【エリア大会宮城 ベスト4】 青ドフラミンゴの教科書 【青ドフラ】
こんにちは、松(@matsu_OPtcg)と言います。
前回の記事投稿から約半年程経過致しました。これが第4作目になります。
今回のnoteは、9弾環境における〈青ドフラミンゴ〉の徹底解説になります。
・〈青ドフラ〉のプレイングが難しい
・〇〇対面の勝ち方が分からない、勝ちにくい
・対青ドフラの対策がしたい
上記の何かしらに該当するプレイヤーに向けてのnoteとなります。
※このnoteは店舗予選の環境である9月中旬に執筆したものになります。追記部分は最新のものですが、現在の環境とは構築、認識等が少々ズレている可能性がございます。ご了承ください🙇🏻
9/14、9/15に行われたワンピースカードの非公認大会、コーギーアール3on3において、一日目に準優勝、二日目に優勝することが出来ました。
【1日目】
https://x.com/matsu_optcg/status/1834893317798347187?s=46
【2日目】
https://x.com/matsu_optcg/status/1835267481851625608?s=46
特に2日目は、1度もゲームを落とすことの無い個人全勝8-0優勝を達成することが出来ました。
〈黒ティーチ〉や〈赤紫ルフィ〉等、青ドフラの仮想敵である対面も踏んでおり、マッチ運には恵まれましたが、現環境最頻出マッチアップである〈赤シャンクス〉にもしっかり3-0。中盤終盤のゲームメイク、プレイングで大きく差がつくマッチアップになっています。
【10月29日 追記】
先日行われたエリア予選宮城大会において、青ドフラを使ってベスト4に残ることが出来ました!!
今の環境の青ドフラの立ち回り、プレイングが知りたいという方に、このnoteは自信を持ってオススメ出来ます!是非一読して頂けると嬉しいです🙏
また、筆者の他の実績についてはこちらになります。
エリア予選愛知 7-2 77位 (白ひげ)
エリア予選東京 7-2 48位 (黒モリア)
エリア予選東京 7-2 48位 (赤紫ロー)
フラッグシップ 優勝🥇(黒モリア)
宴杯 8-0 優勝🥇(白ひげ)
9-0 優勝🥇(青黒サカズキ)
忍ト宴 3on3 7-1 優勝🥇(黒モリア)
げんげん杯 8-0 優勝🥇(黒モリア)
コーギーアール3on3 7-1 優勝🥇(黒モリア)
※ここから先、先攻2ターン目、後攻4ターン目等のターンを短く、「先2」、「後4」と表記していきます。ご了承ください。
〈青ドフラミンゴ〉の強み
①多面展開による地上戦
青ドフラは、リーダー効果による「7000パンチ+キャラ展開」とジンベエを絡めた中型キャラの4〜5体展開によるアグロデッキです。
特に、巷で「青ジンベエ」と揶揄される程強力なジンベエを使うことによる早期の面完成からなるビートプランを得意としています。
ワンピースカードゲームは、当然ですが、「1回のアタックで相手がハンドを切るorライフで受けるorキャラが倒される」ゲームなので、キャラの殴り本数はそのままゲームの勝利に直結します。
6000ラインのキャラが多く採用されているので、ゲームの場面ごとに6000で殴り続けたり、7000と5000を使い分けながら相手のライフ、ハンドを要求することが出来る、言わば「相手の反応を伺い続けることが出来る」リーダーでもあります。筆者はその点を高く評価しています。
②初動12枚採用による安定感、高い再現性
〈ペローナ〉〈センゴク〉〈バギー〉の3種計12枚採用による高い再現性、平均出力の高さはこのデッキの強みと言えるでしょう。
前期環境の〈黒ルッチ〉のような、主要カードを何枚も素引きしなければならないデッキは安定感に欠けており、安定した出力が出せているとは言いません。
連勝を積み重ねなければならない大会シーンにおいて、毎試合平均して80%以上の出力を出すことの出来る〈青ドフラ〉は、長丁場の非公認大会、エリア大会向けであると思われます。
③リソースの豊富さ
4モリア、ウィーブル等の手札が減らないアタッカーは勿論、デッキのコンセプトが「キャラを山から踏み倒す」ことが出来るリーダーなので、面作りにハンドを消費しずらいです。
ペローナ、3ドフラで確認した山5枚からリーダー効果で2体キャラを踏み倒すのであればその時点でお得にキャラを展開していますし、そこから4モリア、ウィーブルを出すだけでも手札は増えています。
面展開に使わなかったハンドを使ってキャラを守り、一体のキャラが何回そのゲーム中で殴っているか、を考えるのが重要です。
また、青ドフラを根本から変えたこのカード、
このカードを使って自分のサーチキャラを戻しながら相手の4以下をバウンス(手札に戻すことが強い)のは勿論、自分のサーチキャラ、特にセンゴクを2枚戻すことによるリソース回復が凄まじいです。
上記の動きをするためにローを山から踏み倒すと、手札消費0で手札が2枚増えるというありえない手札交換が発生しています。サンジのピラフですらトータルで1枚しかハンドが増えてないことを考えると圧倒的なリソース回復性能であると分かります。
④カード同士の強固なシナジー、圧倒的なデッキパワー
今年の夏に発売された青ドフラのスタートデッキに収録された、〈4ハンコック〉と〈4ロー〉のカードパワーが高いのは勿論、カード単位での相性の良さが凄まじいです。
世間に出回っている青ドフラ構築の約46枚程が皆似たようなものであるにも関わらず、各所で優勝報告をよく見かけるのは、ひとえにデッキパワーの高さゆえでしょう。
ペローナ、3ドフラ等の第1弾収録の山5枚確認カードですら、デッキに採用出来る少量のカード(レッドロック、パフューム、4プリン等)にアクセスする準サーチカードになります。極論、このデッキに弱いカードは入っていません。
構築の幅が狭いのは弱みになってしまいますが、数少ない自由枠を環境に合わせて入れ替えるだけであとはプレイング勝負に持ち込める、中級〜上級者向けのリーダーであるように感じます。
感覚としては黒黄ルフィの強みに似ています。
構築は皆にバレてるけど、それでも強い。とても筆者好みなリーダーです。
〈環境把握〉
さて、ここで9弾環境のフラッグシップバトルの入賞数を見ていきましょう。
最初の2枚は9弾環境初週、最後の1枚は筆者がnoteを執筆している直近の環境です。
紫ルフィ、黒黄ルフィ等の入賞率が増えていることも分かりますが、なんと言ってもどの週も〈青ドフラ〉の優勝数がズバ抜けています。
〈青ドフラ〉の現環境の優位性が分かった所で、筆者が思う現環境のTier表がこちらになります。
こう見ると、ドフラ視点として明確に不利がつくのが〈黒黄ルフィ〉のみで、他デッキに対しては5分以上に立ち回れることが分かります。
また、「赤シャンクスに勝てるの?」という質問を頂くことが多いです。対面した時の苦しさは当然ありますが、プレイを詰めていけば、先手を取れば6割、後手なら5割弱の勝率があると思っています。
現環境で不利対面だと思っているのが〈黒黄ルフィ〉と〈黄エネル〉なのですが、それらに対しては〈4プリン〉を採用する事で微不利〜5分まで持っていく事が出来ます。環境に合わせて採用するカードを変えていくことで立ち回りに幅を持たせましょう。
総括して、明確な不利対面が少ない、安定性、再現性が高いという点で〈青ドフラ〉は優れています。
〈大会で使った構築について〉
筆者が2日連続で使用した構築がこちらになります。
デッキの再現性をとにかく意識した構築になります。詳しいカードの解釈、認識は有料部分で記載しますが、リスト作成時点では現環境のチーム戦に出るのならばこの構築が結論だと思っています。
筆者が自由枠だと思っているのが<レッドロック>のみで、他の採用カードは枚数が変わることはあれど抜けることは無い気がします。
以下有料部分になります。
有料部分では、
・採用カード・採用候補カードの解釈、認識
・構築、型について
・〈青ドフラ〉を使う上で必ず意識する所、プレイ方針
・マリガン基準
・各対面での動き、先後選択
について詳しく解説していきます。
今の環境は青ドフラが中心に回っており、各対面のプレイを詰めていくほど大会で結果が残しやすくなるはずです。
構築での差が出にくい為、勝つには練度をあげるしかありません。このnoteを読めば、プレイ中に意識しなければならない所、要点が押さえられるようになると思います。
特に、有料部分の
〈青ドフラ〉を使う上で必ず意識する所、プレイ方針
の箇所を重点的に読み込んで頂きたいです。
このデッキはワンピースカードの基礎を固めれば必ず結果が出せるリーダーです。要所要所で適切な対応を積み重ね、少しでも相手とのリソース差をつけて勝利を目指しましょう!
最後に、自分のモチベに関わってくる事なので、このnoteへのスキ、Twitter(現X)のフォロー、ツイート(ポスト)の拡散をして頂けると大変励みになります!協力して頂けると嬉しいです!
【追記】
・エリア大会に向けたデッキ選択と構築の推移
・現在のミラーについて
・公式配信卓を振り返っての実況、取るべきだった進行について
の3つについて追記しました。
特にミラーについては、自分が意識しているポイント6つの徹底的な解説文を記載しており、その部分だけで約5000字程度の情報を載せています!
是非読んでいただけると嬉しいです!!✨️🙇🏻
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