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ガラスレザー
なんか備忘録と知ったふうな事言いながら
全然noteを見向きもしなかった
特に思い立った事もないが
帰宅するバスの中でぼんやり思った事があったので書いてみる
あたすはサラリーマン
多くの日本のサラリーマンの足元を支えているのは
多分『ガラスレザー』と呼ばれる材質で作られた革靴だと思う
革が樹脂加工されていて
汚れに強く
雨に濡れてもダメージはない
¥10,000出すか出さないかくらいで買える
そしてその殆どが1年ちょっとで天寿を全うするのだと思う
あたすは革靴が好きだ
どれくらい好きかと言うと
亡き義父が神保町のミマツ靴店で買ってくれた革靴を
15年ほど手入れしながら履いているくらい好きだ
特別良い靴ではない
でも思い入れが強いから
磨いて
修理して
履いている
![](https://assets.st-note.com/img/1653921641429-g3zCj3QAgQ.jpg?width=1200)
でも本革で
しかも革底なので
雨の日に履くのは憚られる
そんな時に助けてくれるのは『ガラスレザー』
※しかもゴム底
サラリーマンしていて
ちゃんと本革の靴を手入れして履いている人って
同じ会社にも取引先にも数えるくらいかしない
その殆どの足元は『ガラスレザー』
革靴好きな人たちの中には『安物』だとか『拘りがない』だとバカにする人もいるであろう
でも
それは人それぞれ
『ガラスレザー』でも手入れして
愛着持って履いている人もいる
バカにするのは勝手だが
ゴテゴテに訳もわからずクリーム塗りたくった本革より
手入れした『ガラスレザー』の方が見栄えが良い
お陰であたすのガラスレザーも5年目に突入した
日本の靴磨きのパイオニアである長谷川裕也さんが言っていた
『靴磨きは延命治療』
正しく手入れすればするほどその寿命は伸びる
何事にも
それなりに愛情は必要