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13年目、浮気癖、脳梗塞21ヶ月目

◇概要◇

脳梗塞になる前から、周期的に病気になる、いわゆる「浮気癖」。クルマだ。先日、嫁さんがメインで運転するホンダCR-V(2011年式2400cc)の13年目の車検を通したが、走行11万キロや年式などから、ついつい浮気心が首をもたげてくる。(長文;注意)

ワレンベルグ症候群という脳梗塞の一種を突然発症したのは、2022年末の大晦日、緊急搬送だった。そのまま年が明け2023年初から寝たきり状態、少しずつ回復し4月に退院。療養し一年後2024年4月から再就職、社会復帰もぼちぼちと。

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4月より役所の出先機関(とある施設)でのパート事務職員(公務員扱い、一年契約)となった自分。
2022年大晦日の脳梗塞発症、そこから1年と9ヶ月目の今
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はてなブログ・・「脳梗塞 ワレンベルグな日々」は、日々感じたこと
ワレンベルグのパート生活(脳梗塞の狂想曲)」は、この4月から始まったパート就職後の変化を綴っている。
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◇脳梗塞の前、そして寝たきりの時に夢見たクルマ◇

もう、昔からmini(BMW MINI)の3ドア・マニュアル社に乗りたいなと思っていた。元からマニュアル好きで、中古でわざわざR32スカイラインや独VWのGOLF GTI16vをマニュアルで楽しんだクルマ道楽の人生、体が動くうちに、最期はミニに乗りたいと思っていた。
しかし退職し故郷の雪国北陸で転職、生活環境もレベルも変わり、4WDで維持費の安い軽(今のワゴンR、CVT)を選んだ。燃費が一年通じて20km/Lを切らない、大雪に強かった4WD、マイルドHBで静かな始動など、最高の通勤相棒だった。しかし突然の脳梗塞で、寝たきりに。今後は車椅子の人生になるかも、と言うとき、ベッドで夢を見ていた。
何とか、死ぬまでにミニ(R56)に乗りたい。それまでは死ねないなと。
体が動かない最中で、中古車サイトで車探ししてた。その位、ミニには憧れがある。内装が可愛いし、マニュアルで乗れるクルマだ。
そして、何とか、退院しクルマの免許も再認定を貰えたが、今はようやく働き出したところ。雪国でなくなったので4WDは持ち腐れだが今のクルマ、何の不自由も無いので買い換える必然もない。
実際に、まぁマニュアル車は、クラッチ操作とかシフトレバー操作とかの、いわゆる手足連動の操作によるリハビリ、ボケ防止のメリットは考えられる。いっぽう、買いかえるのに勇気が要るとしたら、、よく聞く外車のデメリットといえば、故障リスク頻度(走行不能に陥る)と維持費(修理費、メンテナンス費用)などなど。いつもそこに引っかかる。以前の車、マニュアル車は走りのクルマも多く楽しめたいっぽう、修理の頻度も多かった。金が掛かった。若い時代。
デメリットが思い浮かび、これまで実行に移すことなく立ち消え、また忘れた頃に、思いが募ったり、の繰り返し。
クルマは男のロマンだ。

◇久しぶりに嫁のCR-V(のくすんだライト)を磨きながら虫が疼く◇

なんだかんだ言いながら、もう13年にもなる、この3代目CR-Vは乗り味が最高で、壊れるまで乗り続けたいクルマだ。ちょっと大きいし維持費もかかる。しかしこの1.5トンのクルマを軽々加速させる動力性能、ATだが意のままの加速の伸び、大排気量2400CCの自然吸気のVTECエンジンを積んだ高級SUV車には、もう自分には買えない、乗れない。
CR-V自体、日本では初代以降余り売れなかった、米国ではそこそこ売れていたようだが、SUV全盛の2022年に製造打ち切りになっている。ホンダの後輩SUVのヴェゼルの大ヒットの陰で静かに消えていった不運のクルマというべきか、最期の5代目モデルは、ハイブリッドが主となり、500万円を超える高級路線へ。
しかし、そのクラスでは競合他社に勝てず、さらに立ち位置も微妙だった。
この3代目CR-V、2400のエンジンは、次期4台目では、2000ccへダウンサイジングし(4WD車しか2400を選べない)最期の5代目、ガソリンのほうは、さらに環境性能性を理由にステップワゴンと同じ、1500ccのターボ(ダウンサイジング・ターボ)に切り替わっていった。時代の流れとはいえ、ホンダのこの最高傑作のエンジンのSUVが消えたことが残念。

カエルのようなフェイス、だが押し出し感のあるフォルム。

嫁が、私のワゴンRで実家にしばらく行ってしまったので、三連休で仕方なく古いクルマでもキレイにしようと紫外線でくすんだヘッドライトなどを車庫で磨いていた。13年目、11万㎞走行の割にキレイと良く言われる。キレイに永く乗りたい。安全装備はないというリスクはあるが。
でも、なぜか悪い心、浮気心が芽生えてしまう。
「古いし壊れてしまったら買い換えないといけないけど、、何にするかな」
壊れて欲しくないけど、壊れた次のクルマを探す、イケない心。

◇やはりマニュアル車に乗りたいけど◇

もうCR-Vのような大きな高級車にまた乗ることは、経済的に難しいだろう。大きさも4人乗れれば十分で、新車を買えるとすれば、例えば、災害時に発電してくれる クルマとか安くてあれば、停電が頻発する我が家の特殊事情で。そういう何か、大きなメリットや昔のような安さがないと新車は無理。(発電機とか蓄電池をかったほうが安いかも知れないが)
今度こそマニュアル車にしたいという飽くなき夢もあるにはある。しかし、ミニのようなただ可愛い、道楽だけの古い輸入車は結局、故障や維持費のデメリット。壊れても直せるところは田舎に無いし。
3ドア車は実用的でないし、大きさはやはり今のワゴンR位は生活用に最低必要だ。小さい可愛いだけ壊れることで有名な中古ミニは再びあきらめるしかない。
逆に、趣味性、荷物を載せて移動するタフな国産クルマ。
もうキャンプに行くことはないだろう。ただ、リタイアしたらクルマで車中泊しながらいろんな所を巡る、ありきたりな夢があったり。

ホンダの軽ワンボックスで、バモスというクルマがあった。エンジンをミッドシップ(MR)にレイアウトし、後輪駆動で5速マニュアル、4WD仕様もあるからいいとおもう。2018年で製造中止だが今も乗っている人が多い。MRでマニュアルなんて、昔のビートみたい。
同じような、コンセプトで新車、今時の安全装備のついたクルマの中では、N-VAN。FFベースだが6速!だ。しかも4WDも選べる。
6速といえば、ワゴンR並みの大きさN-ONEも6速車があるが、FFしかなく、雪道走行には、、と
いまこれらに少々浮わついている(浮気癖の)自分である、所有するCR-VもワゴンRも車検を通したばかりの絶好調なのに。

新メニュー。エビの殻剝きに時間がかかったけど、美味しいトマトソース炒めが出来た。

つづく

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