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【エクストラ】殴り勝つ型エヴォリューションホルビー

 はじめまして、福岡で活動しているマツと申します。今回は2024年の愛知CLエクストラ部門にて使用したエヴォリューション型ホルビーの解説を自分自身の備忘録として残します。
ちなみにCLの結果は2勝3敗なので参考にはならないと思います。

 まず、このデッキを作った経緯としては「Ω連打でエヴォリューション使ったら面白くね?」と思ったところからでした。
この時点ではCLで使用するとは思ってなく、エクストラバトルの日にて使おうかなって思ってた程度でした。
 2進化で立てたいポケモンでまず考えたのが「イライラかふん」のラフレシアです。

エクストラではナゾノクサ見えた時点で相手はみんな嫌な顔する(私もする)

グッズロックは後手1から立てることができたらイージーWINを狙えます。ただラフレシアを進化させるだけだったらモクロー&アローラナッシーGXのほうが簡単です。
そこで草タイプ以外の2進化で面白そうなポケモンがいないかと探したところ「ダブルブレイン」のジバコイルが面白いんじゃないかと思い採用。

自分だけサポートを2回使える!マチスの作戦は禁止なのに

 ここまででデッキの根幹は決定しましたが、あとはどうゲームに勝つかです。
ホルビーを使用したLOやコントロール系統はちらほらと噂にきいてたのですが、そもそもそこら辺に採用されているカード類を持っていなかったためサイドを取り切るプランでデッキを作成することにしました。
低コストで技を使えてそれなりのダメージが出る(都合の)いいポケモンがいないかな~とカードリストを眺めていたらいました、とても都合の良いポケモンが。
ジバコイルexです。

最近のカードなのに出したらよくテキスト確認されるかわいそうな子

ダブルブレインのジバコイルと当然進化元を共有でき、相手依存ながらも雷エネルギー1個でダメージを出せる技。そしてHP330という高耐久というまさに求めていた人材でした。
HP330のなにが偉いかというとエウクストラの環境だと青天井のダメージを出してくるデッキがほとんどなく、環境の中心にいるレジドラゴは「ガリョウテンセイ」「ワイルドブレイズ」の最大300ダメージでルギアはパワフル無色エネルギーを4個つけたあかつきガチグマexの320ダメージが最大なので基本的に1回ダメージを受けることができます。(ハチマキは知らん)
相手はダメージを出すためにはエネルギーをどうしてもつけないといけないため、ジバコイルexの上技「エナジークラッシュ」で返すことができます。モミやマオ&スイレンを採用することで粘り強く戦うこともできます。

そんなこんなでできたデッキがこちらです。

愛知CL使用デッキ

 使い方は簡単です。じゃんけんに気合で勝って後攻を取り、ホルビーでエヴォリューションを2回使うだけです。
嘘ではないですよ?ただまあまあ下準備が必要です。

ホルビーで技を宣言する際の理想の盤面は下記の通りです。

バトル場:1エネついたホルビー(わざマシンエヴォリューション)
ベンチ:コイル、ナゾノクサ
※コイルは2体いたほうがより良い

スタートポケモンが上記3種類のどれかであればいいのですが、それ以外の場合はその3種類をベンチに並べなくてはなりません。
なかよしポフィンが手札にあればいいのですが、ない場合大事になってくるのがグズマ&ハラからサーチできるボウルタウンとキャプチャーエネルギーです。
また、バトル場がホルビーまたはコイルかそれ以外でもかなり要求が変わってきます。

バトル場がホルビーまたはコイルの場合
→グズマ&ハラでサーチするのはエヴォリューション、ボウルタウン、キャプチャーエネルギー。後手1でのグッズロックは確定でいけます。

それ以外の場合
→グズマ&ハラでサーチするのはエヴォリューション、ボウルタウン、ジェットエネルギー。ただしこれだけだとエネルギーがついたホルビーがいるだけなので残りの手札でほかを並べよう。優先すべきはナゾノクサ。

初手の手札にエヴォリューションがある場合はかるいしを持ってこれるため楽になります。


ここからは各カードの採用理由について書いていきます。

ポケモン
ホルビー 2
・このデッキの根幹なのでずが、コントロールではないのでサイド落ちを考慮した最低限の枚数での採用。
 実は最初はホルビーを持っていなかったので同じΩ連打のアチャモを使用していました。CLに出ることになったためさすがにホルビーを購入しました。

ジバコイルライン 2,1-3-3
・ジバコイルexとダブルブレイン2体立てたいため3枚づつの採用。最初はダブルブレインも2枚採用していたんですが、対面練習をしていく中でダブルブレインよりexの方を優先して進化させたほうが強かったため減らしました。
・コイルは絶対に特性ピカピカゆうどうじゃないと駄目です。上記に書いた要求が変わってきます。

こいつもよくテキスト確認される

ラフレシアライン 2-2-2
・本当は3枚づつ欲しいですが泣く泣く削って2枚づつ。サイド落ち+手札に来てラフレシアに進化できないことがよくあります。増やすならクサイハナとラフレシアを1枚づつ増やしたいですね。

ガチグマ
・後半ジバコイルがいない場合に殴る要員。後述のヒーローマントつけると中々の耐久力なのでそこも良き。

カプ・テテフ デデンネ
・デッキ回し要員。テテフは初手でグズマ&ハラ持ってきてもいいし、中盤以降でもデッキから好きなサポート持ってきてもよし。
・デデンネは初手でパーツが足りないけどクイックボールがある場合は強引にパーツを探しに行けるため採用。

ライコウV
・低エネルギーのアタッカー+森の封印石の張り先としての採用。後述のサンダーマウンテンと合わせると無色エネルギー1個で技を使える。ルギアが多いと見て採用したがCLでは1回も技は宣言しませんでした(封印石は使った)

グッズ(ポフィン、クイックボール、タッグコール) 3枚づつ
・ほぼ初手にしかグッズは使いないため、多くいれるとノイズになる。でも初動が大事なため削りすぎてもグッズロックが決まらないため枚数は一生悩んでる。より安定させるなら4枚づつ採用するのも全然あり。

ポケモンの道具
エヴォリューション 2枚
・サイド落ちケアで2枚。2回使うパターンもあるにはある。

かるいし 1枚
・説明不要。

隠密フード 1枚
・ダストダスやソーナンスケア。本当は2枚欲しい。ナゾノクサが見えたら必死にダストダスを用意してくるので隠密フードをつけてあげましょう。

森の封印石 1枚
・ライコウとともに最後に入れた1枚。グズマ&ハラからサーチできる好きなカードサーチ。

ヒーローマント 1枚
・最後まで悩んだACESPEC枠。ジバコイルexがHP430のバケモンになります。

サポート
グズマ&ハラ 2枚
・最強の初動札。特殊エネルギーをサーチできるので意外と中盤以降でも使う。

シロナ&カトレア 2枚
ルザミーネ 1枚
・サポートループに必要な2種類。1ターンにサポート2枚使えるため、サポートを回収しつつ回収したサポートを即座に使えるこのデッキの強みです。

マリィ 1枚
ナンジャモ 1枚
・手札干渉+自分の手札リフレッシュ用。最初はナンジャモではなくNを採用していたが、相手の要求を上げるより自分の不要札を引き直さないようにナンジャモにしました。

グズマ 1枚
・説明不要

クララ 1枚
・途中でトラッシュしたレアコイルや倒されたジバコイルを回収するために採用。基本エネルギーも回収できるため継続して殴り続けるためにも結構大事。

マオ&スイレン 1枚
・交換+回復要因。ジバコイルexのHP120回復するだけでもかなり突破されにくくなります。

モミ 1枚
・進化ポケモンのHPを全回復できる最強カード。1エネで技が使えるジバコイルexと相性よし。
サポートが2枚使えるとモミで回復+何かしらのサポートが使えるのがマジで強かった。

ザオボー 1枚
・ダブルドラゴンエネルギーやダストダスの道具を剥がすために採用。

ポケモンレンジャー 1枚
・三神の「オルタージェネシス」を使われるとかなりきついので泣く泣く採用した1枚。レジドラゴの「アイアンローリング」の追加効果も消せるのでまあ強い。CLでは三神いなかったけど…

スタジアム
ボウルタウン 2枚
・これもサイド落ちすると困るので2枚採用。最後まで1枚に削るか迷ったけどサイド落ちにビビり散らかして無理だった。

頂きの雪道 1枚
・ルギアを止めるための1枚。グッズロックして更に雪道を置けるとまあ負けない。CLでは後手1でサーチしたのに出し忘れて1敗。

サンダーマウンテン 1枚
・これがあればジバコイルexがエネ無しで技が使えるバグカード。

エネルギー
キャプチャーエネルギー 1枚
ジェットエネルギー 2枚
・初動ではキャプチャーよりジェットの方がよく使うのでサイド落ちケアで2枚。キャプチャーも使うけど最低枚数で。

スピード雷エネルギー 2枚
・エネルギーをつけるだけで2ドローできるバグカード。雷ポケモンを採用してるなら入れない理由がない。

基本雷エネルギー 2枚
・シンオウ神殿対策での採用。特殊エネルギーは相手のザオボーとかで剥がされるが、基本エネルギーは意外と剥がされないので大事。クララで回収できるのもグッド。


上のデッキの形になる前のリストも一応貼っておきます。

ちなみに愛知CL2-3の内容はルギア4戦研究所アーケ1の実質全部ルギアでした。キリンリキ入れておけばよかった…



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