普通のサラリーマンがMBAに!大学院に行くべき理由3選
こんにちは、まっつんです。
大学院卒!MBAホルダー!ってなんかカッコよさげですよね。
MBA(Master of Business Administration)日本語では、「経営学修士」・「経営管理修士」と呼ばれています。
実は、サラリーマンが人生後半戦で悩む資格の1つに大学院があります。
今回は、現在お悩みのあなたが、大学院へ行くべき理由の3選を書いてみました。
じんじーず第1367話「大学院に行こう!」にも描いていますので、合わせてご覧ください。
https://mangahack.com/comics/3165/episodes/75944
🟥 最初に言います!大学院に行くことで収入は増えません!
悩めるサラリーマンには、現状を打破するためのキッカケを求めている方が結構いらっしゃいます。
何か現状を打破するために、資格を取得する、または大学院に入学して修士になる!MBAを取得することで何かが変わるはず!そう思って色々パンフレットを取り寄せ比較検討されている方もいらっしゃることでしょう。
結論をいいますと、仕事で必要なケースを除いて、資格取得や大学院へ戻って学び直しすることで、給料が大きく変わることは、今の日本にはほとんどありません。
残念ながら現在の日本では、例えばドイツのように一流企業の若い管理職のほとんどが、マスターやダブルマスターであったり、 Ph.D.を普通に持っていたりすると言う世界標準からは大きく異なります。
逆に日本では大学院卒は「使い辛い」とか「年齢的に定年までの時間が短いから採用したくない」とか意味不明な理由で冷遇されています。給与体系すらなく、大卒よりも遅れて入社した分同じ歳の社員と比較して給料が低くなると言う現象も起きています。
その一方で、大学院は定年が近い50代サラリーマンや、若い30代のサラリーマンに大流行です。
つまり、給料も変わらないのに、お金を払って今更ながら勉強をしに大学院に通っている方が多いんです。
では、どこに魅了があるのしょう。
忙しいあなたが大学院へ通うべき理由は次の3つです。
因みに、まっつんの通った大学院では、修了後に起業したり、転職した同期がほとんどです。また、人脈から新しい商売に繋げて成功した人も多くいました。その場合、当然、収入は大きく変化しています。
🟥理由その1 人生100年時代に必須の「知の再武装」
世界的に他人と異なる考えやアイデアを求めるクリエイティブな知的労働に移行している現代社会において、日本だけが昭和モデルを貫いています。つまり、他者との差異を嫌う、形式を重じて、他者と同質化して平均値をよしとする労働スタイルです。飛び抜けた成果や奇抜なアイデアは必要とされず、皆で定時に出社して、定時に退社する。(残業はみんなで残る)パターン的な行動を乱さないことがもっとも重要と言われる労働スタイルともいえます。
しかし、長く君臨した昭和モデルも、コロナウイルスの世界的拡大によって、リセットされる可能性が出てきました。将来、令和2年が「新しいルール元年」と言われるとまっつんは思っています。
理由に書いた「知の再武装」とは寺島実郎氏が提唱する言葉で、いわゆる「中年の危機」と言われる人生の見直しタイミングでの学び直しによるキャリアアップを指しています。
寺島 実郎(てらしま じつろう、1947年8月11日- )は、日本の評論家。多摩大学学長・教授、東北公益文科大学客員教授、立命館大学国際関係学部客員教授、帝塚山大学特別客員教授、立命館アジア太平洋大学国際経営学部客員教員、市川学園特別顧問、一般財団法人日本総合研究所会長。ウィキペディアより
コロナで昭和モデルが崩壊した今、人生を一度、見直し、自身の武器を再度、磨き直すことで、残りの人生を豊かにするための学びは、人生100年時代には必須のスキルとなってきました。俯瞰して人生を眺め、自分が何をしたいのかを見つける学びを求めるサラリーマンが大学院での学び直しをしているのです。
出典:多摩大学大学院HPより
50代、60代でも、ビジネスパーソンとしての「時分の花」が過ぎていくように感じたときも、悩みが訪れるでしょう。 そんなときこそが、次の人生のスタートに立つチャンスです。それまで培ってきたキャリアやスキルを棚卸し、何で自分らしさを打ち立てていくのか、どんなプロとして生きていくのかを決めるチャンスです。そのチャンスを生かすのが「知の再武装」への決意なのです。多摩大学大学院HPより
🟥理由その2 大学院での人脈が後のあなたの人生を変える
大学院というと海外の有名校を思い浮かべる方も多いと思います。しかし、年間1千万円以上とも言われるコストを払って、英語圏で学習するには社会人には非常に敷居が高いのが現実です。三菱商事などを始めとする大手企業にもなれば、社内制度で海外留学制度があるようですが、そもそも大学院で学ぶ理由は1つしかありません。それは人脈を作ることです。
既に情報が簡単に入手できるインターネットの世の中、大学院の授業などもネット配信されており、知識を得るためだけに大学院へ通い授業を受けるという価値はあまり大きなウエイトを占めているわけではないのです。
つまり、現代の大学院へ通うメリットは、ズバリ、教授や同期、OB,OGを含めた人間の繋がり、つまり人脈作りの1点です。
よって、国際的な人脈が物を言う総合商社ならいざ知らず、国内のサラリーマンであれば安価な国内の大学院で学ぶことが、最もコスパの良い手段となります。
人脈なら、異業種交流会など名刺交換で十分という方もいらっしゃるとは思いますが、まっつんが通っていた大学院では、国内外の超一流企業のエクゼクティブや、官僚、企業オーナーから、ベンチャー企業の社長、地方病院の院長、自衛官や街の商店の親父までありとあらゆるレパートリーが揃ってました。この多様性は全くの異次元でした。例えは、下町の親父さんとヒルズ族(古い)の熱い会話ってシュールでしたよ。
忙しいサラリーマンの方々が、これ以上の人脈を形成できる場所をまっつんは知りません。
🟥理由その3 思った以上にコスパがいい社会人大学院
大学院に行くにはお金が入ります。皆さんも大学院ともなると授業料もさぞ高いと思ってませんか?
大学院にもよりますが、授業料など1年間で100万円程度はかかるでしょう。つまり修士なら2年で200万円です。
しかし、最近は、奨学金で授業料免除となるケースもあります。大学院を調べる際に、奨学金や特待生(スカラシップ生)制度などないか、その辺りも調査することをお勧めします。また、一部の育英会では大学院への学費の支援をしているところもありますので、基本的に無料で学び直しができる可能性もあるのです。
また、サラリーマンなどが、学び直しをする際には、補助金の活用も可能です。
労働者や離職者が、自ら費用を負担して、厚生労働大臣が指定する教育訓練講座を受講し修了した場合、本人がその教育訓練施設に支払った経費の一部を支給する雇用保険の給付制度として「教育訓練給付」もあります。
大学院にもよりますが、厚労省認定「専門実践教育訓練制度」を活用できれば、最大112万円の還元を受けられる制度もあります。実質月額3万6千円でMBAホルダーになれる計算になります。
受講者が支払った教育訓練経費のうち、50%を支給(年間上限40万円)。 更に、受講修了日から一年以内に資格取得等し、被保険者として雇用された又は雇用されている等の場合には20%を追加支給(年間上限56万円)。 給付期間は原則2年(資格の取得につながる場合は最大3年)。多摩大学大学院HPより
サラリーマンならこのような優遇制度を使わない手はありませんね。
コロナで残業のない時代になりました。令和2年から「新しいルール1年生」ということで大学院生ライフとサラリーマンライフの二本建てって生き方は、YouTubeで時間を潰したり、ネットゲームして課金で月額3万円使うことと比較すると、大学院って選択は断然面白いと思うのですけど、皆さんがどうでしょうか?
これまでの現状を打破するためのキッカケとして、無料、又は月3万6千円!思ったよりも安いと感じませんか?
場合によっては、社会人大学院では、社会人経験を加味して入学を許可してくれますから、高卒で社会経験豊富なおじさんたちが、大卒を飛び越えて大学院卒になっています。
春入学と秋入学2回入学チャンスがある大学院もありますから調べてみてはいかがいでしょうか?
以上、今回は「普通のサラリーマンがMBAに ! 大学院に行くべき理由3選」を書いてみました。
最後までお読みいただきありがとうございます。
少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
次回もよろしくお願いします。
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