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国語大辞典 御三家  脳梗塞19ヶ月目

◇概要◇

舟を編む(のドラマ編)にハマって、とうとう辞典(中型)を入手したという話。

ワレンベルグ発症から幸運にも復帰し始める。一時は入院寝たきり(退職やむなし)。一年のブランク後、この4月から再就職し、社会復帰もぼちぼち。

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4月より役所の出先機関(とある施設)でのパート事務職員(公務員扱い、一年契約)となった私。
2022年大晦日に脳梗塞、寝たきりとなったが復活し、19ヶ月目の今。
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はてなブログ・・「脳梗塞 ワレンベルグな日々」は、日々感じたこと
ワレンベルグのパート生活(脳梗塞の狂想曲)」は、この4月から始まったパート就職後の変化を綴っている。
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◇ハマるきっかけ、広辞苑その他をブックオフのオンラインで探す◇

辞書にハマるきっかけは、この辺りの記事から、で、

この辺りにも書いたが、リアルの最寄りブックオフには置いてなかった。

そこで、入手となると、ブックオフのオンラインで探して、店舗受取のパターンになる。今日7月末、最後の日の休日で引き取りに隣市へ。
広辞苑の第六版(一つ前の版だが2008年刊行)、1500円程。比較参照用に、他の大辞典を2冊。合わせて3冊を1800円位で。しかし重量は、広辞苑だけでで3.2kgもある。大きさもさることながら重さがある。引越用の頑丈な段ボールに梱包された3冊、10㎏超の引き取り、ブックオフの店員も驚いていた。

電子辞書、0.3kgしない。紙の辞書の重さ大きさ、可搬性は最悪だが。

◇広辞苑(第6-2008)、大辞林(第2-1995)、大辞泉(初版-1995)◇

購入した三大辞典は以下である。
やはり、国語辞書といえば、岩波の広辞苑!ということで、2018年の第7版が最新版、だがその10年前の第6版を購入(安いから)。24万語収録。

その双璧と呼ばれるが知名度はそこまで、という大辞林は三省堂、2019年の第四版が最新で、1988年が初版。安いだけで第2版(1995年)を購入。
巻頭にカラー印刷の色見本や日本世界地図、途中途中に赤印刷の特集など広辞苑との差別化を意識しているよう。

そして、大辞泉は小学館。最新は2012年の第2版のようだが、以降はデジタル大辞泉を年三回ペースで更新している。安いだけで初版(1995)購入。
驚くべきは、挿絵にカラー写真がふんだんに取り入れられている。22万語。

また、紙の辞典の時代はやはり終わっていて、専用電子辞書〜電子化(DVDROM化)、web化、そしてスマホのアプリ化へ各社収益体制が変化して、より使い勝手(いわゆるリンク機能など)が今や求められているよう。
大辞泉を知らなくても、毎年の「大辞泉が選ぶ新語大賞」は有名。2023年は生成AI、闇バイト(辞書に採用される新語として募集している)。
古語を引くということよりも、新語や言葉の変化に追随していくことを時代が辞書に求めている。

さて、購入した辞典、一つ版が古い広辞苑にしても16年前の書籍、他の2辞典はおよそ30年前の物、いくら1冊220円だからといっても、他の2冊を含め大きく重く、物好きだねぇと嫁さんは言う。もちろん、古い辞典は新語は載ってないわけで、その用途では使えない。
言葉の意味や用法は進化、変化するということからすれば、時代遅れということを理解して使う代物、しかも3冊も。

◇それでも 紙の辞書を手に入れた理由◇

舟を編むにおいても取り上げられていたが、出版物、量産品としての紙の質や製本技術、各社(監修者)の辞書にかける思い、広辞苑というスタンダードに対する各社趣向などは(古い辞書でも)分かる。それが知りたくて手に入れたのが第一だ。
今回驚いたのだが、30年前の書物と言うことを考えれば、その製品状態はベストである。全て箱付きで、広辞苑に至っては帯までついている。流石に重いのだろう、学生の使い古された辞典のような手垢がほとんど無い。また、置きっぱにありがちな日焼け、押入に眠っていたようなカビ臭さも無い。
思う存分、気兼ねなく使える。
飲み比べ、ならぬ、言葉引き比べ くらいはすぐ出来る。3冊とも20万語以上の採用語数の各社の言わばフラッグシップの中型辞書である(辞書発行の年代差は考慮するとして。)
あとは、腕力がつくだろう。なんせ1冊3㎏以上、ダンベル代わりだ。片手持ちで不用意に持ちあげると握力が持たない、落としてしまう(笑)。

つづく

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まつ@ワレンベルグな日々、時々No+e日記
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