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#6 1円を稼ぐ、難しさ

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この文章はSCFCのデザイナー、松本が現在のフリーランスになるまでの日記的なコンテンツです。

#5で 、ライスワークとライフワークを分けて考えることにしました。
まずは、ライスワークをとにかく安定させることに全力で取り組んでいくことにします。

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上記のような感じで、1日を過ごしてみようと決めました。

【ライスワーク】
主にお金を稼ぐ時間。
メーカーを辞めて、全くコネもなかったので、0から作る必要がありました。とりあえず、誰しも考える1手が、クラウドソーシング系だと思います。
大手だと「ランサーズ」「クラウドワークス」あたりが有名です。
とりあえず全部登録、気になるものには全て応募。デザイン系の案件を積極的に取り組んでいこうと思っていました。

【ライフワーク】
イラストをとにかく描く練習をおこなってました。
この頃はアナログとデジタルの両方を考えていましたが、徐々にデジタルになり、現在はフルデジタルです。
ライフワークなので、好きな絵だけ!と言いつつも、これはこれでいつかはお金に繋げたいと思うので、純粋なライフワークではなく、どのようにファンを獲得するかを考えたり、作品の企画を考えていたりしました。
この時に、商業イラストレーターではなく、作家になろうと思いはじめます。

【営業】
仕事を取るために、営業の時間を作っていました。
まず最初にはじめたのは、twitterでの営業。
デザインを必要としているようなツイートをしていたり、デザイン募集をかけているツイートを検索で探して、ひたすらDMを送る毎日を過ごしていました。

>>1円稼ぐ、難しさ

クラウドソーシングで、主にデザイン系のお仕事を探していくわけですが、目につくのはコンペ案件で、採用されないとお金が貰えないシステム。
それでも、数万円のお仕事なので、採用されれば!採用されれば!と思い、おおよそ1日2〜3件のロゴやチラシ系のコンペを黙々とこなしていきますが、何件やっても通らない・・・!
まさかの方向が採用されたり、同じ様なアイディアだったけど競り負けたり、コンペが途中で立ち消えたり。
最初の1ヶ月で、1度も採用されないまま、時が過ぎ、絶望します。

作った案件は、100件ほど。
マジで、こんなに難しいものなのか・・・と1円の壁にぶつかります。

さて、松本はどうなったのか。見てみましょう。





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こうなりました。

2ヶ月ほど続けますが、何一つ改善されず、1円も得られないまま、心がバキバキに折られてしまい、虚無に陥り、好きな絵を描くことに逃げてしまいます。

そんな生活が学校が終わりを迎える頃まで、続いてしまいます。
殆ど絵を描く時間に当てて、課題はやるものの、たまに友達と遊びに行く。
まさに学生の生活に逆戻りして、投げやりになっていた松本に更に悲劇が襲い掛かります。

では。

おいしい牛乳を毎日飲みたいです。よろしくお願いします。