アコギを始めよう!必要な三種の神器とは!?
こんにちは。ちまちまとアコギを弾き始めてかれこれ4年ほどになるマツバヤシと申します。
今回は元楽器屋店員でもある私が、アコースティックギターを始めるにあたってこれだけは準備しておきたい三種の神器(私が勝手に呼んでいるだけですが)をご紹介します。
新生活にも慣れてきてこれから新しい趣味をはじめてみたい!憧れのアーティストのように弾き語りをしてみたい!そんな思いを抱えている方にピッタリの記事となっています。ぜひ最後までご覧ください。
神器その一 ギター本体
まずご紹介する神器はアコースティックギター本体です。これがなければ始まりませんから当然といえば当然ですね。
しかしながら、これを選ぶのが一番大変なんです。
右も左もわからない初心者の方が、無数にあるギターの中から理想の1本を選ぶために抑えておくべきポイントをご紹介します。
ポイント1.予算
まずはギター本体に出せる予算を決めましょう。この後紹介する神器2つを購入するのに大体5000円程度かかりますから、出せるお金-5000円で考えておくと良いでしょう。
ここでは価格帯ごとのギターのざっくりとしたイメージをお伝えしておきます。
3万円未満→格安ギターの類。1年程度で物足りなくなってくる人も多いので、買い替え前提でも予算を抑えたい方向け。
3万円~10万円未満→エントリークラス。初心者の方向けに工夫を凝らした弾きやすいギター、音の良いギターが出てくる。ある程度予算を確保できる人向け。
10万円以上→スタンダードクラス。日本国内で製造しているハイクオリティなギターや、プロユースのギターが出てくる。予算は確保できるのでとにかく品質が高く、長く使えるギターを探す方向け。
ポイント2.デザイン
エレキギターほどではありませんがアコースティックギターにも様々なデザインのバリエーションがあります。
実際に見てみると印象が変わることもあるので、ざっくりと自分の好きなデザインの方向性を考えておくぐらいがいいでしょう。
ポイント3.楽器屋で実際に触ってみる
予算とデザインの方向性が決まったら楽器屋さんに足を運んでみましょう。最近はオンラインでギターを購入するハードルは下がっていますが、最初の1本は実際に触ってみてから購入することをおすすめします。
なぜなら、ギターは体の前で抱えて弾く楽器ですので抱えやすさというのが非常に重要だからです。
アコースティックギターにはボディの形やサイズに様々なバリエーションがあります。「買ったはいいもののサイズが体に合っていなくて挫折してしまった……」という事態を避けるためにも楽器屋さんで実際に触らせてもらい、抱えやすいと感じるギターを選びましょう。
気になるギターを見つけたら、まずはスタッフの方に触ってみたいと伝えます。(間違っても声をかける前に勝手にギターに触れたりしてはいけません。飾ってあるギターは大抵が展示品ではなく在庫です)。
その際に、抱え方や簡単な弾き方もスタッフの方が教えてくれます。緊張すかと思いますが勇気を出して声をかけましょう!
神器その2 ギタースタンド
次に紹介する神器はギタースタンドです。
ギタースタンドはその名の通り、ギターを立てかけて保管しておくためのスタンドです。
「ケースに入れておいたり、壁に立てかけておけばいいんじゃないの?」と思う方もいるかもしれませんが、それは絶対にNGです。
なにかの拍子に蹴っ飛ばして倒してしまったり、地震で倒れてしまったりするとギターは驚くほど簡単に壊れます。そいうった事故を防ぐためにも、ギターはスタンドにしっかりと立てておくことをお勧めします。
選ぶ際のポイントは安定感です。スタンドの足がしっかりと地面に接地していて、ネック(左手で握る細長い部分)を支えてくれるものを選びましょう。
神器その3 クリップチューナー
最後に紹介する神器はクリップチューナーです。
クリップチューナーとは、ギターの音を正確に合わせるために使う道具です。ギターのヘッド部分に挟んで音を鳴らすと鳴っている音を表示してくれます。
ギターという楽器は弦がむき出しなので、音がずれやすい楽器なんです。
なので、練習の最初にまず正確な音程に合わせる(チューニングといいます)必要があります。
正確なチューニングができていないといくら練習しても上達しません。
ギターを始める際は必ずクリップチューナーも購入しましょう。
クリップチューナーに関してはそこまでこだわって買う必要はないと思います。気に入ったデザインのものや予算に合わせて選ぶと良いでしょう。
まとめ
今回の記事では、これからアコースティックギターを始めてみたいという方のために、最初に用意すべき三種の神器であるギター本体、ギタースタンド、クリップチューナーのご紹介をしました。
アコースティックギターってこれだけ用意すれば楽しめる、意外とお手軽な楽器なんです。
この記事が読者の方のアコギライフの手助けになれば幸いです。
それでは。
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