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スコットランドはアイラ島にある、わたしが愛した女王陛下のシングルモルト
ニコチンジャンキー
タバコとか、ファッションで手をつけるものです。
最初からニコチン中毒者なんていないので、いつでも辞められるとたかをくくってきます。
知らず知らずのうちに依存症になってしまい、喫煙所でタバコを持っていないことに気づくと、友人ならまだしも赤の他人にさえ、プライドをかなぐり捨てて1本恵んでもらう輩までいる始末。
いい歳した大人が、いくら高くなったとはいえ30円の葉っぱをですよ。
ヘビースモーカーは、タバコの残り本数が少なくなってくるとだんだん焦ってきて、あと5本を切るとカウントダウンに突入。
タバコ屋を探しはじめます。
タバコが全然ない(ライター的なものがないときも同じ)状況が、耐えられない不安でしかありません。
運わるくタバコが底をつき、真冬の真夜中に片道10分かかるコンビニまで歩かなければならないとか…人生オワタ( ≧Д≦)
終わっても、買いに行くんですけど。
1日1箱吸っていたら毎日そんなリスクがあるので、タバコは『カートン買い』をしていたのですが、それでも最後の1本はいずれ訪れます。
禁煙でホントに得られるのは、『精神的呪縛からの解放』です。
東海道新幹線に乗るとき、喫煙ルームのある3号車、7号車、15号車(10号車はグリーン車なので、一般庶民には無縁)を意識せずに乗車できますし、下車してまっ先に駅構内の喫煙コーナーへかけ込まなくてもすみます。
さりとて、病気のリスクや金銭的負担の解消は実感としてなく、禁煙したあとに鋭くなると聞く味覚の変化もこれといって感じず…
1年ほど前、医者に止められる健康問題でも煙草すら買えない経済状況でもないのに、40年近く吸っていたタバコをキッパリ辞めまして…そのときに利用したのが、『毒を以て毒を制す』作戦でした。
仕事などで、身体が拘束されて吸えないなんてことはなく、吸おうとすればいつでも吸える環境で生きている現在でも吸いたい衝動にはかられず、なんなら禁煙補助具を充電するのすらわずらわしくなって、最近では“プルームテック改”も使わなくなりました。
タバコが1箱千円を超えてもなお吸いつづけると思っていただけに、アルコールをまったく受けつけない体質の人や逆にアセトアルデヒド分解酵素の分泌量がハンパない『二日酔い知らず』の人以外の人が禁煙をしたいのなら、ニコチンが抜けきる72時間のスタートダッシュに、この手法を試してみる価値はあると思うのです。
ニコチンガムやニコチンパッチのような『低ニコチン』を摂取して、未練たらたら長期戦を挑むわけではないので、一発勝負の酒代だけですみます(それでも、1週間〜ひと月くらいは習慣化された喫煙のフリをするVAPEを吸った方が、精神衛生上はよろしいかと)。
アルコールジャンキー
目の前の灰皿に吸いかけのタバコが紫煙をくゆらせているのにもかかわらず、また新しいタバコに火をつけてしまう行為は『酔っぱらいあるある』です。
考えてみると、酒税とたばこ税をダブルで納めている優良納税者ですよ(+消費税も)。
その愚行のため、飲みに行くときには『さらもの』のタバコを1箱持って家を出ていました。
仕事の合間の10分休憩(もちろん、シラフ)に、タバコを2本連続で吸ってニコチンを大量に入れようとしても、2本目の途中には脳が拒絶して吐きそうになるんですが…
酔っぱらうと、ずっと吸ってもそうならないアルコールの威力はおそるべし!
いつものパターンで酒を飲んでも、脳ミソがイカれて同じ依存性薬物のニコチンを過剰摂取したがるだけなので、ウイスキーが10%しか含まれていないことをバカ正直に記している、“トップバリュ ウイスキー”でも一気に飲んで、意識も一気に飛ばしてください。
https://www.topvalu.net/items/detail/4549741660532
タバコを吸いたくなる前に、酔いつぶれましょう。
ウイスキーの内容量は700mlや750mlが多いなか『謎の4合瓶サイズ』(720ml)なのは、原材料のほとんどを占めるのがホワイトリカー(甲類焼酎)だからかもしれません。
売っているイオンですら、ウイスキーと認識していない節があります。
アルコール臭がキツい、ストロングスタイルの荒療治です。
飲みに行く友だちもいなければ、オシャレな酒をおいている飲み屋もない田舎住みのせいで、『コロ助』関係なく必然的に家飲みとなります。
『禁煙アタック』をするわけでもないので、さすがに『混ぜもの』だらけの数百円ウイスキーは飲みませんが、4〜5千円するウイスキーをしょっちゅうも飲めません。
それで間を取って、2千円くらいのバーボンウイスキーをよく飲むのですが、バーボンの味がそこまで好きじゃないので、ロックはツラい(そもそも、グレーンウイスキーが苦手)
飲みやすくするため、ソーダで割って飲むとボトル半分くらい空けていて、起きると二日酔いのルーティン。
中毒性の高いニコチンを摂取したい欲望ですら、撃退してくるアセトアルデヒドですので、猛毒は猛毒です。
「酒を愉しみたい」ではなく、「酒で酔いたい」にスライドしているのはヤバい…
もし僕らのことばがウィスキーであったなら
実家のサイドボードの中にある、“サントリー”スペシャル リザーブをこっそり飲んだらクソ不味く感じた、酒の味をよく分かってない高校生のころ。
時はブランデー全盛期で、同じ“サントリー”でもXOデラックスが一世を風靡しておりました。
それから、数年後。
年下の『飲み友』にBARで“ボウモア”12yを勧められ、ウイスキーと名のつくものにはリザーブのトラウマがあるのでおそるおそる飲んでみると…その『正露丸臭さ』に新たなトラウマを植えつけられましたが、あとあとアイラモルト沼にハマっていくのでした。
“ボウモア”のレギュラーモデルは12yということになりますが、昨今のモルト不足により『年数表記ボトル』は高くなりました。
12年も3千円しなかったのに、ちょっと目を離したすきに4千円はする酒に。
そんな中に現れた、ノンエイジのNo.1。
定価は3,500円(税別)ですが、イオンなら2,980円(税別)で買えます。
普段飲みにギリ出せるシングルモルトウイスキーの価格に、ドーパミン放出は93%。
「イオンでは、“トップバリュ ウイスキー”を買わずに“ボウモア”No.1を買え」
ウイスキーマガジンのテイスティングノートを書けるような表現力がないので、詳しくはこちらのアプリで↓
アイラ島には9つの蒸留所がありますが、日本にボウモア蒸留所とラフロイグ蒸留所のにわかファンが多いのは、この2ヶ所を所有しているのがビーム サントリーで、結局は“サントリー”の手のひらで転がされているだけだと知るのです。
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