🔲プチから始めるライフ・デザイン🔲ー僕らが人生において成長を望む理由ー

こんにちは、人生探求の旅ナビゲーターのまっつんです。

あなたの人生における優先順位は、何ですか？

ひと昔前なら、「安定」と答える人がほとんどだったと思います。勉強して、いい大学に入って、いい会社に就職して、いい男性・女性と結婚して、家族と退屈かもしれないけど安定した暮らしを営む。

そんな生き方でみんな充分に満足していました。

人生の主人公は、芸能人や偉い人たちであって、
一般人はモブとして一生を送るそんな平凡な生き方で充分満足していたのです。

ところが今の若者たちは、そんな古い生き方には我慢ができまん。

学校教育で、個性の重要さや、人生における自身の成長が最も大切と教えているからです。

そして成長を効率よく行うことを重視するあまり、日々の努力や地道な生き方を選択する人を要領が悪い人とみなして、効率という物差ししか持たない子供も増えているように思えてなりません。

所謂、「楽して本」が売れるもの、「ワンチャン狙い」でSNSに没頭するのもこの世をあげての「効率良い成長が一番大切」という都市伝説的な成長信仰によるのもだと思います。

そこで今回は、🔲プチから始めるライフ・デザイン🔲ー僕らが人生において成長を望む理由ーと言うタイトルで書いてみたいと思います。

🔲「成長」は現代のキーワードになった！

「みなさんは日々成長されていますか？」と問われると、

大抵の人は答えに窮してしまいます。

現代のキーワードは「成長」と言ってもいいいくらい、日常的に「成長」という文字を見にしない日はありません。

就活生も企業選びで、この会社で「自分が成長ができるかできないか」という点に重きを置いて活動されている方も多いと思います。そうでなくても、エントリーシートや自己ＰＲには、いかに自身が成長したかを吟遊詩人の如く、美化してドラマチックに書いているのではないでしょうか？

学生が終わっても「成長」は人生に付きまいといます。
会社に入社しても社員研修で「体験を通じて成長をしたことはなにか」とか、
業績考課でも「あなたは、どのように成長をしたいと考えていますか」とか、
若手の転職理由にも「会社には不満はありませんが、自分の成長を考えると卒業して次のステージにチャレンジしたと思います」など
いろんな意味でわれわれは「成長」という言葉を日々使います。
では、「成長」とは何でしょうか？
この問いに即座に答えられる人は少ないと思います。

🔲 「成長」ってそもそもなになのでしょう？

私たちは「成長」と一言で表現してしまいますが、実は大きく分けて3つの成長があるとまっつんは考えています。

まずは、「身体的成長」というのは思いつくと思います。
そして、社会人は仕事を上手く回せるようになったりする「技術的成長」があると感じる人もいるでしょう。
３つ目は、経験を積むことで人間が練れてくる「精神的成長」を思いつく人も多いことでしょう。
同じ「成長」でもいろいろと種類があるのです。

①身体的成長：食事や運動によって強化することもできる。

②技術的成長：仕事や経験を通じた学習により練度を上げることができる。

③精神的成長：人との交流や社会的責任など他者を意識する事で習得できる。

そしてこれらの成長は、どれか一つだけではなく常に複合的に存在しているのだと思います。さすがに「身体的成長」は人間の成長期が終わると落ち着くので、人生100年の内、1/4くらいの期間かもしれませんが、「技術的成長」や「精神的成長」は人生のすべての時期を通じて存在していると思います。

成長を実感することができるものとしてはやはり「身体的成長」が一番わかりやすいと思います。赤ん坊だった人間が、体が大きく成長することで、自らいろいろ出来ることも増え、親の助けがなくても自身で生きていくことができるようになる。
わかりやすい成長です。

また、「技術的成長」も昨日までできなかったことができるようになった、という分かりやすい成長だと思ます。特に仕事を通じて学ぶことで、成長は加速します。

そして、人生経験を積むことで、人としてより高い意識レベルへ到達していく「精神的成長」があるのです。

🔲人生設計に「安定」よりも「成長」をビルトインすべき理由

　人類は、狩猟生活から農耕生活へと「安定」を目指した結果、数千年間進歩が遅れたと指摘する識者もいます。未知の領域に踏み出すこと、新しいことへの挑戦はとても「不安定」です。だだし、その挑戦が成功により、人は「成長」を獲得することができます。

　例えば、動物はその環境に適応して種が進化することがわかっています。しかしその進化は非常にゆっくりと行われているいるのです。ですから人類の成長速度は段違いなのです。人類は安定を捨て新たな挑戦をすることで成長し、進化を加速させてきたと言えます。

　その源は「想像力」ではないかと思います。動物と人間に違いは、この明日という未来を想像する力にあるとまっつんは考えます。
　犬や猫が明日の食糧を気にして、目の前の食糧を残しておく行動をするでしょうか？また、植物の種を集めて、それを育てることでより多くの収穫を確保しようとするでしょうか？

　つまり、明日という未来を想像できる人類はそもそもその基本設計に「成長」することが組み込まれている生き物なのかもしれません。

　挑戦によって得られるのもは「成功」か「失敗」の二択と思われていますが、実は違うのです。挑戦によって得られるこのは「成功」しても「失敗」しても経験値が内的資産として獲得できる。これは次に挑戦に向けての「種（seeds）」となる。成長とはこの内的資源である「種」を次の挑戦で芽吹かせ、育てることにあるのです。

　人生設計に「安定」は大切だが「安定」を守るだけでは、この「種」を得る機会を逸してしまい、新しい芽を咲かせこともかなわなくなる。
適度に新しい「成長」を組み込むことで、環境変化なので今の「安定」が維持できなったときに、別の道を選択することで生き残ることができるのです。
そういう意味では、「成長」とは人類が生存するために獲得した能力の１つなのです。

以上、🔲プチから始めるライフ・デザイン🔲ー僕らが人生において成長を望む理由ーと題して書いてみました。

最後までお読みいただきありがとうございます。

少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。

また次回もよろしくお願いします。

🟨 いつまでも成長しないね。と言われ続ける。まっつんブログ