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これがちゃん系ラーメンか!
どうも名前だけだと女性と間違われることが多いミユウです。
今回は気になっていたちゃん系ラーメンたるものを食べた!!!という日記なのだが、
ちなみに皆さんはちゃん系らーめんたるものを知っているでしょうか。
ちゃんこをモチーフとした具材のオールスター感謝祭のようならーめんの訳ではなく、
ちゃん系ラーメンとは下記のようならーめんのようです。
「ちゃん系ラーメン」とは、近年東京を中心に盛り上がりを見せている新しいラーメンのジャンル。その主な特徴は、基本メニューが「中華そば」と「もり中華」であること、豊富なチャーシューやなみなみのスープ、平打ち麺、そして店名が「〇〇ちゃん」であることが多いです。神田の「ちえちゃんラーメン」が原点といわれています。
Yahoo!検索のビッグデータを分析し、予測した2025年にヒットが期待されるキーワード10点に選出されるほどに「ちゃん系ラーメン」は検索数が伸びていると。
東京だけでなく、気付けば地元の栃木でも来年にはお祭り騒ぎのような盛り上がりを見せているかもしれないのか。興味深い。
店名が「〇〇ちゃん」というだけで、親近感が滲み出ていて、
そんで店の名前の裏腹にしっかりとした大将がいて最高の一杯を生み出してくれるという安心感も備わっている気がしてくるのは私だけだろうか。
と、一向にして自分がどこのラーメン屋に行ったかが出ないまま前置きだけでエンドロールに到達してしまうという自分の葛藤に終止符を打つ。
原点こそ至高にして頂点!?
今回訪れたのは「〇〇ちゃん」の原点と言われる「ちえちゃんラーメン」である。
大体こういう時、原点から食べることは100年に一回あるかないか程に滅多にないが、奇跡的に神田に予定があり、そんで存在は知らなかったものの気付けばちえちゃんラーメンに吸い込まれていた。
なので偶然的な出会いであったちえちゃんとは。
ここは店入る前に食券を購入するスタイル。
こういったケースでは入念に入る前に席を空いているかと導線をなんとなくイメージ。
空いていることに確信が持てたのであとは望むものと引き換えにお金を出して、
気持ちを整えてズームインならぬゲートイン。
入った瞬間わかるこれはもう優勝だと。
高鳴る鼓動を胸に着席。そして、食券を渡すと同時に、ラーメン屋で1番嬉しいコメ無料のところで「ご飯ひとつ」を喜びまじりの声でコール。(物価高の中で本当にありがたい限りです。)
ワクワクとドキドキの狭間に立ちながら待つこと5分ほどその瞬間は訪れた。
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このビジュアルである。の一言で全てを物語ってくれる存在感。
レンゲをドロップインしたら、溢れそうな並々のスープに、
脂がそこらじゅうに浮いていて即スープだけを飲みたくなる欲求を掻き立てる。
あと、大体チャーシューってしっかり見えている状態で来るけど、
潜水した状態で出てくるほどにスープの存在感がチャーシューを上回る。
これだけスープについて触れたわけなので、一口目はスープを口の中全体に広げたわけだ。広げた瞬間、思わず笑みも溢れてしまうほどの気分の高揚と全身に広がるエナジーがこのスープによってもたらされた。
そして、やっぱり温かいスープを飲んだ時に絶対に言いたくなる「沁みる」もしっかり添えた。
平打ち麺もすこぶる最高で、なんで平打ち麺って豪快に音たてて啜りたくなるんだろうか。麺とスープの相性もベストアンサーで、何度啜っても満足度が変わらずエンドレスで食べられる。
そして、チャーシューなのだが、度肝を抜かれたのは味だけでなく、そのチャーシューの量だ。写真だけでは分からないと思うが、ビックリ仰天ニュースになるぐらいチャーシューの包囲網がスープの中で繰り広げられていることを食べながら知ることになる。
気付けば先に麺がなくなるという失態を犯してしまうため、ぜひ行く際は気をつけてもらいたい。
最後に自分の掟、【食べ終わった後のスープは三杯まで】をしっかり守った上でご馳走様コール。
食べ終わることが悲しくなるほどに至高の一杯に出会えたことに感謝。
そして、ちゃん系ラーメンの真髄を原点の場所で体験できたことが自分の人生経験の幅が広がったことは間違いない。
多分、直近で1番上手かったらーめん屋はどこと聞かれたら、
「ちえちゃんラーメン」と答えることは間違いないし、
そう答える人がいたら自分の可能性ありです。
そんなこんなでちゃん系ラーメンを愛し続けたい思いを胸に、
今日という日、いやこれからを生きていきたいなと。
そんじゃ、この辺で閉店ガラガラ。