ディープダイバー用ベゼルインサートで、復刻版トノー型W10を釣られる
エビタイの海老
汗をかく季節でも、なんの気もつかわずに済むダイバーズウォッチをヘビーローテーションで着けていたら…いつの間にやらベゼルのマークが▽状態になり、なんともマヌケなお姿に。
潜りもしない『陸ダイバー』なので、ルミノバペイントがはがれたところで日常生活にこれといって支障はありませんけど、ビジュアル的になんかねぇ…
とりあえず購入先のUNLIMITEDに電話をしてみると、店長さんがメーカーに聞いてみるとのことでした。
数日後→
○○ 様、
お世話になります。
MWCから連絡があり、
ベゼルのインサートのみを送るので
時計店にて付け替えが一番早く修復できる方法だとの
ことです。
費用は一切発生いたしませんので
その方法でいかがでしょうか?
入荷次第そちらに発送いたします。
△△
先方からメールがあり、サービスパーツがあるので取り寄せて送ってくれることになりました。
ただし、ドイツ本国からの発送なので時間がかかると。
返報性の法則
それから、1か月ほど経ったころ→
○○ 様、
お世話になります。
交換用のベゼルインサートが入荷しました。
送付先のご住所をご連絡お願いします。
郵便局のスマートレターまたはレターパックを
予定しており、お届けまでに数日かかる見込みです。
UNLIMITED
△△
要望どおり自宅の住所は告げたので、これで一件落着のはずなのになんかスッキリしない。
おなじ『完全無料』とはいっても、上場企業のZOZOがバラまいているZOZOMATをタダでもらうのとは、意味合いがちがうわけです。
https://zozo.jp/sp/zozomat/
「ラッキー♡」とか、よろこんどる場合じゃない。
保証期間内だったのでパーツ代はかからないとしても、ここまで手間をかけさせてお礼の一言だけでいいのか?
なにかしらの商品を買って一緒に送ってもらえば、微々たる額とはいえ送料分のコストは相殺できるはず。
さっそく、Yahoo!ショッピングに向かうのでした。
そういえば、You TubeでよさげなW10ネタがあったな…
と思いかえして探してみると、
ありました。
このタイプのW10が現役だった1960〜1970年代に、“MWC”以外で生産していたのは“CWC”と“ハミルトン”しかないらしく、復刻版をリリースしているカーキ パイロット パイオニアが12万円を超えてきたのと比べると、激安価格でございます。
ベゼルインサートの発送日が明日かもしれない現在、もはや一刻の猶予も許されない。
サイトが1,500円の割引クーポンも配布していたので、助走をつけてポチりました。
部品と同梱してもらうよう、依頼の一筆を添えて。
エビタイの鯛
翌日みてみると、買ったのがラスイチの在庫だったみたいで、2千円値上げされていました、
値上げするとなると、フツーは在庫分もふくめて一斉にプライスアップするのに、こちらのショップは安く仕入れたものは安く売るという…なんとも良心的なショップです。
“MWC”の腕時計を扱うところはいくつかありますが、それらのショップとくらべてこちらのショップは圧倒的に安く、唯一amazonに出店している怪しげな外国企業の価格には負けますけど、今回のようなトラブルがあったときに対応してもらえるのか?がはなはだ疑問でして、日本国内で“MWC”を購入するならばUNLIMITEDしか選択肢がありません。
ラグ幅が18mmの本体ケースはパリス管の『ハメ殺し』なので、引き通しタイプのベルトしか使えない。
それで…
もとは“MWC”マークⅢ用に買っていた、ブライドルレザーの“グレンロイヤル”NATOストラップを付けてみると…ケースもベルトも金属部分はともに、サテン仕上げのレトロな仕上げが統一感のある、トノー型W10のドーパミン放出は78%。
(マークⅢには、“フェニックス”のNATOストラップを付けました)
秋冬専用の革ベルトに換装した『ダサかっこいい』ミリタリーウォッチを、飾り気のないツイードジャケットのそで口から覗かせれば…
その相乗効果で、『シブオジ』になれる気がするのです。