どこからが友達か問題
今日はもうすぐ終わりますが,成人の日でしたね。新成人の皆さんおめでとうございます。
皆さんはきっとたくさんの友達と写真を撮ったり,再開を喜んだりしたことでしょう。中にはこんなご時世なのでできなかった方もいるかもしれません。
今の文章の中に今日のキーワードがあります。そう
友達
です。
なぜこういう問いかけをするか
私は自評で友達の多い人間ではありません。何なら一人で旅行も行くし,学校でも,ご飯は大抵一人でYouTubeで動画見ながら食べます。地元も帰っても同級生に会わなかったなんてざらです。まぁインスタグラムは600人ほどフォロワーはいますが…
僕がこういう問いかけをまず自分にするようになったのは,大学生になってから。特に1年生の時には人間関係のトラブルが多くて,いっつも悩んでは自暴自棄になっていました。そんな時にこの問いをふと思いついたのです。
そして,ある人と話をしていて,今日この記事を書いて,皆さんにも考えてほしいと思ったというわけです。
問題をもう少し狭くする
「どこからが友達か」と聞かれても皆さんは多分回答に困るでしょうから,もう少し答えやすくします。
どういう行為をともにすると友達といえるのか
例えば,LINEを交換するーとか,一緒に寝るーとか,一緒にショッピングに行く仲ならーとかでしょう。このハードル=友達の基準なわけです。
だから面白いんですよ。ある人は「友達の友達だったけど,話が合ったからもう俺らは友達だぜ」なんて言っていて(ひえぇ( ;∀;))と思ったことがあります。僕からしたら凄いことです。と,仲良しならば友達といえるのか。僕の見解は後ほど。
SNSの友達は
この中に「SNS交換しとる人で名前聞いたことある人は友達じゃない?」という方もおられると思います。私はこれを断固として反対します。
確かに,インスタグラムでも「親しい友達」とか,LINEなんかはモロで「友達追加」と「友達」という言葉を使っているものが多いですけど,自分の中ではこれらは
浅い友達関係を数値,表面化したもの
にすぎないと考えます。相互フォローとかそれの極みです。友達だよー!というのが目に見えて分かる!!だからこそ数値では友達が多いか否かは分からないでしょう。その点Twitterは友達という言葉を使っていませんね。ついていく人という意味のフォロワーという言葉がいいですね。
僕が友達だと認めるライン
では僕はどうか。僕もまだブレブレですが,一応
2~3人で食事に行く仲なら友達ではないか
と考えます。食事くらいならたとえ異性でもそう関係が崩れたり変わったり怪しまれたり(?)することもないでしょうし,2時間くらいの短時間でさえも大人数でないと僕と同じ時間を共有することができないと感じる人は友達といえるのか?となりますね!
これより上となると,先ほど出たショッピング行く,とかドライブ行くとかですかね。食事とショッピングならショッピングの方がレベル高いですよ?笑
これより下の関係の人たちはどういう関係か
例えば,このような下の関係(と思われる)方々と大人数で遊びに行ったことを第三者に話したいとき,誰と遊びに行ったといいます?僕は学校の関係者と遊びに行くこともたまにあるので,そういう時は「同じ学校の人たちと…」とか「同じクラスの方々と…」という紹介をします。この問題を抱えている以上,友達という言葉を安易には使わないようにしています。ほら,大人でも「職場の人と…」とか「大学の後輩と…」とかいう関係の表し方するでしょう?そういう感じです。(ってかほぼそれです。)
いやだってさ・・・
考えすぎじゃない?と思う方。お待ちください。では質問です。今あなたが思い浮かべた友達と思う人,本当に友達ですか?いつ正式に友達になりましたか?一番恐ろしいことは自分は友達だと思っていてもあっちは友達ではないと思っていた時です。そうでなくても,関係の深さに差が生じていたら,深く思っていた方は傷つきます。だから仲のいい人が全員友達ではないと考えるのです。本当の本心の相互フォローなんて分からないでしょ?確認したことありますか?ないでしょ?考えるとゾッとするかもしれませんが,20年近く生きてきて,本心の友達関係の相互フォローなんて確認したことありません。それをするのが愛の告白ではなかろうかと感じます。
林先生は
僕が大好きな東進ハイスクールの林修先生はある番組の中でこう言いました。
本当に大切な人だけ大切にすれば,きっと幸せになれる。
こういう林先生は今日の論とは少し違いますが,友達不要論を唱えていらっしゃいました。(今はどうか知りませんが…)本当に友達だと思える人を大切にすることでも幸せにはなれると言っている人もいるわけですね。
というわけで今日は書きながら書きたいことが次から次へと出てきました。少々過激かつ曲がった意見かもしれませんが,皆さんが少しでも友人関係について考えるきっかけになればいいかなと思います。
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