ロゴに描かれたデュック&タイガーと、ラベルに書かれた「MADE BY THE SEA」
第二夜・TALISKER 10years old
昨年の沖縄撤退時に、持ち帰れなかったものはヤマト運輸に依頼して、自宅まで運んでもらいました。
営んでいたのはBARなので、酒は売るほどあるけれどすべてを持って帰るわけにもいかず、6本だけ選って残りはシンクに流して捨てました。
選抜した6本とも思い入れのあるボトルでして…このまま飲んで「はい、おしまい!」にするのは忍びない。
そこで。
お仲間数人でnoteを運営されている放送作家・高須 浩平氏主催の、【今夜、この服でどんな酒を飲む?】というマガジンがあるのですが…
その企画を、まるっとパクってしまおうというこの企画。
アイデアの盗用については、この場を借りて深くお詫び申し上げますm(_ _)m
今回は、アイランズモルトの“タリスカー蒸留所”タリスカー 10年。
アイランズとは、スコットランドの北西から南西にかけて点在する、アイラ島を除くヘブリディーズ諸島の島々でつくられるウイスキーの総称です。
その中の、翼のかたちをした『ミストアイランド』スカイ島にある“タリスカー蒸留所”は、“トラベイグ蒸留所”が2017年に営業を始めるまでは、
島で唯一の蒸留所でした。
近隣の島からやって来たヒューとケネスのマカスキル兄弟が、汽水湖のロッホ・ハーポート沿岸に“タリスカー蒸留所”を建設したのは1830年のことです。
そのときの日本は天保元年、第11代将軍徳川 家斉の長期政権下ですから、ずいぶんと昔の出来事。
1843年に資金繰りの悪化から蒸留所が売却されると、さまざまな人のもとをたらい回しにされながら、現在は酒造企業体のディアジオ社が所有するに至ってますが、マカスキル兄弟の創業当初から海潮を感じられるタリスカーの味わいは、なにも変わりません。
そんな、タリスカーの定番にしてハイコスパ10年オススメの飲み方は『スパイシーハイボール』。
HERMES 品名不明
世の中のキャッシュレス化にともなってフラグメントケースなる、ミニマリストが好みそうなコンパクト財布が流行っております。
そんな、リアルで現金をやりとりしない時代に対応して、サイト上ならコード決済で投票できる公営ギャンブルやクレジットカードで参加できるオンラインカジノ(日本では、違法だけれど)があり、宝くじでさえキャッシュレス決済に対応しております。
ところが、パチ屋だけはいまだにキャッシュオンリー。
現金しか信じません。
一時期パチプロをしていたときがあって、ホールに持っていくのは裸銭の紙幣だけ。
最初は札束を輪ゴムで止めていたのですが、軍資金が心もとなくなるとゴムの収縮力に負けてお札が丸まってしまいます(それに、ゴムが劣化して切れてしまうことあり)。
そこで、文房具のダブルクリップにグレードアップすることになるのですが…
この『マネークリップもどき』がチープすぎて情けなかったのか?“オールデン”9901の『元カノ』がくれたのは、
“エルメス”様のシルバー製ビルクリップ。
(これの、中央デザインがハーブではなくホースのやつ)
ロゴマークにも描かれているように馬は、
高級馬具屋だった“エルメス”とは切っても切れない間柄なのです。
硫化と塩化はちがう。
そんな、“エルメス”のマネークリップだったのですが、シルバー925製なので経年とともに硫化して黒ずんでしまいます。
アルミホイルを敷いた雪平鍋に、お湯を沸かしてビルクリップと重曹を入れてみたけどなんら変化なく…
そのとき、なにを血迷ったか?マネークリップをキッチン用漂白剤に浸けてしまったのです。
銀製品に塩素系の次亜塩素酸ナトリウムが触れると、表面に塩化の被膜ができます。
そうするとドス黒くなるのですが、これがそう簡単には取れない(研磨剤で削るしかない)。
なんで、そんな意味不明なことをしたか?というと…飲んでた(酔っぱらってた)から。
タリスカーを。
はるか昔、スタジアムという羽根モノパチンコ台があったのですが、回転するVゾーンへ入賞するようタイミングを計って、台の上皿を小突きまわしていました。
まぁ、『ゴト行為』なんですけど…