介護離職はしてもいい
皆さんこんにちわ!
本日は「介護離職はしてもいい」について書き進めてみたいと思います。
「介護離職」はこれからの高齢社会において国が重要視している社会問題の一つ。
その介護離職について…。
「介護離職はしてもいい」とはどういうことか?!
それは親の介護がきっかけであるが本当の退職理由が別にある場合の退職。
現在社会問題として謳われている「介護離職」と性質が異なるものであることは理解しています。
私は前職で管理職をしていたこともあって福祉業界という業界がら退職者も多く(業界の問題だけではなかったかもですが^^;)、退職者面談を結構な件数実施してきました。
その中には「親が大変で」という方もおられましたが、よくよく話を聞いてみると
・他の会社へ転職したい
・親のことはきっかけであるが前から退職を考えていた
・業務調整してもらえるのはありがたいが、両立は自分にとっても負担が大きくなるのでそこまでして勤務を続けたいとは考えていない。
など、介護も理由だけどそれ以外にも理由があったり、働くことそのものの価値観が変わってきた、などの理由だったりもしました。
退職理由として「親の介護をしないといけないので」というのはかなり理由として利用しやすかったのではないかと思います。無理な引き留めにあうことは離職希望者にとってしんどいことでもあるからです。
今後はどの企業でも離職対策の一環として制度や労働環境整備などで「介護離職防止」への取り組みが進んでいくと思いますし、「介護」を理由とした退職はしなくて済む世の中になっていくかもしれません。
なのでやはり自分は今後どのように働いていきたいかをより考えておく必要があると思います。
親の介護の問題はもう誰しも自分ごとであり、働きながら介護をするのがスタンダードになっていく。
それは自分のこれからの暮らしや生き方を見直すきっかけにもなるのではないかと思うのです。
・親が高齢になったら近くにいるのもいいかも。故郷に戻って暮らすの悪くないな。
・今の会社で働き続けたい。その時には両立制度を利用しよう。
・介護に限らずとももっと時間の調整がつきやすい仕事が良いと思うから今のうちに転職や起業も視野に入れて考えてみよう
労働力がどんどん減っていく日本において仕事は選べる時代になっていった時、自分のしたい生活に仕事を合わせていくことができる世の中になった時、親の介護がきっかけであったとしても自分の希望する生き方にシフトできる。
そんな時代が来るのかも!とはちょっと期待しすぎでしょうか(^^;;
以上、ここまでお読みいただきありがとうございました〜(^^)/