホをいじって時間をつぶしたりつぶさなかったり。
2時間待たされて、やっとお鉢が回ってきた。
さて、どうしよう…
清潔感を出すには、生垣のように剪定するのが一番。
ですが、人の頭でそのままやると『角刈り』にしかならないので、横はツーブロにして後ろはフェードで刈り上げる…なんてことはない安パイに落ち着いたヘアスタイルのドーパミン放出は80%。
キャパオーバー
持論ではありますが、飲食店(おもに夜の営業がメインの店)やアパレルショップ、美容室(理容室)などは店舗の内外装センスに、提供しているモノやサービスの『おしゃれ度合い』が反映される気がします。
(そのことと、店が繁盛しているか?はべつの話)。
決定権のあるオーナーが、現在のトレンドにアップデートしきれなくなってくると、そこの商品はダサくなり始めます。
(経営者が年配になればなるほど、場所が地方になればなるほどダサい確率が上がる)
この『経験上の法則』に照らし合わせると、アタリ寄りの店だったけれども、いかんせん待ち時間が長すぎる。
(次回は、ジジババがメシ食ってる12:00前後に突入予定)
40〜50代と思われる男性美容師2名とアシスタントの女性1名で営業するのに(この日だけかもしれないけれど)、収容人数も多ければズラリとならんだシャンプー台は全自動と、高速で大量の注文をさばける能力のある店内設備は『宝の持ち腐れ』。
3名と少人数だったのは、ここの労働環境に嫌気が差して辞めては残された人の労働環境がさらに悪化し、次々と辞めていってる『負の連鎖』中なのかも?
というのが、先月の出来事…