【完全保存版】保守的なスイング投資で億れる仕組み
どうも、兼業投資家の松っちゃんです🐼
アクティブ投資のなかでも中期的に売買するスイング。そこで儲け続けている人が、どのように資金管理しているのか。
本記事では、その「保守的な」一例を紹介したいと思います。参考にしていただければ幸いです。
1:アクティブ投資の中のスイングトレードとは何か
まず、スイングトレードについて基本的な解説をしておきます。
投資には、特定銘柄の金融資産を基本的にはずっと保持しつつ、定期的に買い付けて保有量を増やしながら、値上がり益や配当金で資産を増やしていく手法があります。これは《長期積立投資》として、ここ数年で日本にも一般に知られるようになりました。
これに対して、短中期で金融商品を売買し、その値上がり幅から利益を得ていくのが、《アクティブ投資》です。
このアクティブ投資にも、時間の長短によって、
✅スイングトレード:中期的に数週間や数日は保有する売買
✅デイトレード:基本的には1日内で完結する売買
✅スキャルピング:数時間や1時間以内で完結する売買
の大きく3種類があります。
このような短中期の売買では、商品価格の1倍で売買する投資と、レバレッジという仕組みを使って本来の商品価格の数分の1の資金から参入する投資があります。レバレッジでは、利益を得るときには投入した資金の数倍以上を得られますが、損益を出すときには同じく数倍以上の損を出してしまいます。例えば、株式では5倍や10倍のレバレッジを、為替では25倍のレバレッジを、それぞれ最大でかけることができます。
兼業投資家である私は長期積立投資とスイングをハイブリットで実践しています。
その視点から言えるスイングトレードの良いところは、本業収入と長期投資を背に心理安定して売買でき、手続きのルーティン化で生活時間も自由にでき、レバレッジのリスクを最小化しつつ長期積立投資では得られないスピードで資産が増えていくことです。
最大でレバレッジ25倍まで利かせられるFXでデイトレやスキャルピングをすると、1年間で1億稼ぐことも不可能ではありません。しかし、
✅高レベルのリスク
✅超級レベルのスキル要求
✅生活時間の犠牲
が必須となります。
これに対してスイングトレードでは、次のような特徴があります。
✅低中レベルのリスク
✅中級レベルのスキル要求
✅生活時間の確保
スイングトレードは数日や数週間をまたがる売買ですが、1日内で完結するデイトレードや、数時間内や1時間内で完結するスキャルピングと違って、チャートに張り付く時間が短くて済みます。また、急な経済指標の発表や思わぬ要人発言、政治や外交の混乱による、不意の値動きによるダマシに遭いにくいのも、スイングの良いところです。
加えて初心者さんにとって良いのは、慌ててチャートを追いかけて高値掴みしたりすることなく、ゆっくり落ち着いてトレードができることです。私は、そのような良さをのあるスイングを「まったりスイング」と呼んでいます🐼
中級レベルのスキルを獲得しつつ、制御した低いリスクでトレードを実践しながら、しっかりとした月利を稼ぐための記事は、これまでに書いてきました。特に、トレンドを理解するための基本となる記事と、実際に売買をするための応用となる記事を読んでみてください。
2:10個の手続きで基本ルールを決める
人によって数値は好きに設定できますが「保守的」という点で例示すると、次の⑩の手続きが基本ルールとなります。
①投資用の資産全体を数枠に分割
例:長期投資枠、スイング枠(アクティブ投資)、その他枠(現金、債券等)
②スイング枠を資産全体の3割(30%)にする
③スイング枠をさらに3つに分割(総資産の各10%)
④1銘柄にスイング1分割を当てる(総資産の10%で1回スイング)
⑤スイング1回トレードの損切り価格を10%に決める(総資産の1%の損切り)
⑥N字ブレイクからの【エントリー&損切り】の値幅から逆算してロット調整をする *N字についてはコチラ
⑦数日スイングでの1銘柄あたりの高勝率エントリータイミングが月平均で約2回と理解する
⑧複数銘柄を監視する
⑨数日スイング3枠で月に計6〜8回前後の売買をする
⑩月更新で総資産あたりのスイング枠割合を再計算して設定し直す
なお、本記事でのスイング投資はCFDによるレバレッジ10倍を想定しています。レバレッジ10倍と聞くと怖く感じるかもしれませんが、2つの条件でそのリスクを最小化できます。
第一に予め損切り設定をしておくこと。
第二に、その損切り額が、1トレードあたりの10%以内、総資産全体の1%未満にすること。
損切りについてはこちらの記事をご覧ください。
このリスク最小化を前提として、ルーティン化して継続したときにトータルでの勝率が51%以上になるトレードをします。そのような勝率51%以上の技術的ルールは、先程の応用となる記事に書いています。
3:スイングによるアクティブ投資効果と長期積立との比較
スイングの効果のみを抽出するため、それ以外の分割資産枠の増減&新規入金無しと仮定し、⑩を前提に複数ケースで既存資産の年変動率を算出します。なお、ここでもスイングの増減はCFDによるレバレッジ10倍を想定しています。また、月の売買は確度の高い6回として計算してみます。
▶︎❶:年間約72回のスイング売買で【全て負け】
1年後の総資産は52.408%減って47.592%
(⑩をするため72%減ではない)
*確率論的にあり得ないけど「損切り」をちゃんとしてたら「すってんてん」みたいな大幅資産減少は無いことの数値確認
▶︎❷:年間約72回のスイング売買で【勝率50%】
勝敗の回数も金額も同じなら… 1年後の総資産は変化無し
▶︎❸:年間約72回のスイング売買で勝率が【2/3=66%】 (月に4回勝ち&2回負け) 勝ち額と損切り額(リスクリワード)が同額(どちらも1スイング枠の10%)と仮定
スイング枠(総資産の3割)の【月利6.67%】、総資産あたりの月利2% 、1年後の総資産は119.51%に増(年利19.51%)
👑❹年間約72回のスイング売買で勝率が2/3=66% (月に4回勝ち&2回負け) 各トレードあたり平均の勝ち額が16.18%(フィボナッチ)&損切り額が10%と仮定
スイング枠(総資産の3割)の【月利14.9%】、総資産あたりの月利4.472% 1年後の総資産は148.25%に増(年利48.25%)
👑❹を継続して実践する、ルーティン化して生活の一部にすることが大切になります。
すると、
✅3年後に既存資産が325.82%
✅5年後に既存資産が716.1%
比較:SP500で長期積立のみで平均年利10.7%の場合
✅3年後に既存資産が135.66%
✅5年後に既存資産が166.24%
*SP500の設定来平均年間利回りは10.7%
長期積立投資のみでは得られない、大きな利益があることが分かると思います。
目指すは👑❹の継続です。
3:資産形成で見るスイング投資の威力
本来は、先の計算に「給与からの入金」を加え、「スイング以外枠での長期積立投資等による資産微増(例:年利10%前後)」を掛け合わせることになります。そのため、資産形成のスピードはもう少し早くなります。
元金や入金力にもよりますが、7〜15年あれば、多くの人が約1億円に達成することができると松っちゃんは試算しています。
例えば・・・
【元金30万円・毎月入金1万円・ボーナス賞与の入金無し】の経済状況で15年の運用をすると仮定します。15年間で、トータル元本は210万円です。
*他の数値パターンは、記事末尾に補足資料として例示しておきます。
これを、
🟠長期積立投資枠=50%(SP500と仮定:純粋な年利10.16%→月利0.81% *超長期平均)
🟠スイング投資枠=30%(月利10% *月利10%とは、CFDのレバレッジ10倍なら株価値動きの1%をつかまえることです)
🟠その他枠:現金や債券等=20%(*増減無しと仮定)
に分割します。
スイング枠は都度つどで決済をしていますので、その利益分が毎年20%ぶん税で引かれます。それを前提に運用したとしても、15年後には1億831万円以上になります。元本比較で、51倍以上。
実際に、上記の①〜⑩のルールのもと、🟠3つの条件で運用した時のシミュレーションが次のようになります。
なお、同額運用を15年間、SP500の長期積立に資産の95%を振り向けていたとしても、15年後には505万円にしかなりません。2.5倍以上にはなっていますが、スイング投資を取り入れていた結果と大きく異なります。
スイング投資枠内で、月利10%(CFDができるなら)を目指すことは、実はそこまで難しくありません。月当たりの売買値幅をトータルで+1%つかまえれば良いだけです。例えば、私の記事を読んでいただければ、確度の高い売買ノウハウを無料で公開しています。そして、月利10%はかなり抑えめ・控えめに言っていることだと理解してもらえると思います。
私は、初心者さんが3ヶ月〜半年で脱初心者となった時に得られるのが、年間平均として月利10%くらいだと想定しています。
*だたし、月利●%がノルマのようになって心理圧迫にならないよう注意してください。相場によって、儲けやすいorづらいが決まります。投資家が月利を決められないということは覚えておいてください。
また、そのノウハウをもとに実際の売買タイミングを解説した動画が次のようになります👇。こちらでも、月利10%はかなり抑えめ・控えめな設定だと理解してもらえると思います。
4:まとめ
いかがだったでしょうか?
私が投資開始2年半で1500万円を失い、その後に1年半で徐々に構築し、転換期に「攻撃的なスイング」をはさみつつ、ここ4年で安定して実践しながら行き着いた回答が、この「保守的なスイング投資」です。
私はこれまで、Twitterやnoteで
✅入金力の大切さ
✅イナゴ=単発投機(ギャンブル)の空虚さ
✅デイ・スキャの高リスクと生活圧迫
✅本業収入+長期積立による心理安定
✅高確度でのスイングトレード
✅チャート・リテラシーによる資産形成(騙されない・自力継続可能・暴落対策等)
の発信をしてきました。
その理由は、この「保守的なスイング投資」の手堅さが背景にあるからです。
おそらく、数値設定や投資先銘柄の違い、兼業と専業の差、スキルや経験に応じたリスク管理の選択はあれど、安定して成功している投資家の多くは、似たような結論に至っているのではないかと推測しています。
そして、殆どの日本人が欲しいレベルのお金は、この「保守的なスイングの仕組み」をルーティン化して手に入れることができると思います。
😰イナゴで一喜一憂したり
😱他人依存でインフルエンサーに騙されたり
😓一日中チャートに張り付いたり
☠️高レバFXのデイ・スキャで資産を溶かすどころか借金したり
・・・それでは人生、豊かになりません
まずは資産分割やアクティブ運用での損切り習得によってリスクコントロールをすること。そして、こらから先の時間を長く見つめながら、今の自分にできる資産形成を継続して、より良い未来の自分へと繋げてもらいたいと思います。
*高レバFX短期売買で専業の億トレーダーになりたいなら、難易度や順序性を考えると、スイングで慣れつつ元手を増やしてからの方が手堅いと思います。この時、投資先としては米国株指数が、基本的には超長期で上目線を固定できると言う点で、初心者から中級者でも入りやすいと思います。
むしろ、短期の高レバレッジFXは、あなたが求める資産形成に対して、リスクとスキルの両面であっていないのかもしれません。
5:補足資料①
最後に、ケース別のシミュレーションを3つほど載せておきます。自分に近い
例を見つけて、イメージをしてみてください。
なお、全てにおいて次の4点を前提にしています。
🟠長期積立投資枠=50%(SP500と仮定:純粋な年利10.16%→月利0.81% *超長期平均)
🟠スイング投資枠=30%(月利10% *月利10%とは、CFDのレバレッジ10倍なら株価値動きの1%をつかまえることです)
🟠その他枠:現金や債券等=20%(*増減無しと仮定)
🟠ボーナス賞与の入金は一括ではなく毎月分散(*長期では誤差と見なし
計算しやすいため)
①【元金100万円・毎月入金が2万円・ボーナス賞与の入金が年20万円(月平均入金額が36667円)】の場合
元本628万円が12年後に
スイングありのハイブリッド運用=1億3562万円
*同条件でSP500長期積立運用のみ=1262万円
②【元金300万円・毎月入金が5万円・ボーナス賞与の入金が年50万円(月平均入金額が91667円)】の場合
元本1290万円が9年後に
スイングありのハイブリッド運用=1億3043万円
*同条件でSP500長期積立運用のみ=2221万円
③【元金500万円・毎月入金が8万円・ボーナス賞与の入金が年75万円(月平均入金額が142500円)】の場合
元本1697万円が7年後に
スイングありのハイブリッド運用=1億0361万円
*同条件でSP500長期積立運用のみ=2625万円
6:補足資料②
本記事をベースにしたYoutube動画をだしました。
こちらも合わせて視聴いただくと理解が深まると思います。
頭の中が整理できた、あやふやな認識が明確になった等、お役立ていただけたら嬉しいです。よろしければ、スキとフォローをお願いします。
また、この「N字」波動理論を基礎とした分析を、TwitterやYoutubeでもあげています。こちらも、もしご興味があればフォローして遊びにきていただけると幸いです。
*免責事項
本記事は、資産運用に関する「テクニカル上の情報提供」を目的としています。取り扱っている内容については万全を期していますが、内容の完全性、信憑性を保証するものではありません。これらの情報によって生じたいかなる損害につきましても、本情報の発信者はその責を負うものではありません。本記事が提供する情報をどのように選択、判断、活用されるかは、視聴者様の自己責任によります。