2023.07.15 人生の落としもの
先日の会長挨拶は、「落としもの」についてのお話でした。
万人幸福の栞、5条 夫婦対鏡をうけてのお話です。
今日は800文字程度ですので、どうぞ最後までお付き合いください。
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小さいときは、落としものを届けますね。
小学生だと、入れておく場所があったりするので、そこに行くと見つかります。
落としたものが見つかると嬉しいですね。
しかし、歳をとると、いろいろなものを落とします。
財布やお金……お金なら、ひろったときに届けるかどうか、金額を見て決めるかもしれませんね。大人の心が出ますね。
私は73歳になりますが、毎日落としものをしているんです。
でも、落としていると思わないんですね。
なぜか?
【我】を落としているのです。
経営者だけでなく、
人間みな、生きているといろいろなことがあります。
だまされたり、落としたり。
悩みの大半は人間関係ですが、その場合、自分で「自分が悪かった」と思いにくいのです。
だから、倫理で学びます。
【我】を捨てるのです。
相手が変わったように見えますが、自分が変わったんですね。
つまり、これが体験なのです。
◇
落としものをするなら、いい落としものをしたいものです。
叱ってくれた先輩、亡くなった方……。
そんな人たちが、叱ってくれました。
当時は「きついなぁ」と思ったものですが、今は「あの一言がなければ、今の自分はない」と思えるのです。
そうやって、良い落としものをしてくれているのです。
周りの人と自分は、必ず影響しあっています。
どんなことを与えあっているか、が大事なのです。
――
さて、
今回は、補足をさせていただきました。
モーニングセミナーの次の日に、会長ご本人から
「あれは、こういう意味でな……」と補足いただきましたので
その内容も反映しております。
このような話を毎週しております。
全部は書ききれませんので、
全部を聞きたい方は
毎週土曜日の朝、会場までお越しくださいね。