もしも…シャドー・モセス島への単独潜入任務時に、軍用腕時計をするなら…
スネークの暗号名を持つ男
50代のオッサンですので、家庭用ゲーム機の黎明期から知っております。
そんなゲーム人生の中で、自身が『パラダイムシフト』を起こしたソフトがいくつかあります。
任天堂・スーパーマリオブラザーズ、
エニックス・ポートピア連続殺人事件、
スクウェア・ファイナルファンタジーⅦ、
そして、コナミ・メタルギアソリッド。
本来のメタルギアは、装備も武器も現地調達のスニーキングミッションですが、『MGS』ではテロリストによる核ミサイル発射までのタイムリミットが24時間に設定されており、残り時間も分からぬままハイテク特殊部隊FOXHOUNDとの戦いを、複数クリアしろというのは酷な話です。
潜入する核兵器廃棄所に、『時計屋』なんてものがあるはずもなく…公式の支援をシブる大佐に代わって、腕時計を支給することにしました。
カテゴリー的には、もちろん軍モノということにはなるのですが、軍用時計にもいろいろと幅があります。
メタルギアシリーズの背景設定なら、スネークにはどんな腕時計がハマるのか?
それでは、筆者による『妄想劇』にしばしお付き合いくださいまし。
次、行ってみようー
OPムービーを見てのとおり、スネークには潜水時計が必須となります。
アメリカ・アラスカ州が舞台の『MGS』ですので、アメリカの腕時計メーカー“ハミルトン”から、ミリタリーのカーキ ネイビー スキューバを。
10気圧防水で、40mm径の弟分H82335331。
4.5時位置に、デイト表示つき。
兄貴分H82515330は、ノンデイトの43mm径。
アップグレード版の300m防水。
インデックスは異なるものの、どちらの時計も24時間表示の入ったUSダイヤルで、遊び心が入った「KHAKI」の文字が造形されたラバーストラップ♡
同じカーキ ネイビーでも、毛色のちがうオープンウォーターは独自のリューズガードが特徴的ですが、
これらの形状は、好き嫌いが分かれそうです。
スキューバ、オープンウォーター双方ともにあっさりとした『しょうゆ顔』が頼りないのも事実で、方向性をおもいっきりミリタリーに振ると…
1,000m防水、チタンケース採用のビロウゼロ H78505332という、スペック『マシマシ感』がただようラスボスが登場。
この腕時計は、映画『テネット』とのコラボモデルみたいなものなので、ここでは除外します。
だめだ、こりゃ…
ミリタリーウォッチといえば、“トッズ”の会長がしていたとかで、干場 義雅氏が紹介していた腕時計があります。
“マラソン”はカナダの企業で、実際にアメリカ軍へ腕時計を納品しており、この物語の小道具にするには最適なブランドだと思います。
ただ、『ホッシー推し』の腕時計はパイロットウォッチでありまして…
うるさいハエを撃ち落としに、ハインドDでかっ飛んでいくリキッドなら完璧でしたが、小型潜水艇からの揚陸作戦を行うソリッドには不適当。
“マラソン”のダイバーズウォッチの中では、アメリカ海兵隊御用達GSAR WW194006USMCが大本命。
この腕時計は回転ベゼルが異様に厚く、グローブの上からでも操作がしやすくなっています。
スネークは隠密行動なので(海兵隊でもない)、出自の分からぬステライルバージョンWW194006NGM
になるのでしょうけど…
アメリカ政府へのコントラクト品だけあって、この企画の落としどころとしてはベスト。
「それで、おいくら万円?」
値札を見てみると、正規の価格は余裕の20万円超えΣ(゚Д゚)
217,800円とか、noteネタというだけで一般人が買うには…
高すぎる!!
それに、非公式の極秘任務に官給品を使うというのも、それはそれでちがう気がするのです…
《つづく》