FLONTLINEをカウコンで披露したこと。
はじめに
この記事の大体の内容は、HiHi JetsがカウコンでFLONTLINEを披露したということに対して不快感を抱いた。ということである。大前提として、HiHi Jetsのことは大好きである。
デビュー組の舞台として用意されたカウントダウンコンサート。
そこで3曲、約7分の時間をHiHi Jetsが東京ドームを魅了したということ自体は一人のH.A.Fとしてとても嬉しいし、後日YouTubeにて公開された様子をみると誇らしいとさえ思えた。
それでも、あの場でFLONTLINEを歌うのは違ったのではないか…?と思う私がいる。
これ以降を読み進めるのは読むのは自己責任で。
いや、HiHi Jetsは最高だった!!と思う方は、この記事こそ不快だ!と思う可能性があるので是非ユーターンを。
それでも私が記事として書くのは、以前別界隈でモヤモヤしていた時にある人の記事を読んで「私のモヤモヤの正体はこれだったのか!!」と思えたことがあったからだ。もし同じようにモヤモヤしている人がいて、その人の心に一石を投じることができるならこれ以上の意義はないとおもう。
感情の整理
大晦日
私は23時ごろから同じくH.A.Fの友人と電話をつなぎ、紅白の話をしたりカウコンを視聴し感想を言い合ったりしていた。
HiHi Jetsが映った時はお互い電話を繋いでいることを忘れて大絶叫した。バックにいると、うすうすはわかっていたもののやっぱり嬉しいものだ。
ほぼ徹夜でステージに立ち、翌日、元旦からのジャニアイも控えていることに対して心配もした。
ことの始まりはカウコンの放送終わって30分後ぐらいだったと思う。
おそらく東京ドームでもライブが終わり、心強くも会場に入ってくれていたH.A.Fがレポをツイートしてくれた。
最初にそのツイートに気がついたのは電話の向こうの友人だった。
「FLONTLINE歌ってる…」
思わず「はぁ?」と叫んだ。
FLONTLINEは11月20日、21日に代々木第一体育館で行われた「五騎当千」で披露された新曲だ。アリーナ単独という大きな一歩を踏み出した中で披露された新曲はそれはもうかっこよく、HiHi Jetsのこれからをますます期待させるものだった。
H.A.Fはもちろん、彼らも格別な想いがあったと思う。
一方で五騎当千はとても倍率が高いライブかつ、コロナがまだまだ流行している中での開催だった。行きたくても行けなかったH.A.Fは全国、いやきっと世界中にいただろう。
それでもネット社会である。新曲が発表されたことはみんな知っていた。
実際にステージの上で歌っている姿を知っているH.A.Fは単純計算をすると、
4,124(最大キャパ、実際はもう少し少ないだろう)×4公演=16,496人
正しい数字はでていないが、倍率は15倍以上あったのではないか?という話も聞いた。
何が言いたいかというと、H.A.Fのほとんどの人が聞いたことのない曲を他のグループのファンに先に聞かせるのはどうなの?ということだ。
FLONTLINEの初披露からの話
一度FLONTLINEのいままでの経歴を見てみよう。
2021年
11月20日 五騎当千にて初披露(全4公演全てで披露される)
12月30日(ほぼ31日) Melodix!にて披露
12月31日 カウントダウンコンサートにて披露
2022年
1月9日 ジャニーズJr.チャンネルにて公開
カウコンで歌う前にテレビ放送があり、そこで初めて聞いた人はたくさんいるだろう。それでも会場で聴くというのは意味が違う。
FLONTLINEを歌うべきではなかった理由
彼らは言ったのだ。今までより遥かに広い会場で。
「絶対置いてかねぇからな!」
ずっと双眼鏡を覗いていた人も、会場外でTLを見ていた人も程度に違いはあれどその言葉を心の拠り所にしているのではないだろうか。私も心の拠り所にしていた、のだ。
FLONTLINEをカウコンで歌うか歌わないかでこの言葉の重みが全く違ってくるのではないかと私は思う。
彼らも人間だ。昨日発した言葉の全てを、一語一句違えずはもちろん、どんな内容だったかの大枠すら覚えているのは難しい。それでもその言葉は忘れるべき言葉ではないし、ただの過去に発したものにするべき言葉でもない。これから先、ますますこの言葉を心の拠り所にする人は増えるだろう。
最後に、HiHi Jetsへ愛を込めて
生き急いではいないだろうか、HiHi Jetsよ。
生き急ぐだろう、目まぐるしくかわるこの世界で光の中に立ち続けるだけでも難しいのにかれらはその先を目指している。それでも、急ぐあまりにこぼれ落ちてしまっているものはないか今一度考えてみてほしい。過去の栄光に浸るなど愚の骨頂であるが、今まで歩んできた道で出会ったものをもう少し愛でてほしい。
過去も含めてあなた達なのだから。
あなた達の夢が大好きです。小学生の冗談みたいに馬鹿げてるけど、何よりも心が震えるあなた達が目指す夢が。
「伝説になる」
きっといつか、HiHi Jetsの結成した瞬間が。
いや、5人がそれぞれジャニーズ事務所に入所した瞬間。
いやいや、彼らが生まれたその瞬間が伝説の始まりになる。
名も無いオタクの戯言と、一蹴してくれて構わない。が、どうかその手の中に一度収めたものが溢れないよう叶うばかりである。
明日は2月15日。CRUSH FLONT LINEの当落だ。その前に一度吐き出して気持ちの整理をしておきたかった。