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日記(38日目) 雨、ネコが見つめる、ゆで卵
【変】何となく日記、ただし、主テーマは再就職。・・書くことを続けたいので・・。
水曜、昨晩11時過ぎから、滝のような雨がふった。そして眠って4時前に雨音で目が覚めた。正確に言うと、雨音に混じって聞こえる仔猫の小さな声だ。
聞き間違いかと思ったが、7時過ぎ、やはり聞こえる。起きた。
窓から外を覗くと、やはり居た。窓の下で雨に打たれた親子のネコ、鳴き声はおそらく仔猫のほうだ。親猫が、じとっとこちらを見つめる。初めてだ。
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雨の中、嫁さんは、朝一で、町の健康診断に行った(こんな日に降らなくても、、という感じで)。平日の休みなのに、その通りだと思ってあげた。
自分は独り朝食をとり、外歩きの代わりに、いつものオーディオルームで、日課のリハビリ、軽くストレッチとバランス運動をした。
運動の後、猫の親子はいなくなっていた。雨の中、大丈夫かな。
就職状況だが、日課のハローワーク募集ページに目を通す、検索条件は固定、募集の条件や業態、変化点がないかどうかだが、今朝も変化なし。
(猫が気になる、、)
猫は、おそらく数百メータ先の、通称“猫屋敷”から来たのだろう。
10匹以上の猫を放し飼い(放置?)している、田舎ならではの家、夏の日の晴れた夕暮れに、道路に面した庭先で猫たちが、思い思い、黄昏れていた。
こういう平和に暮らしている猫(の親子)がなぜ。
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昨日は、たまたま台所で見つけたゆで卵器で、作ったゆで卵(きちんと動かし方を学ばずに適当に動かしたため)が失敗で、固まらないで割れた。
主夫も散々だった。
正しい作り方は、実に細かい。見込みが甘かった。
その機械はぱっと見、シンプルだ。トレイ部に水をひたひたに張って、その上に受け皿を置き、卵を6個置き、透明カバーをかぶせてスイッチをひねってお好みの固さに調節、というような想像がつくような機械だ。
(それで機械は動き、透明カバーの中は熱い湯気が篭もり、見た目出来た感なのだ。そして出来上がりを知らせるピッピが鳴った、誰が失敗を想像できるだろうか?) 鍋で作るゆで卵なんて ゆで時間だけが仕上がりを決める。
しかし、違った。まず、水の量。セットする個数と仕上がりの固さで、量が決まっている。それ専用のメモリが切られた小コップが別にあった。
そして、肝心なのは、
「卵に事前に針でお尻に穴をあける小細工をする」のだ。そして
そのお尻を上にしてセットするのだ。先ほどのコップの底には針まで仕込んである。卵の向きも、尖ったほうが上だと思い込んでいたし。
勝手な思い込み、想像で機械を扱ってはならないと学習する主夫であった。
つづく(1125文字)
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