藤井風 私の地味な生活に寄り添わせてすまない
私が家で音楽を聴くとき、ゆったりと聴くよりも、何かしながら聴く時間のほうが圧倒的に多い。
最近、家事やパソコン仕事に寄り添ってくれる安定のレギュラーは藤井風選手。
藤井風なら大丈夫。
いつでもどこでも心地よい。
安定の藤井風選手。
私はある種の聴覚過敏なのだろうか。
「ながら聴き」すると、曲のリズムに翻弄されてしまう。音楽とタスクを共存させたいのに頭の中で音楽の占める割合が大きくなっちゃう。
それが私の特性。
藤井風だけ大丈夫。
共存可能。
ありがとう。
人それぞれ特性を持っている。
普通なんてない、特性の濃淡があるだけだ。自己理解も他者理解もその色を受け入れることから始まると私は考える。
自己理解…私のこの特性は
「聴覚リズム分野」「こだわり」「やや濃いめ」といったところかな…
私が発達支援の現場で思うのは、
聴覚過敏は、克服するというより、仲良くつきあっていく工夫の術を見つけることが大切ということ。
風くんは2022年10月の大阪パナソニックスタジアムライブで、大きな音から耳を守るイヤーマフを子どもたちにプレゼントしていた。
カッコいいイヤーマフだった。
日常生活でもイヤーマフを使っている子どもはたくさんいる。聴覚過敏の特性をもつ子にとって大切なグッズだ。
その存在を優しく自然に世に伝えてくれた風くんに感謝です。
そして私の場合。
特性と仲良くつきあう工夫。
「ながら聴き」には自分の呼吸に合った音楽を。
そんな私の一日
朝、家族の支度を終えたあと
「ながら聴き」時間。
風選手、出番です。
家事をして、ヨガもして、仕事の準備もして、
さぁ、行ってきます。
帰宅後、また風選手、出番です。
食事の支度して、名もなき家事もいっぱいして。
そして就寝前
風選手、最後の出番です。
リラックスして風声や風ピアノをじっくり聴く。
風選手、今日も一日ありがとうございました。
以上
うひょ〜、なんと地味な生活。
書いててビックリした。
こんな生活に風くんの音楽を寄り添わせていたのか…本当にすまない。
何だか急にとんでもないことをしてる気がしてきた。
だからといって、こんな心地よい音楽、やめませんけど。
ちなみに、風くんの音楽に出会う前の「ながら聴き」はレゲエが多かった。
落ち着くし、深く呼吸ができる。忙しい朝でもゆったりした夜でもマッチするこれも万能選手だ。
そして
上記の藤井風スタジアムライブでのこと。
新曲「grace」でフワフワの光の中に包まれたあと、名曲「帰ろう」レゲエアレンジが鳴った。
そのリズムは鼓動で重力で、「生きよう」と言われているように感じた。
レゲエ「帰ろう」音源化してほしいな。
レゲエ「帰ろう」さん、もしよかったら、私の地味な生活にいらっしゃいませんか?
「カゼタリアン分野」「想い」「超超濃いめ」ですが、お待ちしています。