デッカイギで学んだこと
モグです。お疲れ様です。
デッカイギに参加して、いろんな刺激やアドバイスをいただいたことで、初めてNoteに記事を出したばかりですが、次の記事を書く前に、自分は何を学んだのかを可視化しておこうと思います。
もちろん、テクニカルな話や、ビジネス構想みたいな領域での学びも多かったのですが、今回はマインド的というかヒューマン的な領域での学びにフォーカスします。今週は、社内にも少しずつフィードバックしているのですが、可視化しておくと、それが一種の行動宣言みたいにもなるかなと。
大きく3つのことを学びましたが、思いつくままに書き殴ります。
デッカイギ|行政デジタル改革共創会議
誰もが真剣に取り組んでいる
いろんなセッションでお話をお聞きしたり、議論したり、個別に立ち話させていただきましたが、行政のデジタル改革、標準化、ガバメントクラウド対応等に関わる人々(少なくとも各組織のキーマンとなっている方)の中で、不真面目にやっている人はいないことがよくわかりました。日頃、活字にはできないような悪態をついてしまうことも正直あったのですが、皆、国難を乗り切るために必要なことだと思って、本当に真剣に取り組んでいるのだなと。
ただ、幅広いステークホルダーがある中で、相互のコミュニケーションは圧倒的に不足していたことも確かです。また、個人個人の個性もありますので、伝え方が不十分であったり、変な警戒心のようなものを持たせてしまったり、あるいは一部の情報や理解が欠落していることで結果的に誤ったメッセージになってしまったりということも多いでしょう。そして組織の事情や忖度により、微妙にバイアスのかかったコミュニケーションをとらざるを得なかったりも。
まあ人間だから仕方ないですよね。でも、そういう不足点みたいなところをお互い補い合えるのもまた、人間ならではの特性かと思います。皆の真剣さが実を結べるようにするために、今まで以上に、それぞれの情報発信と、相互の信頼関係強化、そのうえで具体的な課題解決(緩和)に取り組むことが必要であると再認識しました。
横や斜めの繋がりが本当に大切である
複雑かつ多岐にわたる命題に対して、逐次提供される大量の資料を読み解いて具体的な実装や運用に落とし込むのは本当に大変です。私も、正直なところ、自組織、自プロジェクトだけでは厳しくて、これまでも信頼のおける同業他社さんと意見交換したりということはしていました。今回、自治体職員さんとも結構お話させていただいたのですが、自組織だけでは煮詰まることが多く、セッションの一つでもあった共創プラットフォームの有効性を強調される方も多かったです。
もちろん、それぞれの守秘義務や様々な事情があるものの、事業者間、自治体間、事業者対自治体、その他組織の壁を越えて、議論したり課題解決の検討をしたりすることが極めて重要だと思いました。
そういえば、事業者向けにも、コミュニケーションツールは提供されているのですよね。あれを活性化するにはどうすればよいのか、あれを活性化することが状況の改善に繋がるのか、このあたりは他の事業者さんとも意見交換してみようと思いました。
超ポジティブシンキングで
チャタムハウスルールなので発言者は記載しませんが、超ポジティブシンキングでいこう、絶対なんとかなる、何かあっても命まで取られるわけではない、みたいなことを仰っている方がいらっしゃいました。
全くそのとおりですよね。とは言え、これも個人個人の性格もあり、そんな心持ちになれない人もいる、いやむしろその方が多数派ではないでしょうか。でも、今回参加したセッションの中で、こんなにポジティブな人がいるのか!と思わされた人が何人もいらっしゃいます。もちろん、役割を踏まえて自分を奮い立たせているものの内心ドキドキとか、いろいろとあるのでしょうけど。
でも、そういう超ポジティブな人と会話することで、折れそうな心が回復するとか、また頑張れるとか、そういう素晴らしい影響を与えていることも事実だと思います。
もちろんネガティブ思考でリスク評価することも大事ですが、実行段階ではポジティブでないと物事は進みません。いいもの作るぞ!と前を向いて頑張るのと、失敗したらどうしよう・・・と下を向いて耐えるのとでは、生産性が違うのは間違いないでしょう。周りのメンバへの影響も考えて、私もできる限りポジティブさをキープしていこうと思いました。