【EDH】寄生された船長、ザビエル・サル【100枚解説】
ゴーイングメリー号が燃え尽きてしまったので初投稿です。
船長も一緒に燃えた方がよかったという説もありますが、供養を兼ねて100枚解説します。海賊王の死に際に放った一言が人々を海に駆り立てた例もあるんでね(大言壮語)。
勝ち筋は寿エンパイアリスペクトのお寿司。エンジョイ!(デモコンオラクルペチーン!)が苦手な方は注意です。
デッキリスト
統率者
《寄生された船長、ザビエル・サル/Xavier Sal, Infested Captain》
タップとカウンターの取り除き、あるいはタップとクリーチャーの生け贄でそれぞれ居住と増殖が行えるクリーチャー。
この構築では英雄譚の伝承カウンターを取り除くことで任意の章能力を繰り返し誘発させてゲームを進めていきます。
当然増殖能力で章を強制的に進めることも可能です。
どちらの能力もソーサリータイミングでしか起動できないことに注意。居住も増殖もインスタントでやらせてくれや。
コンボ/勝ち筋
《ミラーリ予想/The Mirari Conjecture》
《荊州占拠/Capture of Jingzhou》
《時間操作/Temporal Manipulation》
ミラーリ予想の伝承カウンターを船長の上の方の能力で取り除くことにより、2章の能力「あなたの墓地からソーサリー・カード1枚を対象とし、それをあなたの手札に戻す。」で荊州占拠または時間操作を回収し続けて無限ターンに突入します。
これだけでは勝利できないため下記のコンボを併用します。
《タッサの神託者/Thassa's Oracle》
《Demonic Consultation》
《汚れた契約/Tainted Pact》
最初は居住でクリーチャートークンを増やして撲殺するやで~と目論んでいましたが、船長が基本的にターン1起動になるため小粒の横並べに適さない、大型のトークンを用意するのが手間、そもそもクロックが遅い……となったのでいつもの寿司に。
寿エンパイアに洗脳されているため身内で「エンジョイ勢」というとオラクルコンボをぶちかます輩のことを指します。
またミラーリ予想の3章はそのターン中のスペルをコピーできるため、手札にタッサの神託者が無い状態でも汚れた契約さえあれば、コピーでオラクルがめくれるまで掘って本体で山札をすべて追放することで始動することが可能です。
デモコンの場合は山札の上6枚にオラクルが乗っていたら死にます(当然)。
《胆液の鼠/Ichor Rats》
別に入って無くてもいいんすが、ラガバンによってオラクルがナチュラルに窃盗されることがあったため入れました。
上述の無限ターン中に追加の英雄譚とキオーラの追随者などのアンタッパーを揃えて胆液の鼠をキャストすると、居住で増え続けるトークンをコストに毒の増殖を並行して行うことが出来るようになります。
無限ターン中の殴りは一つの指輪のプロテクションを貫通できませんが、増殖は対象を選ばないため問答無用で全員滅ぼすことが出来ます。《天使の嗜み/Angel's Grace》とかいうクソ陰キャカードも貫通出来ます(そのターンの敗北は回避できても次のターンで死ぬため)。
英雄譚(とカウンターの供給源)
《ガドウィックの初戦/Gadwick's First Duel》
船長の居住能力……はあてに出来ないので、カウンターを増減させることに意味を見出すべく英雄譚に白羽の矢が立ちました。
ガドウィックの初戦の3章はプチミラーリ予想みたいなもので、上述のデモコンや汚れた契約とのコンボを形成します。
1章と2章はあってないようなものなので、これのカウンターを取り除いている時は汚れた契約待ちであることが多いです。幸いにも2章で占術が行えるのでたどり着きやすくはある……あるのか?
《イシルドゥアの自筆の記録/Scroll of Isildur》
1章で非生物ファクトを1つ対象にとって没収できるため、ソルリン等を奪ったり一つの指輪をもらったりします。自筆の記録が戦場を離れると没収したファクトは返さないといけないのでご利用は計画的に……。
2章の麻痺と3章のタップしているクリーチャーの数だけドローは殴りを抑制できる可能性があるのでインクの染みとしてはまだ何か書いてある方。ここまでやると《氷河期/Time of Ice》が欲しくなるような気もするがたぶん気の迷い。
《第1回イロアス競技会/The First Iroan Games》
運動会とかオリンピックとか呼んでるせいでカード名が思い出せないやつ。
英雄譚の中では1章でクリーチャーを生成できるため、わざわざ他で居住の種を用意する必要が無く非常に優秀。
2章のパンプ値が大きく2章を周回しながら1章の人間トークンを居住で増やし続ける筋肉プランもそこそこ現実味がある(本当か?)。
色気を出して3章周回でドローし続けようとするとリセットが飛んでくる可能性が高いのでほどほどにした方がよい。
最後にもらえる金メダルは宝物と違ってタップせずにマナが出せるが、その特性が船長にとって有益であるかどうかはまた別の話……。
《狩人の贖罪/The Huntsman's Redemption》
運動会と同じく1章でクリーチャートークンを生成できるためカウンター供給カードの中では頭一つ抜けて優秀。
理想は3/3ビーストを他のカードのカウンターを取って居住しつつ2章の周回。オラクルを持ってくると露骨すぎるため《呪文探求者/Spellseeker》あたりを先にサーチしてデモコンのクッションにしたい。マナ、かかりすぎでは?
胆液の鼠をサーチして毒を貯めつつ、なんなら3章のパンプで特攻するという使い方ももしかしたらありなのかもしれない。
くっそ悠長だが2章周回すると胆液の鼠と《悪夢の番人/Nightmare Shepherd》が揃うので居住毒殺パターンにいけるかもしれんのでね……。
《ギックスの残虐/The Cruelty of Gix》
先読みつきで即2章から読むことも可能。
そうした場合は2章で即サーチ、船長でカウンターを取り除いて次のターンにまたサーチと寿司を握ることが出来る。オープンリーチやめろや。
1章のハンデスは生物かPW限定のため使いづらいが口プでペラペラしゃべるやつの手札を公開させて黙らせる時に使えます(使ったことない)。
ワイはしゃべり続けるで(鋼の意志)。
《シェオルドレッド/Sheoldred》/《真実の教典/The True Scriptures》
裏面が英雄譚なので。
出す順番は船長→英雄譚となるため死ぬほど重くなければなんでもいいみたいなところがある。
裏面の2章を周回したいところですが現代のEDHは指輪で引き増ししてくるのであんまり効いてる気がしない。というか指輪置いてない人にしかダメージが行かないので利敵行為まである。
表面の布告がけっこうやるので、デッキコンセプトからは外れるが裏返したら増殖して積極的に手を進めるのがいいのかもしれない。
《情け知らずのガラク/Garruk Relentless》/
《ヴェールの呪いのガラク/Garruk, the Veil-Cursed》
両面ガラク。変身条件は「忠誠カウンターが2以下になった時」のため、忠誠カウンターを船長で吸ったら即変身します。
表面の疑似格闘は除去としてあまりにも頼りないのでさっさと裏面にするのが吉。
使い方はだいたい狩人の贖罪と同じなので割愛。裏面の接死狼トークンが300円くらいして草。ガラクの2倍くらいするじゃねえか。
《ウルザの物語/Urza's Saga》
伝承カウンターを吸うことでお爺ちゃんの武勇伝を一生聞けます。
ライフに圧を掛けないといけない場合もそこそこあるので構築物量産プランは割とやります。
当然ですが色マナが出ないのでこれだけでキープできません。土地と書いていますが実質はスペルカウントするべきです。
マナ加速
《極楽鳥/Birds of Paradise》
《深き闇のエルフ/Elves of Deep Shadow》
《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》
《喜ぶハーフリング/Delighted Halfling》
緑以外出るものから選択。極楽鳥と深き闇のエルフはオークの弓使いが当たってしまうので信頼性は低め。深き闇のエルフの方は毎ターン捻るものでもないので《金のガチョウ/Gilded Goose》に差し替えてもいいんじゃないの? という疑惑もアリ。船長の居住はクリーチャートークンしか増やせないので食物は増やせないから特にシナジーがあるわけではないが……。
死儀礼のシャーマンと喜ぶハーフリングはケツが2あるので最近信頼度が高め。喜ぶハーフリングの打ち消されなくなる能力はどうせ船長は打ち消されないのでインクの染み感ある。どちらかというと《一つの指輪/The One Ring》を通す時によく使ってます。
《楽園の拡散/Utopia Sprawl》
《繁茂/Wild Growth》
《東屋のエルフ/Arbor Elf》
《キオーラの追随者/Kiora's Follower》
《アフェットの錬金術師/Aphetto Alchemist》
《花の絨毯/Carpet of Flowers》
楽園の拡散と繁茂はオークの弓使いに撃ち抜かれないマナ加速として。
東屋のエルフとキオーラの追随者は上記2枚が入ったのでそれらを起こして大きく加速する用に採用しました。
アフェットの錬金術師は土地を起こせないものの、各種マナファクトと船長本人を起こすことが出来ます(キオーラの追随者も同じ役割)。
花の絨毯は緑が取れる加速手段としては召喚酔いに影響されないやつなので採用。緑のカラーパイは召喚酔いなので逸脱してるまである(は?)。
《水蓮の花びら/Lotus Petal》
《魔力の墓所/Mana Crypt》
《太陽の指輪/Sol Ring》
《秘儀の印鑑/Arcane Signet》
《友なる石/Fellwar Stone》
ペタルは貴重な何色でも出せるカードとして採用。
クリプトとソルリンは船長を出すためには全く使用できないものの、各種英雄譚がクソ重いのでそれらを出すために採用。ミラーリ予想もギックスの残虐もなんで5マナやねん。
印鑑と友なる石は初手古えの墳墓受け。受けたところで2ターン目船長に繋がらないが、2ターン目船長しても英雄譚が手札に控えていないと虚無りがちなのでさほど問題は無い気がする。
チューター/リクルート
《神秘の教示者/Mystical Tutor》
《吸血の教示者/Vampiric Tutor》
《俗世の教示者/Worldly Tutor》
色があってるチューター3種。玉璽はラガバンで窃盗されるでしょ(最強の海賊やめろ)。
エンチューが使えないため英雄譚を探す時はバンチューを使うしかないが、バンチュー使って探すなら直接的に勝つカードかリス研探すわって感じなので英雄譚を探したことは無いです(コンセプトの弱さが露呈)。
《悪魔の教示者/Demonic Tutor》
《悪魔の意図/Diabolic Intent》
直接手札に入る方のチューターは2種類採用。
ミラーリ予想でも書きましたが3章まで行くとこれらからも寿司コンボが揃うので優秀。なんなら2章で拾えるので再現性は高め。
見え見えなので敵対工作員が直撃する。
《緑の太陽の頂点/Green Sun's Zenith》
《異界の進化/Eldritch Evolution》
GSZは献身のドルイドを抜いたためもっぱらハーフリングがシャーマンをリクルートする用。
異界の進化はミラーリ予想の3章下だとコピーで呪文探求者を持ってきてデモコンサーチ、本体でオラクル持ってきて誘発に合わせてデモコンで勝ちまで行けます。
このパターンだとクレイドルからの緑、どっかからの黒で青マナの消費が少なく仕掛けられるので青マナを温存出来ます。
ミラーリ予想が強いだけじゃね? と言われるとそらそうとしか言いようがない。ミラーリ予想を強く使えるのが船長の強みなので許して。
《呪文探求者/Spellseeker》
異界の進化で書いたようにコンボパーツにもなる。手出しした呪文探求者でデモコンを持ってくると警戒度が爆上がりなので出来るだけ決められる時にだけやりたい。最近レゴラスなんたらかんたらがサーチ候補として参入した。
しぶしぶカウンターをサーチさせられる展開が一番弱いので、さっさと自分都合で切った方が気持ちよさそう。勝てねえなら負けてもいいくらいの気持ちでIKEA。
《願い爪のタリスマン/Wishclaw Talisman》
これもカウンターが乗って出てくるカードなので居住のコストに使えます。
2回ここからカウンターを取った後に相手に渡すと悪用されずに済みます(テキスト読み上げ部)。キオーラの追随者やアフェットの錬金術師がいる場合に起こりうるシチュエーションなため狙える時は狙っていきましょう。
ドローソース
《フェアリーの黒幕/Faerie Mastermind》
これが引けている時とそうでない時で手札の量が違いすぎる。
とはいえ波止場のいない色のため手札がパンパンになっても吐ききれない(即座に仕掛けられない)ため溢れんばかりの手札がディスカードされていくのを見守る羽目になる。
迫真の瞬速ブロッカーとして身を挺して守ってくれることも。
寿司を握るときは余力があれば悪魔の意図などで事前に処理しておくと事故死が無くなる(テキスト読み上げ部)。
《帳簿裂き/Ledger Shredder》
手札は増えていないのでドローソースと呼ぶかは怪しい。
弓使いが生き生きとしだすので最近は弱いのだが、船長的には+1/+1カウンターが乗るため居住の起動の種としての役割があるため外すに外せない。
これも世界王者と同じ寿司を握る時は余力があれば処分しておきたいところさん。
《神秘的負荷/Mystic Remora》
《リスティックの研究/Rhystic Study》
いつもの青の嗜み。
神秘的負荷は累加アップキープでカウンターが溜まっていくため、船長の居住コストで経年カウンターを吸うことが出来る。とはいえ絶対に1個は乗った状態になるのだが……。
船長より打ち消されたくない(そらそう)。
《一つの指輪/The One Ring》
カジュアル的にはこいつのおかげで手札が簡単に増えるようになって嬉しい。単体でアドバンテージが取れない統率者のお供。船長、聞いてるか?
いちおう重荷カウンターも船長の能力で外せますが、そんなことする前に大量ドローで勝ってるという話もあるので「そういうこともできる」くらいに覚えておいたらいいと思います。
アフェットの錬金術師とキオーラの追随者は船長を起こすより指輪を起こしてます(当然)。
プロテクションが優秀すぎて沁みる。
打ち消し
《否定の契約/Pact of Negation》
《払拭/Dispel》
《狼狽の嵐/Flusterstorm》
《精神的つまづき/Mental Misstep》
《呪文貫き/Spell Pierce》
《白鳥の歌/Swan Song》
《激情の後見/Fierce Guardianship》
《意志の力/Force of Will》
入ってる打ち消しだけはいっちょ前だな~(チクチク言葉)。
激情の後見構えにするためにも英雄譚を始めとするカウンター供給源を待たずに船長を大海原へ放流してやりましょう。
《不完全を拒絶せよ/Reject Imperfection》とかいう増殖付きカウンターもありますが、3マナだしそもそもそういうデッキではないので当然入っていません。
除去
《オークの弓使い/Orcish Bowmasters》
マナクリは焼かん方がいいみたいな風潮があるらしいが、緑でマナクリ使うデッキは足回りを叩いといた方がええやろという気がする。単色に近づくにつれ生かしといてもろくなことにならなさそうなので(どうせ妨害してくれなさそう)。
ワイのマナクリはいいマナクリなので焼かないでください。
めっちゃドローするわりに変身ヘリオッドにはそんなに効かないのが恐怖。もっと効いてくれー!!!!!!!
《切り崩し/Cut Down》
《致命的な一押し/Fatal Push》
《サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift》
《Legolas's Quick Reflexes》
《突然の衰微/Abrupt Decay》
《致命的なはしゃぎ回り/Deadly Rollick》
英雄譚含めサーチを多用するので敵対工作員が天敵。というわけで敵対工作員に当たりやすい除去をできるだけ搭載しました。
Legolas's Quick Reflexesは一応船長をアンタップさせて能力を2回起動するために使うことも。本命はアフェットの錬金術師に対して使用し、自身をアンタップし続けることで盤面を一掃する使い方。キオーラの追随者は自身を起こせないのでアフェットの錬金術師でしかできません。天光を求める者まで入れるのは流石にやりすぎだと思ってやめました。あっちは先置きすると暇つぶしの弓使いで落ちるし。
その他妨害
《ティシャーナの潮縛り/Tishana's Tidebinder》
一部の護法持ち統率者など触りづらいカードに触れるようになったので好き。
その反面敵に回すとレゴラスなんたらかんたらをアフェットの錬金術師に対して唱えた際に、アンタップ能力の起動をもみ消されると謎のバニラ生物になってしまう悲しみを背負うので嫌い。
船長の居住がインスタントでもいけたのなら《大笑いの写し身/Cackling Counterpart》みたいなクリーチャートークンを生成するカードも入れたんやが……。
《敵対工作員/Opposition Agent》
こいつより優先するカードが無いのが船長の悲しいところ。
勝ち筋を寿司にしたことで相手のサーチを乗っ取った時にまあまあ勝てるのはよい。
船長はソーサリータイミングでしか動かないので瞬速3マナを構えているとまーじで怪しくすぐばれる。怪しすぎるので3マナオープンにして返すと警戒してくれることとは表裏一体。
《耐え抜くもの、母聖樹/Boseiju, Who Endures》
《天上都市、大田原/Otawara, Soaring City》
《見捨てられたぬかるみ、竹沼/Takenuma, Abandoned Mire》
色の合う魂力土地の3種盛り。
竹沼だけ妨害じゃなくね? という気もするが、潮縛りと敵対工作員を拾って投げる限界ムーブもあるっちゃあるので妨害カウント。ミラーリ予想の回収対象が無い時にお祈り切削してみるとかそういう使い方もある。
その他ユーティリティカード
《永遠の証人/Eternal Witness》
ウルザの物語と魂力土地3種が土地としてカウントし辛いため、序盤はフェッチを拾って土地を伸ばしたりしています。中盤以降の緑の太陽の頂点が浮きがちになるのでそれを防ぐためにも1枚はこの手のカードが必要かなと。
《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph》
自身の場にあるカードがあまりにも弱いためもっぱら人の盤面のカードのコピーになってる悲しきファイレクシアン。3マナ2点ペイで出せるのがあまりにも便利すぎる。
このデッキに限って言えば英雄譚のコピーになりたい時がある都合上、《賢いなりすまし/Clever Impersonator》や《霜のモーリット/Moritte of the Frost》の方がよいのではという説もある。さすがに無さそう。
《悪夢の番人/Nightmare Shepherd》
船長の能力は《交易所/Trading Post》のように各々関係しているものではありませんが、それらを結ぶべく採用された謎のテーロス産デーモン。増殖の方の能力でクリーチャーをサクると居住用の種が出てきます。
悪夢の番人が存在する時にマスデスを食らっても番人以外全員トークンにすることで被害を軽減することが出来ます。
その場合は1回船長にも死んでもらって、悪夢の番人の能力で追放された時に置換して統率者領域に戻してあげましょう。マイコイドに寄生された挙句ナイトメアに転生させられる船長、哀れ。
似た能力の《冷たき集いのキンズー/Kinzu of the Bleak Coven》も採用候補。いっそのこと両方採用するのもアリな気がする(あっちは5マナなので抜けた)。
《夏の帳/Veil of Summer》
いちおうコンボデッキ()なので打ち消されないように採用しました。
《ジェスカの意志/Jeska's Will》の対象になった際に立ち消えさせられないのが狂いそう。赤いカード許せねえよ。
《活性の力/Force of Vigor》
身内での通称「Force of Kassei」。黒いやつは「Force of Zetsubou」。
手札が増えないデッキなのでピッチしまくるとすっからかんになってまうため、マナ払って打てる時はそっちで打った方がよいという説もある。
全員リス研はケアしてくれるやろ~と思ってピッチせずに待っていると無視し始める無法者が現れた時に血管が切れそうになるが、そういう時は慌てて割らずに自分も無法者になったりワイワイした方がEDHは楽しいゾ。
《カエル声の写し身/Croaking Counterpart》
唯一残留したコピー生成カード。
金粉のドレイクをコピーしても生成されるトークンのサイズが1/1なので殴り返されても痛くない。船長がインスタント居住できれば金粉のドレイクトークンが相手の場にわたる前に増やすことが出来たのだが……。ドレイク自体はコピー祭りが開催されるととんでもないことになるので入れてません。
フラッシュバックがついてるため1発目は適当に打ってもよさそう。ウィットネスのコピーを作ってカエル声の写し身を回収しておくのも手。というかウィットネスのコピーは居住で増やすと強い筆頭なので積極的にコピーしておきたい。
《歓喜する喧嘩屋、タイヴァー/Tyvar, Jubilant Brawler》
召喚酔いを無視するカードは《調和の中心/Concordant Crossroads》や《千年霊薬/Thousand-Year Elixir》といったものもあるが、自身にしか影響を与えず、リアニメイト能力がついていて、ビガーのコストになれるタイヴァーを入れました。
召喚酔いを無視して強い場面はそんなにないのでいずれか1枚入れるだけでよさそう。千年霊薬はファクトヘイトに引っかかるので無し寄り。
その他土地
《統率の塔/Command Tower》
《真鍮の都/City of Brass》
《風変わりな果樹園/Exotic Orchard》
ヤシャーンが嫌いすぎてマナの合流点ではなく真鍮の都にしているが、そろそろ合流点に切り替える時が来たのではないかと感じている。
《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
《湿地の干潟/Marsh Flats》
《霧深い雨林/Misty Rainforest》
《汚染された三角州/Polluted Delta》
《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
《宝石の洞窟/Gemstone Caverns》
死儀礼のシャーマンの起動コスト捻出のためと、楽園の拡散を安定してエンチャントするために入れられるフェッチは全投入。
フェッチ9種と魂力土地3種、ウルザの物語のせいで純粋に土地換算できるカードが少なくなってしまった。
宝石の洞窟よりダメランのようなシンプルに色マナが出る方が強いのではないかという説もある(手札1枚失って出すのが船長ってマジ?)。
《Bayou》
《Tropical Island》
《Underground Sea》
《草むした墓/Overgrown Tomb》
《繁殖池/Breeding Pool》
《湿った墓/Watery Grave》
楽園の拡散を採用しているためできれば森を持つデュアルランドからスタートしたい感。むやみに島カウントを増やして花の絨毯の餌食になりたくないのでBayouとかからお伺いを立てていく感じで……。
《下生えの競技場/Undergrowth Stadium》
《回復の温泉/Rejuvenating Springs》
《変遷の泉/Morphic Pool》
痛くないけど楽園の拡散を貼ることが出来ないため、クラウドランド+楽園の拡散しかない初手はたいていマリガンした方がよい(そらそうじゃ)。東屋のエルフも同じ。
《冠水樹林帯/Waterlogged Grove》
土地を増やすにあたってダメランと迷いこっちを採用。でも1回もドローで使ったことが無いためいつ捻っても痛いこっちよりダメランの方がよさそう。
《ガイアの揺籃の地/Gaea's Cradle》
居住を繰り返しているといつの間にかすごいマナが出るようになるが、緑マナを注ぎ込むカードは抜けていったため浮きがち。
強く使うなら《破滅の終焉/Finale of Devastation》を戻した方がよさそう。
そうなると今の構築はサーチして強いクリーチャーが存在しないため根本から変えないとダメそう。
《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
《成長の揺り篭、ヤヴィマヤ/Yavimaya, Cradle of Growth》
フェッチから色を出して実質の土地枚数を水増ししているというようなところもある。が、所詮は単色しか出せないため普通に2色土地を増やした方が強そう。
アーボーグがある時は青緑のデュアランを、ヤヴィマヤがある時は青黒のデュアランを集めた方がいいのじゃ(天才フェッチ博士bot)。
《古えの墳墓/Ancient Tomb》
船長を出すためには一切寄与しないものの、英雄譚はクッソ重いため採用。初手にこれと印鑑があっても船長の早出しにはならないため騙されてはいけない。大前提として、船長→英雄譚の順番で出さないと船長が船から降ろされるハメになる。
《魂の洞窟/Cavern of Souls》
タマクツセット!!┗(^o^;)┓人間かな????wwWWwwwwww┏(;^o^)┛ファンガスかな??海賊かな??wwWWWwwww(´・`;) こ…これ…これは………… ウィザードだあああああ┗(^o^)┛wwwwwwww┏(^o^)┓ドコドコドコドコwwwwwwwwwww
なにわろとんねん。
終わりに
英雄譚の章を増減させて遊ぶのは結構楽しいので皆さんもプレイして同じ地獄を味わってもろて。ワイは寿司を握らないと勝てなかったんで他の構築を見たいという気持ちがある。
カルロフ邸殺人事件で裏向きがフィーチャーされたので次はカディーナかミッシーで遊びます。
ほなまた。
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