徒然なるままに。産前休暇1週間経って。
新卒から仕事をし続けて7年。大学時代も奨学金返済の為にバイトばかりしていたから、こんなに時間があるのは高校生ぶりくらい。懐かしい、高校生の部活引退後は受験勉強もあったけど、土日平日と毎日やっていた部活がなくなって、すごく虚無な時間を過ごしていた気がする。
自分は里帰り出産の為、実家へ戻り、ゆっくり過ごすことが出来ている。むしろ、ゆっくりし過ぎているのではないかと思う。母自身はひとりっ子だったのに私の子が産まれれば、孫は7人目。母は、入院・産前準備もお手のもの。ごはんは3食準備してくれるし、会話は多くない親子だが、なんだかんだで暖かい。
里帰り先の病院から、34週には受診しないといけないからと、産前休暇ぎりぎりまで働き、最終出勤を終えた翌日には実家に帰ってきた。
住まいと実家は2時間の距離なので、そこまで遠いとは感じないが、近くもなく、大きなお腹での電車移動はなかなか大変。文字通りの里帰り。
子どもの準備もあまり進んではいなかったが、この1週間あればだいたい揃えることが出来た。ネットがあれば、買い物へ行かずとも何でもそろう。さすがに、石けんや洗剤などは日用消耗品は近所のドラッグストアで買うことが多いが、布団に収納棚、ゴミ箱、印鑑などの小物まで、ネット購入で充分間に合った。
仕事では、労務業務を行っていたので、出生後のお金の申請まわりも頭に入っている。妊娠経過もありがたいことに順調。
あとは出産を待つのみ。
不妊治療中から考えるせいか、ゴールが見えると余計にか、今、この期間がすごく長く感じる。
ネットで「産休 暇」などと検索すると、過ごし方について書かれている記事も多く、トップ5くらいまでは目を通した。
いろいろ当てはめて考えてはみたが、自分の場合は体重がどんどん増えるので、美味しいものを食べに行く・カフェに行くのはNG。赤ちゃんグッズもおおよそ買い終えた。平日は運転主がいないので、外出は徒歩圏内。散歩は1日30分程度は行っている。動画や漫画は、もともと興味が薄く、ゲームもやりたいものがない。資格勉強なども記載があって素晴らしいと思うが、そこまで意欲はない。仕事の連絡は1日に数件くるが、時間を多くとられることもない。
だからこそ、久々にnoteを書いてみることにした。
お隣さんの桜の木を眺め、葉が生い茂っている様をみると、初夏だな~と感じる。非常に穏やかな、言葉をかえると退屈な、行動制限はあるが自由な時間。
今は、毎週妊婦検診に通っているが、先日”バースプラン”なるものを考えてきてくださいと言われた。「特にないです」は通用せず、皆さん何を書かれるのか聞くと、出産時に、音楽をかける、アロマをたく、など。
自分の場合は無事に産まれてくれればそれでいいし、それ以上に望むものがない。
妊娠後期になってきて、お腹も重たく、「早く産まれてほしい」と世間的な会話をすれば、経産婦の方からは「産まれたら産まれたで大変」と100%返ってくるけど、『あたりまえやん』ってツッコミたくなるのを我慢している。そのために産んだんでしょ、お腹に居続けられても困るでしょ、自分はそんな返しをしないように気をつけたいけど、つい言ってしまうものなんかな。
あと1週間で臨月、あと2週間で正期産、やっとここまできた。ここまで3年弱。あと少しで、また新しいスタートを切れる。