#19 アウトプットこそがすべて
この文章はSCFCのフリーランスデザイナー松本が、日頃思った働き方について書く日記的なコンテンツです。
タイトル的に、極論か?と思われるかもしれませんが、言い過ぎてはいないとフリーになってからは特に感じます。
クリエイティブ職なので、何かを作ったりするのは当たり前ですが、制作物以外にも必要なアウトプットと言えることがたくさんあると思うからです。
セミナーに行くことも大事だけど。
一年目、私もとにかく色々なセミナーや交流会に参加しました。
参加すること自体にも勿論大きな意味があります。
その場でのリアルな交流は、正直ネット上の交流何ヶ月分にもなると個人的には思っています。
そういった繋がりが後々思わぬところで、好転したりすることがあるので、とても大事な繋がりです。
私も、今交流がある人の9割はリアルでお会いしたことがある人です。
ですが、セミナーや交流会の落とし穴も結構あります。
特にセミナーは、他人の経験を聞けるチャンスでもある代わりに、自己投影してしまいがちな点が難しいところです。
成功するための気づきや、手段、方法は、セミナーなので、多くの人が実践できる方法になっていることが多いです。
良いセミナーに出会うと
「あっ、これなら自分でもできる!」と感じ、満足感が高いセミナーだったと、次のセミナーにも足を伸ばすようになります。
実際、大阪で知り合いの方が企画しているセミナーは、どれもかなり有益で、お値段以上!と感じることがほとんどです。
今年東京・大阪で開催されたマエダさんの「カセグーン」は、特に技術をお金に変える部分を包み隠さず、一線のクリエーターが語るイベントで、直ぐに席が埋まってしまうほど人気のイベントです。
次は名古屋であるみたいですので、マエダさんをフォローして情報を入手しましょう!(私も予定がなければ、行きたかった・・・)
じゃあ、何が問題なのか
為になるイベントに行くこと自体は、とても有意義だし素晴らしいことですが、その先に問題があると思うのです。
というのも「インプットして終わってない?」という点です。
とても有意義で、とても為になり、確かに納得感がある。
けど、そこで終わってませんか?
実行に移すことの難しさってありますよね。
私も日々すごく感じていて、「あれやりたいと思うんです」とか「こんなこと考えてます!」ということを、よく知り合いに話すんですが、少し前からちょっとこれは危険だな・・・と感じるようになりました。
結局、やりたい!とかやる予定!とか、10分の1もやらないんですよね、大半の人間は。(勿論自分も含め・・・)
なので、少しやりたいことが決まったらまずは黙ってやることこそ、一番大切にすべきかなと思います。
よくアドバイスを求められるフリーランスの先輩方が、アドバイスを求めてくる人が絶えないけど、アドバイスを実行して、次の課題を相談してくれる人は全体の1%もいないんだよねぇ・・・・とアドバイスすることに疲れている・・・と言った話もよく聞きます。
簡単なことを継続する
結果が出るまでは、とても時間がかかります。
勿論即効性のあるものがあるなら、全員がその方法で成果をあげていることでしょう。が、そんなことはありえないのは、大人ならわかると思います。
とはいえ、この方法だめだから、次の方法探しにセミナーへ!みたいなことは結構何にもならないループに入ることも多いと思います。。。
だから、まず小さなことから少しずつ確実に実行する。
これが必要だなと思っています。
イラストレーターなら、毎日15分絵を描いて、SNSに投稿する。
デザイナーなら、その日作ったデザインをもう一度見直してみる。
ライターなら、毎日日記をつける。
負担にならないレベルのことで、習慣化することが大事です。
口だけになりがちなので、私も、毎日制作物を仲間内で共有していました。
※ちょっと色々問題があるものもあるので、ぼやかしてます・・・
現在、途切れてしまった時もありますが、おおよそ70日間毎日何かしら、仕事以外で練習のために時間を作ることが出来ています。
そして、その作品を使って、色々実験していまして、全く知り合いに頼らず、twitterをどれだけ運用できるか先週から試し始めました。
とりあえず今見えているアカウントよりも順調です。
まずは2020年春までに、そこから仕事を生み出すことを目標としています。
そんな試みも、今後ここで公開できたらなぁと思います。
最近、何もしてなくない?みたいなことを言われたのですが、ちゃんとやってますよ!!多分!!!
黙々と実行していきます。