とりあえず、社会人デビューする!
いきなりコロナ!
今年の新入社員は、突然のコロナ禍で在宅勤務という名の自宅待機に!
「せっかく、社会人デビューしたのに!」
「いきなり、自宅待機かよ!」
って、出鼻をくじかれた方が多いことでしょう。
それどころか、内定してた会社が立ち行かなくなって、内定取消になったり、そもそも会社自体が倒産して消滅した!ってケースもあるかもしれません。
就活生はどうする?
そんな、先輩たちをみて、2021年入社を目指し就活中の就活生はどうすべきか?
今回のコロナ禍で、これまでの会社という同じ空間に社員全員が集まって仕事をするという方法が見直されることは間違いないでしょう。
リモートワークや、基幹事業以外をアウトソーシングする動きもでることでしょう。実施に、コロナ禍で人手の足りない業界では派遣社員やパート社員などの募集に困らないくらい盛況です。
しかし、就活なんてしなくてもフリーで在宅で仕事すればいいじゃん!って単純な結論は危険です。
実際、ディグ株式会社が行った「新型コロナウィルス感染拡大に伴う就活への影響についてのアンケート結果」(4月27日時点)を見ると
70%の就活生はなんとなくながらも活動を継続しているとあります。
Web説明会は91%が経験済みで、26.9%が5社未満、5~10社が38.5%と少なくとも65.4%が10社程度にとどまっています。そして9%の就活生がまだWeb説明会に参加したことがない状況のようです。要は今年はまだ就活の立て直しが十分間に合う可能性が高いということです。
大型説明会が開催できな現状では、業種を絞れず、やみくもに就活を進めるしかないかもしれませんが、いち早くWeb説明会に移行できた企業は少ないはずです。これまで様子見をしていた企業は、GW明けから各社とも本格的にコロナ対策をしてくるでしょう。
それでも、就活をした者が勝つ!
じんじーず第1264話「20代をどう生きる?とりあえず、社会人デビューしました的生き方は正解か?」で描いたように、2016年のアデコGが行った「働く人のキャリアに関する意識調査」でも、キャリアプランを考えていない男性は47.3%。更に夢の実現に向けて努力している人は男女で6.3%しかいません。
一方で、会社や社会の先行きが不安な男性は70%と危機感だけは高まっています。
結局、先に就職した先輩も不安要素がなくなっている訳ではないのです。特にコロナ禍での就活を余儀なくされる今年の就活生は、内定取消のリスクや会社倒産のリスクを想定しての活動は、例年にないくらい情報収集・精査・分析に神経を使うことになると思います。
しかしながら、そもそもこの世でリスクをゼロにすることはムリなのです。そのリスクは人によっても環境によっても変わってきます。
こんな時期だからこそ、就活生は、あきらめずにどこかの会社潜り込むことをお勧めします。少なくとも自分の生活基盤を確立するまでは!
そして、このような苦境を乗り越えて入社した社員は、同期の人数の少ないが故に結束も固く、少々な障害ではへこたれないタフな代になる可能性を持っています。
20代をどう生きる?について少し書かせていただきました。少しでも参考になれば幸いです。
次回もよろしくお願い致します。
https://mangahack.com/comics/3165/episodes/72613