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時間をかければ出来ることもある!

こんにちは。
毎夕大騒ぎの長男ですが、3人姉弟の中で唯一出来る事があります。


時間をかけて出来るようになった事

水頭症で産まれ、身体のふらつき(成長とともに良くなっています)、不器用さのある長男は手先を使う事が非常に苦手で字を書く(漢字は特に嫌い)、絵を書く、工作するなどの事が毎日憂鬱になってしまう原因です。
そんな長男が人一倍練習して出来るようになったこと、それは「蝶々結び」です。
出来るようになったのは今年の夏で、お気に入りのパジャマ替わりにしている甚平の紐を自分で結んで着れるようになりました。

思い腰をあげて開く本

長男はとにかく夏のパジャマにしていた甚平がお気に入りで、毎日夜に着るのですが毎日「紐結んで!」と来るので、、、。さすがに4年生だしそろそろ蝶々結びくらい出来るようになって欲しい!と思い、教えるもなかなか出来るようになってくれませんでした。蝶々結びって、長年やってると感覚で出来るので教える事自体難しいなと感じます。
そこで思い腰をあげて以前こども病院の先生から進められた本を開き、「蝶々結び」の結び方を参考に長男に教えてみました。

なぜ腰が重たかったと言うと、この本はまるで辞書か(実際は辞書の半分くらいですが)、と思うくらい厚みがあり、あらゆるシチュエーションにおいて不器用さのある子供にとっての難しい動作のサポートの仕方が沢山載っているのです。買ってからは一通り読んで「なるほど~」と思いつつも、それで満足してしまい、その後開く事はなかったのですが、今回の蝶々結びの件でやっと再び開き、実践しようと思ったわけです。

達成まで2週間

お風呂あがりは何だかんだドタバタで、(蝶々結びを教えるなんてめんどくさい)と思っていた私ですが、本を参考にその日から長男にゆっくりと蝶々結びを教え始めました。
まずは始めに蝶々の片方、紐を2つ折りするところから→普通は2つ折りの1番根元を持ちますが長男、2つ織りにした先っちょを持つ→これでは次の工程の紐を回すというのが出来ない、、、。こんな感じて通常ならこうでしょ、という事が分からないのか、不器用さで出来ないので時間はかかります。
その後3日ほど最初の2つ折りに苦戦し、また、5日ほど紐を回す方向に苦戦、残りの日数回した紐を入れる事に苦戦、、、。2週間ほどかかってついに1人で「蝶々結び」が出来るようになりました!こうしてやっと1人で甚平が着れるようになりました。

まだ出来ない子にも、、、。

無事に蝶々結びが出来るようにようになった長男、そしてうちには次男、長女も実は蝶々結びが出来ないのです、、、。今思えば不器用だから蝶々結びが出来ないのではなく、私が前々から教えていれば長女も長男も出来ていた?!!
そうなのか、そうでないのか真相は分かりませんが、至急、長女にも蝶々結びを教えなければ!と思ったのでした。

今日も1日頑張りましょう!


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