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歩けば汗だくになるのが通常運転の残暑には、和柄の手ぬぐい汗ふきにして
ハンカチの代わりに
朝晩はめっきり涼しくなったとはいえ、日中はまだまだ暑い今日このごろ。
基本、移動手段は歩きしかないなので電車に乗るにしても、最寄りの駅まで10分ほど歩かなくてはなりません。
炎天下では、この10分間が命とりになります。
直射日光をさえぎってくれる高い建物がある『都会住み』でもないので、5分も歩けば身体(とくに上半身)が汗でベシャベシャですよ。
汗は気化熱をうばっているので、すぐに拭いたらいけないのは分かっちゃいますが、汗がしたたるぶざまなこの姿を、一刻もはやくなんとかしたい。
スースーする成分入りの『汗ふきシート』等で拭くのがベストなんでしょうけど、歩きながらバッグに入れておいた本体のパッケージを開け、薄っすいシートを1枚1枚取り出してはペタペタと、顔や首もとに貼りつけているオッサンの所作は美しくありません。
出先では使用済みシートの後始末にもこまるので、結局はハンカチで拭うことになるのですが、けっして大きくはないそのハンカチではやや頼りない。
そんなとき…
なるほど、その手があったか。
家にあったドクロ柄の手ぬぐいを引っ張り出して使ってみると…ハンカチよりも面積が広いので、その分吸水量も多く使い勝手がいい。
ただ1枚しか手持ちがなく、洗い替えを買おうとECモールに出店していた専門店をおとずれるのでした。
(手ぬぐいは、100均にも売っています)
ほつれ防止加工をしてもらっても1枚あたり300円ほどとリーズナブルで、夏場にはブランド物のハンカチを使うよりもよっぽどよかった和柄手ぬぐいのドーパミン放出は100%。
で、終わるはずだったのですが…
前回の投稿から半月しか経っていないFORZA STYLEの記事で、今度はハンカチではなくハンドタオルを使え、と。
『マス層のオジサン』はノーブランドの手ぬぐいを使い、『富裕層のイケオジ』はハイブランドのハンドタオルを使えということか。
あの分厚さなら、ハンカチや手ぬぐいよりも吸水力があるのはあきらかですが、今はバッグを小型化しているので中に入れる荷物も最小化せざるをえず…
そうすると、“ダニエル&ボブ”の巾着袋にはかさ張くるハンドタオルは入れにくい。
現在のトレンド
やれ「手ぬぐい!」だの、やれ「ハンドタオル!」だのと二分化している『フォルツァチルドレン』を尻目に、韓国発のギアである携帯型扇風機が発生させる風で涼をとっている人たちがいます。
『文明の利器』をフルに活用して、ハナから暑くはない環境にもっていくスタイル。
かいた汗をなんとかしようとする対処療法しか考えていない者には目からうろこの、汗をかかないようになんとかしようとする原因療法であります。
それなら、手ぬぐいなど使わずにそのハンディ扇風機とやらにすればいいじゃないか?と、思われるかもしれません。
今や夏の風物詩ともなったハンディファンを持っているのは、下は小学生から上は20代の女子ばかりです。
そんな彼女らが「かわいい♡」と言ってる、シルエットが『頭でっかちなこけし』にしか見えないカラフルなハンディファンを、テーマパークや野外フェスには行かないインドア派のオッサンが屋外で使用していたら、それこそ異様な光景だと思うのです。
売れ筋の価格帯は2〜3千円台と安価なので、多くの商品にただようプラスチックのチープ感が食指の動かない最大の理由で、デザイン力に定評がある高級白物家電メーカーの“バルミューダ”辺りが、スタイリッシュな小型扇風機をリリースするとなれば、もしかしたら買うかもしれません。
(おなじ携帯でも、スマホつくらず扇風機つくれ)
機能的な面はおいといて、あくまでも個人的な感想ですが…
ハンディファンが誕生する前、若い女性は暑いときに手でパタパタ(男性のほとんどはしない)と、『手うちわ』で自分の顔をあおいでおりました。
なぜか、その仕草に「ドキッ」としたものです。
顔の前にハンディファンを持ってきて涼んでいる女性を見ても、不思議とそんな感情の変化はおこらないのです。
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