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【Oathbreaker】歓喜する喧嘩屋、タイヴァー+召喚士の契約 

 全世界1億人の誓い破りの皆さんこんにちは。
 不浄なる者、ミケウス/Mikaeus, the Unhallowedです。

黒トリシンがきつすぎる(不採用)

 最近身内でオースブレイカーが流行始めたので初投稿です。

 タイトル通り誓い破りを『歓喜する喧嘩屋、タイヴァー』、
 トレードマークの呪文を『召喚士の契約』にしたデッキの紹介です。

 前提として、身内以外とは遊んだことが無い事、デッキが全然最適化されていない事をご承知おきください。

1.身内環境

 身内環境は以下の通り。

▼赤絡み
・火花の学者、ローアン+ジェスカの意志
・反逆の先導者、チャンドラ+ジェスカの意志
・火の血脈、サルカン+ジェスカの意志
・古代を継ぐ者、ナヒリ+鋼打ちの贈り物
・ダク・フェイデン+ミジックスの熟達

▽青絡み
・夢を引き裂く者、アショク+再活性

▼緑絡み
・深海の主、キオーラ+時間操作
・時を越えた英雄、ミンスクとブー+狂暴化
・王冠泥棒、オーコ+閃光
・歓喜する喧嘩屋、タイヴァー+垣間見る自然
・歓喜する喧嘩屋、タイヴァー+召喚士の契約

▽最強+最強+最強+最強=超最強(小学生理論)
・三度の再誕、ジェスカ+ジェスカの意志+愚者滅ぼし、テヴェシュ・ザット+古呪

 ジェスカの意志ばっかじゃねえかお前ん家ィ!

 この中だとぶっちぎりでローアン+ジェスカの意志が早く、アクセルを踏みぬいて2キルをかましてきます。
 他のジェスカの意志デッキは速さはぼちぼち。チャンドラはフルバーンサルカンはドラゴンミッドレンジ

 古代を継ぐ者、ナヒリ+鋼打ちの贈り物はめったにオースブレイカーを唱えないデスタクみたいなデッキ。耳の痛い静寂やサリアで妨害しつつビート完遂を狙います(サリアがめちゃくちゃ強い)。

 ダク・フェイデン+ミジックスの熟達は大量の重量級スペル(アミナトゥの占いとか露骨な窃盗とか)を踏み倒しつつ、あわよくば無限への突入で勝つ中速コンボ。EDHと違って船殻破りが解禁されているため、相手に対してルーティングを起動するうまぶりハンデスコンボも使えます。

 夢を引き裂く者、アショク+再活性はアショクにより妨害しつつ、自身を対象に切削を行ってヴィリス等の大型生物で制圧するコントロール(?)デッキ。オースブレイカーはデカさが正義みたいなところがある。

 深海の主、キオーラ+時間操作は無限ターンコンボ件ミッドレンジデッキ。だいたいキオーラを残してターンが帰ると有限追加ターンのうちに無限マナにたどり着かれて無限追加ターンになる。卓内で妨害が飛び交ってグダるとクッソデカいハイドロイド混成体とかで殴って一人ずつ退場させてくる。

 時を越えたミンスクとブー+狂暴化はめちゃくちゃデカいブーで一人殴り倒した後に投げ飛ばしでもうひとり退場、残りのひとりは大量の手札からのピッチスペル連打で焼き殺すデッキらしい(対戦した事ない)。

 王冠泥棒、オーコ+閃光は無限コンボ抜きでデカ物を投げつけてくるデッキ。時の賢者絡みのコンボはパーツが弱すぎるため入れてるやつはヌーブらしい。閃光で森滅ぼしの最長老を投げるのやめろ。

 歓喜する喧嘩屋、タイヴァー+垣間見る自然はチェインコンボ。〆はエズーリなりなんなり。

 最強+最強+最強+最強=超最強(小学生理論)はボーラスの城塞で決めるアバレデッキ。ジェスカの意志で赤マナは死ぬほど出るのに黒マナが全然足りなくてダメらしいが、そこを何とかしたらメインデッキ56枚とかいう鬼の再現性で強そう(小学生)。普通に二重詠唱コンボでいい気もする。

 この中でタイヴァー+召喚士の契約を使った理由は単純にタイヴァー+垣間見る自然を先に使われていたから(前後関係不明)。

2.デッキ紹介

 デッキリストは御覧の通り。
 隠遁ドルイドを起動してデッキをすべて墓地に送り、壊死のウーズをリアニメイトして勝ちます。

 一応手順は下記の通り
①戦慄の復活等で壊死のウーズを蘇生
②ウーズで墓地の終異種の能力を起動し不死を得る
③ウーズで墓地のブラッド・ペットの能力を使い黒マナを生んで自害
④ウーズは不死を得ているため+1/+1カウンターが乗った状態で戦場に戻る
⑤ウーズで墓地の歩行バリスタの能力を起動して1点射撃
⑥手順②から⑤を他プレイヤーが倒れるまで繰り返して勝利

 デッキの強みは打消しにある程度強い事。
 というのもトレードマークの呪文に指定した召喚士の契約は打ち消されると契約料が発生せず、2回目のチャレンジであっても2マナでクリーチャーのサーチが可能となるからです。
 ここは破滅の終焉よりも明確に優れていると思っている点で、仕掛けの速さとリトライの容易さで意外と1枚程度の打消しならなんとかなる事が多いです。
 また隠遁ドルイドが打ち消しや除去で落とされた場合でも、タイヴァーの小マイナスで蘇生させる事で、単純な除去に対しても耐性を得る事が可能です。

 弱点はどう考えても墓地対策に弱い事。
 この点は割り切ってコンボスタートするか、サブプランのスモッグコンボで手札をかなぐり捨てて仕留めに行くかしましょう。
 デッキに入っている吸血の教示者と悪魔の教示者はたいてい煙霧の連鎖をサーチするために使います。他のコンボは召喚士の契約のサーチで足りるためです。

 引いてはいけないパーツは壊死のウーズ。終異種は最悪茨異種のタフネス上昇能力で代用できるルートがあったりするので気合が大事です。
 その壊死のウーズもマナ総量は4と手出しが現実的な範囲に収まっているため、見た目よりかはゴミカードを引いてキレ散らかす事は少ないです。

 妨害がなければ3キル、モックス・ダイアモンドなどが絡んだ上振れが発生した場合は2キルも夢ではない程度の速度感です。妨害がなければなんて無意味な仮定言う意味あるか?

3.個別カード紹介

・ティタニアの僧侶

 緑を使う理由の大部分はマナクリが使用できるからなのですが、その中でも群を抜いてヤバい1枚がこれです。魔力の墓所や太陽の指輪が禁止されているおかげでマナクリが復権していますが、復権した結果ティタニアの僧侶がバケモンになってしまいました。
 マナエルフがひしめく盤面に後から投げてめちゃくちゃ、先に投げておいて後続のマナエルフのプレイを躊躇わせるなど、ティタニアの僧侶を置いたもん勝ちな状況を生み出します。
 鳥を見たら焼けではありません。オースブレイカーはおばさんエルフを見たら焼けです。

・忍耐

 血涙を流しながら召喚士の契約でサーチする墓地対策として。
 これが入っているおかげで九死に一生を得られると考えるか、ブリーチコンボの処理を押し付けられると考えるかは意見が分かれる。
 契約料を払って勝てなさそうならサーチせずに押し付けてきた人もろとも沈むくらいの気持ちでIKEA。

・切り崩し

 殺しや四肢切断はライフを払っていると普通に死ぬのじゃ(とほほ)。このため1マナで唱えられてオゲモン(お下品モンスター。ドラニスの判事とかエメリアのアルコンとか)の処理が出来る切り崩しに白羽の矢が立ちました。

・取り除き

 ローアンやアショク、オーコにタイヴァーといった犯罪者を処すために必要なカードとして。ゆがんだ身内環境を象徴する1枚。
 黒緑は打消しがないためトレードマークの呪文に対して無力ではあるものの、オースブレイカー本人を処理する事で2回目のトレードマークの呪文に繋がらないよう抵抗するそぶりくらいは見せる必要があります。

・シェオルドレッドの勅令

 オースブレイカーの黒を象徴するカード。古呪なんかより断然強い。
 人の誓い破りを処理してニヤニヤしてると普通に探索する獣やクソデカハイドロイド混成体にイカれて負けるパターンもある。 

・不憫な悲哀の行進

 ジェスカの意志の標的にされた際に他のオースブレイカーを処理しつつ手札を減らす事が出来る可能性を秘めた1枚。
 プレインズウォーカーに触るカードは基本的に3マナ以降のため間に合いづらいねんな……。ゆがんだ身内環境を象徴する1枚(2枚目)。

4.オースブレイカーを遊んだ感想(小学生)

 世間が言う通りまあまあ世紀末なゲームではあるものの、世紀末なりの秩序があって面白い感じです。
 赤いデッキのジェスカの意志がかなりヤバいのですが、各種モックスをばらまいて手札を減らしたり、最悪マリガンで手札を減らして対抗したりできるのでつり合いは意外に取れてるのかなと。
 ジェスカの意志が不健全な理由は「赤混じりの誓い破りを選ぶとトレードマークの呪文はジェスカの意志でよくない?」になりがちな事な気がします。ワイは赤混じりを使っていないので知らんけど。

 色の強さは、赤>緑>青>黒>白、のイメージ。
 赤は先述のジェスカの意志とそれに付随する瞬間的なマナ加速(捨て身の儀式とか)が強い上に、稲妻をはじめとした軽い妨害手段を完備。当然EDHでおなじみの偏向はたきまで持っているので弱いわけが無いです。
 緑は大量のマナクリを擁しているため強い印象。ただし対赤の色対策カードが無いためめちゃくちゃしてくるのに対しては無力。この辺はEDHと変わらなさそう。
 青はEDHでおなじみの魔力の墓所や太陽の指輪で足回りを叩かれているためそこまで強くない印象。とはいえ激情の後見や環境を牽引する赤に対して青ブラ等で対抗できるため全然悪くない気がします。誓い破りかトレードマークの呪文のどちらかを弾けば大幅に減速させる事ができるため、呪文貫きがクッソ強そう。
 黒がEDHで強かったのはライフをコストにめちゃくちゃ出来たからなんかなあって感じです。それと吸血の教示者や悪魔の教示者が強いのも99枚の中に仕込めるからであって、統率領域に任意のカード2枚を設定できる上にデッキが58枚だとサーチの旨味が薄れてしまうのも評価が下がる点。
 白は一番下に置いてしまいましたがヘイトベアの強さが尋常ではないため、一番下かー? って感じです。サリア置くのやめろ。エメリアのアルコンもやめろ。耳の痛い静寂とかいうオースブレイカー否定カードもやめろ。ビートに活路がありそう。

 ピン除去を打ち合う展開が妙に構築ぽかったり色んな意味でEDHとは違う面白さがあるので、実はEDH勢より構築勢の方がすんなり受け入れられる説もありそう。

 ほな。

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