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「クラウドファンディング」ってなに?🟥その2「クラファンの種類」と特性
こんにちは、クラウドファンディングコンサルタントのまっつんです。ここ数回に分けて「クラウドファンディング初級講座」を書いています。クラファンって、ちょっと気になっていたんだって人は是非、ご一読ください。
今回のコロナ禍によって、人との接触型の仕事は、大変な苦境に立たされている現状はご存知の通りです。そんな中で、非接触型でインターネットを使って誰でも活躍できるクラウドファンディングが注目されています。経産省や中小企業庁も研究会を発足させているとのお話も聞きます。
実際に今回、コロナ対策のクラファンが多額の支援を集めたり、マスク不足を解消するためコラボ企画に多くの支援者を集めたことでも、クラウドファンディングの有用性が明らかになったと思います。
で、今回はクラウドファンディングの種類についてです。
🟥クラウドファンディングの種類って?
日本におけるクラウドファンディングの類型について先行研究では、大きく①購入型、②寄付型、③株式型の3類型に大分しているものが多いです。最近は、ふるさと納税型なんて言われているものも登場しています。
✅ クラウドファンディングの3類型+1
1.購入型 2.寄付型 3.株式型 その他.ふるさと納税型
出典:参考文献よりまっつんが作成
🟥クラウドファンディングの支援金って全部もらえるの?
クラウドファンディングは、目標金額を達成しなくても出資された資金を受け取れる、「All in 型」と、募集期間内に、目標金額を達成することで初めて資金を受け取れる「All or Nothing型」があります。因みに運営会社に支払う手数料もお忘れなく!
✅ 支援金を受け取るには2つの選択肢がある!
1 「All in 型」支援された金額を受け取れるタイプ
2 「All or Nothing型」募集期間内に目標金額を達成したら受け取れるタイプ
🟥日本特有の動きはあるの?
地域創生でもクラウドファンドは活躍しています。
内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局の「まち・ひと・しごと創生基本方針2017について」(2017年6月9日閣議決定)で、地方自治体を主体として地域創生の新展開として情報支援、人材支援、財政支援の取り組みが示されています。地域創生における民間リード型の社会問題解決が注目される中においてSNSの活用やクラウドファンディングによる資金調達への期待が高まっているのです。
因みに「ふるさと納税型のクラウドファンディング」や「地域創生カテゴリー」は日本特有な動きだとまっつんは感じています。
だって、アメリカで、「アイダホ産ポテトでまちおこし!」とか「ミシシッピー川でトムソーヤをキャラに村おこし!」なんて聞きませんから・・・。寄付文化のない日本ならではの「クラウドファンディングを活用した地域創生」はカテゴリーとして成立する可能性が高いのではないかと思っています。逆に世界に逆輸出されるかもしれませんよ。
これから日本独自のクラウドファンディングの進化が楽しみですね。
今回は「クラウドファンディング初級講座」としてクラファンの種類について書いてみました。最後までお読みいただきありがとうございます。
少しでもみなさんのお役に立てれば幸いです。
次回は「クラウドファンディングの支援者の構造」について書きたいと思います。
次回もよろしくお願い申し上げます。
✅ ↓ じんじーずに興味のある方はこちらもどうぞ。
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