金は天下の回りものだと信じて、今日も今日とて億万長者気分でお買い物
大は小を兼ねない
本革って、『本物の革』の略称でしょうか?
JIS(日本産業規格)が、動物由来の素材にしか「革」・「レザー」と表記してはならないと発表。
合成皮革もヴィーガンレザーもダメ。
先日、メルカリで購入したナイロン製“バッグのザネラート”ゾエ。
説明文には横幅60cmと書いてあったけれど、60cmもあるわけない(誤記)やろ…と思って、出品者に確認もせず(値下げ中だったので、横取りされる可能性もあって)、サイズのことはあまり考えずにそのまま買ったら、現物はイメージよりも大きかった。
元の形状は逆台形で、実測したところ…上底が60cm、下底は43〜44cm程度でした。
サイズ表示をよく見ずに、バッグでの「思ったよりも◯◯だった」失敗は、前科アリの学習ナシ↓
これだけ大きいと、ママさんバッグには適量でもオッサンの日常生活では持て余す。
プライベートの『ワンマイル行動』なら、現状“タスティング”の巾着袋で事足りているくらいだから…
孤独な孤高のオッサンが、大型サイズのゾエを普段使いするとかねぇ…定員7人の『お座敷車』アルファードで単身移動しているようなものですよ(空間を運ぶとか無駄の極み)。
サイズ感が分かりづらいネット通販では、そこら辺は十分すぎるくらい考慮してからポチりましょう…という教訓でした。
ナイロンとレザー
メルカリを見回りしていたときのこと。
そこで、あらたな新品“ザネラート”ゾエ発見。
ナイロン製のブラック。
下底が37cmとのことで、Mか?M+の中型サイズ。
このサイズを欲してた。
やっとの思いで見つけたあるものを買ったあと、不思議とそれよりも好条件の似たものが見つかる現象に、だれか名前を付けてほしい。
ブラウンではないので、“グレンロイヤル”ナイロンブリーフの代わりを探すという大義名分と辻褄が合わないのですが…
買う買わないはべつにして、とりあえず端数切り捨ての4万円で希望価格を入れておく。
この出品者、以前にもおなじゾエを出品していて…
出品直後の値下げ要請に、2千円引きのアンサーで見事売り切っていますので、若干の値引きに抵抗がない人だと思われます。
そんな出品者が、似たようなバッグを出してる…
レザー製のブラック。
一応こっちにも、6万円ジャストで登録しとくか…
悪魔 それならいっそのこと、2つで10万円の『まとめ買い』をおねがいした方が、出品者サイドからしたらOKを出しやすくない?
天使 価格差もふくめて甲乙つけがたいのはたしかだけれど、すでにダークブラウンのゾエ持ってるのに、ここに来てブラックのゾエを2つも買おうとしているおまえは『億万長者』か!
悪魔 そんなことを言われても、二者択一はむずかしい。
天使 わずかな差異はあるにしても、おなじようはバッグが3つあっても手に負えないのは言わずもがな。
神様 2つとも買わないという選択肢がないことが…
そんな『心の葛藤中』、ナイロン・ゾエが言い値で売れていきました。
のこるは、レザー・ゾエのみ。
節足動物のように
毎月のメルカリイベント『8日』期間中に、レザー・ゾエが6万円にプライスダウンして再出品されるので、
ここはお買い上げ。
ナイロンブリーフは、縁という縁を硬い革でパイピングしてあるから「シャン」としてるだけで、たとえると節足動物の外骨格(硬いクチクラ)とおなじようなものです。
しかし、外壁を強化していないナイロンだけのバッグだと、クラゲのように「フニャ」っとしているのです。
なので、中に入れるものの形や量次第ではナイロン製ゾエのマチを内側に押し込んでも、あまり格好がよろしくありません。
それがオールレザーのゾエなら、底面からマチが垂直に立ち上がって急に中に入り込むから、『和菓子の巾着袋』みたいなシルエットになって美しくなる。
ダークブラウンのナイロントートとくらべて、センターフラップの意匠(ベルト穴がなくなった)が変わったり、底鋲が6点追加(ナイロン製に底鋲はなかった)されたりと、リニューアルされた(?)レザー製ゾエのドーパミン放出は88%。
また、買ってしまった…