🔲X世代が「デジタルぼっち」にならないためのシンプルな方法🔲

こんにちは、人生探求の旅ナビゲーターのまっつんです。

新型コロナウイルスの世界的蔓延で、世界から人の動きが止まってすでに１年が経過しようとしています。

今、世界で共通のキーワードは「分断」ではないかと思います。

まっつんの感覚ですが、この１年で、「全く身動きできなくなった人」と、「どんどん新しいことに挑戦している人」の２種類の人に分断されたように感じます。

その違いは「デジタルネイティブ」と「デジタルイルミグラント」の差ではないかと思っています。いわゆるデジタル途中参加のX世代の中でも、さらに対応が遅れた人たちが大変なことになってると思います。

まっつんは、このままでは、多くの人たちがデジタルの世界でコミュニティから「分断」された状態の「デジタルぼっち」になる危険性があると思っています。

今回は孤立や分断によって「X世代が「デジタルぼっち」にならないためのシンプルな方法」として書いてみたいと思います。

ちなみに「デジタルぼっち」という言葉は「分断」だとイメージしづらいので、まっつんが作った造語です。

出典：まっつん作成資料

□  デジタルは「リアルぼっち」の救いとなる。

「都会」は、なぜ人を惹きつけるのか？

「格好がいいから」「仕事があるから」「刺激的だから」「良い大学があるから」

その答えは、人それぞれにあると思います。

この場合は、例えるなら「田舎」と「都会」との対比です。

別に田舎を馬鹿にしているわけではありません。

視点を世界に広げると東京の「都会」育ちの若者もこの対比の構造から「日本」から「世界」へと憧れを持って旅立っていくのだと思います。（優秀な人材の流出は日本の新しい課題です。）

そして、この対比が起きる理由の１つが「多様性」だと思っています。例えば、「田舎」では自分のマイナーな趣味を理解してくれる人はゼロだとしても都会では、結構な人数の「同好の士」がいたりします。さらに世界となるとさらに増えることになります。

デジタルの利点はネットワークを通じてマイノリティでも瞬時にデータマッチングさせてくれる便利な点にあります。

肝は「Digitalization is timeliness」です。

出典：内閣府HP Society 5.0より

そして、個人として情報アクセスと情報発信が容易になることで、社会構造自体が従来の枠を分解されて再構成される「デフレーミング」がおこると予測されています。単純な例で言えば、「大企業時代」から「個人経営時代」へ移行し、フリーランスの増加による世界的コワーキングスペース（Coworking Space）の拡大となるそうです。（全てが予測通りになるとは思いませんが増加はすると思います）

一応、日本もソサエティー5.0（Society 5.0）を提唱しています。

Society 5.0とはサイバー空間（仮想空間）とフィジカル空間（現実空間）を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会（Society）狩猟社会（Society 1.0）、農耕社会（Society 2.0）、工業社会（Society 3.0）、情報社会（Society 4.0）に続く、新たな社会を指すもので、第５期科学技術基本計画において我が国が目指すべき未来社会の姿として初めて提唱されました。　内閣府　科学技術政策　Society 5.0より抜粋

出典：内閣府HP Society 5.0より

では、そんなデジタル世界が訪れた際にX世代の個人がデジタルぼっちにならないようにするにはどうすれば良いでのでしょう。

因みにデジタルについては前に書いた🔲人生設計にデジタルが欠かせない理由🔲をご参照ください。

https://note.com/matsuda2772/n/na4b86f6799ff

🔲　デジタルぼっちにならないためにパワーアップした「つなげる力」を使ってみる。

Society 5.0とか、デジタル・トランスフォーメーションなんて言葉を使うから、アレルギー反応を起こす人が出るのです。

X世代の人たちは「日本語を使いないよ」と言いたくなりますが、

簡単にいうとデジタルはパワーアップした「つなげる力」と言っていいのではないでしょうか？

IT化に日本国中の企業が取り組んだ結果、現在、会社の仕事でPCを使わない日々はないと思います。でもデジタル化はどうでしょう？

日本の会社は自前主義でなんでも自社開発した結果、社内システムは自社だけのクローズしたシステム開発が多くなっています。つまりオンプレミス環境となっています。外の世界と繋がっていない状態ではデジタルの恩恵は受けることができません。

それは個人も同じなのです。

家にPCを持っているだけでは、「デジタルぼっち」なのです。

現状を認識することで行動を変える動機が生まれ、実際に一歩を踏み出し継続することで行動変容が起きます。

そもそもX世代は「デジタルイミグラント」です。

PCも新しい家電を揃える感覚で購入した方も多いと思います。

Y世代やZ世代のデジタルネイティブとは大きく違います。

しかし、X世代は、今のクールジャパンとして世界から注目を浴びる元となったゲームやアニメの発展を支えた世代であり、現在も日本における最大の購買力を持つ世代なのです。

大袈裟に言えば、人類が初めて遭遇したデジタル革命というべき新しい世界へ知識ゼロから乗り出して抜群の適応能力でデジタルを吸収した世代と言えます。

その世代特性を生かすことで、情報を発信する側に回り、フラットな関係性の仲間とのコミュニティ形成や、やりたいことを一緒にやってくれる仲間とのマッチング、気楽に思った時に即実行が可能となるアクティブな人生を手に入れることは可能だと思います。

FacebookやTwitter、Instagram、YouTube　なども普通に生活に浸透しています。

デジタルネイティブたちがやっているように「とりあえず使ってみる」

シンプルですが行動変容するには、効果的な処方箋です。

情報との多様な接点を持って積極的に参加することで「デジタルぼっち」からの脱去が図れるはずです。

X世代はよく「リアルにこだわりデジタル人間関係を信用しない」と書かれていたりしますが、確かにリアルにこだわっている人は、コロナ禍で足踏み状態が続いています。

しかし、一旦世界を構成する前提がガラリと変わったと認識することで、X世代の強みである「新しい世界へ知識ゼロから乗り出して抜群の適応能力でデジタルを吸収する能力」を発動することができるのです。

バブルが崩壊した時に、「夢よもう一度」と行動変容をしなかった人たちは、雪だるま式に積み上がる損失に対処できませんでした。

最近では、AppleやGoogleの誕生に日本企業が協力していたにもかかわらず、全くその価値を認識することも、活かせることもできなかったという歴史を繰り返すようなものです。

新型コロナウイルスも同じです。

もう以前の「世界には戻ることはない」「新しい世界が到来している」と認識して行動変容した人から順次次の世界へ進んでいます。

その証拠にデジタルネイティブ世代が舵取りしている企業は、コロナ禍でも順調に業績を伸ばしています。

開かれた「扉をくぐるか」「扉の前で立ち止まったままなのか」選択するのは貴方次第なのです。

孤高の「デジタルぼっち」を気取っていても、数年すれば、日本もこれまでとは、全く異なるデジタル世界で生活することになるのです。

「踊る阿呆に、見る阿呆」ではありませんが、コロナ禍を利用して新しい扉をくぐってみてはいかがでしょうか？

以上、X世代が「デジタルぼっち」にならないためのシンプルな方法」について書いてみました。

少しでも皆さまのお役に立てれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

次回もよろしくお願いします。

🔲デジタル世界では、チート能力は欲しい！まっつんブログ！