「入札がある」とヤフオクが言った そんなサクラに騙されメルカリでポチる
2つ目の巾着
昨年の春、小ぶりな手提げカバンがほしいと“ダニエル&ボブ”のピーサッカを買いましたが…
この巾着、ストラップをぐるっと一周させて本体の口元をしばるのですが、ストラップのパターンがいくつかありまして、買った“ビームス”別注モデルは重い荷物を入れるのに向いていないタイプ(輪の大きさが固定されていない)のものが付いているのです。
しばっているストラップの輪っかがユルく、本体が重いと地球の引力で下に引っ張られては、ストラップが「ズボッ」と抜けるときがあります。
がんばって、財布とスマホ。
モバイルバッテリーや500mlのペットボトルなんか、もってのほか。
別注品はプロパー品よりも背が高いので、容量は大きいくせに重いのは苦手と、なんともアマノジャクなバッグなのです。
それが、ストレス。
そんな折、“タスティング”の定価約4万円のサコッシュが、前回より1万円下げての1.5万円スタートでヤフオクにふたたび出品。
“タスティング”は、ロイヤル・ワラントを取得したイギリスのタンナーで、おなじくイギリスの老舗シューメーカーである“エドワード グリーン”や“クロケット&ジョーンズ”、“チャーチ”などに革を卸してきました。
その“タスティング”が、自社ブランドの革製品をリリースし始めたのですが、デザインが保守的というか…ジジ臭くて(あくまでも、個人的見解)これまで購入までは至りませんでした。
そんなイメージの“タスティング”ではありましたが、革袋に革紐を通しただけのシンプルなバッグなら、デザインもへったくれもなかろうと。
5㌫OFFクーポンもあるので、ものは試しに買ってみようとしたら…すっかりわすれてて、入札なしでオークションは終了していました。
オーマイガー!
自動再出品もされず、一応メリカリも見とくか…とアプリを立ち上げると、出品されててひと安心。
支払総額はほぼ一緒なので、このままメリカリで買うこともできましたが、ヤフオクの5㌫OFFクーポンの存在がわすれられず、ヤフオクで再出品されるのを待つことに。
策士策におぼれた?
待つこと1日。
無事ヤフオクに再出品されましたが、現在有効の割引クーポンは200円OFFしかないので、入札するタイミングを計ろう…と、思ったのもつかの間。
オークションに、評価1の入札者が現れるのです。
さて、こまった。
ヤフオクに1.55万円で入札してもクーポンの効力は200円しかなく、この状況ならメリカリでとっとと買ったほうが安上がりなので、いそいでUターンするとそのまま購入。
やれやれ…
これで、ヤフオクのほうはオークションを中止するしかなかろう。
そう思ってヤフオクへ行くと…入札1を取り消した上で、オークションは続行中。
???
もしかして、出品者(ヒロ氏とします)が用意した囮におどらされ、あわててメルカリで買っただけ?
(ヒロ氏が出品しているべつの出品物にも、同一IDと思われる評価1のアカウントが入札しているものがあった)
しかし、なぜオークションを中止しないのだろう?
メルカリで商品が売れてしまった現在、このオークションが成立してしまうと発送するバッグがない…
ものは試しに入札してみるか?と、よからぬ考えが脳裏をかすめたのですが、ヒロ氏はこっちより一枚も二枚も上手。
ここで、マイナス評価がつけられるようなミスをするはずがない。
もし、“タスティング”の巾着がヒロ氏の手もとに2つあって、2つとも捌くつもりでトラップが仕掛けられているのなら…想像しただけで「ゾッ」とする。
結局は、そのオークションに入札者は現れずにお流れとなりました(それ以降の開催は…今のところない)。
8ビートのダンスが得意な『チャラ男』を、いまさら許せぬみづえ気分の出来事でした。
きつね色だったら、おでんの『もち巾着』にしか見えない“タスティング”レスターのドーパミン放出は87%。
当初の予定通りならあと数百円は安かったけど、つかいみちのない期間限定dポイントを消化できた(メルカリでは、dポイントもつかえる)だけでも良しとするか。
これからの季節、浴衣姿の小物として重宝しそう…
noteを書いている中の人はファッショニスタではありません。レビュアーでもありません。 あえてたとえるなら「かろうじて美意識のあるオッサン」といったところです。 自分が買いたいものを買っています。 サポートしなくていいです。 やっていることを遠くから見守っていてください🐰