
家計簿で年間特別費を考えておくメリットとは。
家計簿をつけるうえで、一度は目にしたことがあるかと思われる年間特別費というもの。私も家計簿をつけるうえで必ずこの項目を把握するようにしています。実際に把握して、よかったことなどを書いていこうと思います。
年間特別費とは

毎月決まっている支出ではないけれど、年に数回の支出、もしくは1年に1度あるか、ないかといった特別な支出のことをいいます。言い方は様々あると思いますが、我が家ではこのような支出を年間特別費として管理しています。
管理方法
家計簿はGoogle スプレッドシートを使っています。このような『年間特別費』の項目のページを作り、そこで管理しています。無料でできるアプリなのでおすすめ。表さえ作ってしまえばとっても使いやすく、計算も自動入力で楽ラクです!

表を作り管理することで、一目でいつどんな出費があるのかを把握できます。紙媒体が得意な人もいれば、エクセルやスプレッドシート(以下SS)で家計簿をつけるほうが向いている人。様々だと思います。
私は家計簿ノートだと続かず、このようにデータを入力して管理していくほうが合っています。ぜひ続けられそうな方法で、管理してみてくださいね。
スプレッドシートにすると共有もできるので、我が家は夫も見られるようにしています!
具代的な項目

では年間特別費には具体的にどのような項目があるのか見ていきましょう。
イベントごと
誕生日…誕生日プレゼントとケーキ代、お食事代など。
父の日や母の日
クリスマス...プレゼントやケーキ、お食事代など
お年玉…親戚が多いと意外とかかるお年玉。SSの別ページで管理しています。
お正月
帰省...ガソリン、手土産など
家族旅行…宿泊、交通費、旅行先でかかりそうな全般の予算。
忘年会や新年会
お祝い事…出産祝い、結婚祝い、新築祝い、入学祝いなど。
結婚記念日
七五三…お参りや写真撮影費用など。
小学校など入学準備費用
すでに決まっている支出
固定資産税
車検
車税
保護者会費
町内会費
習い事
予防接種
学費など予備費
来年から長男が小学校へ。小学校では平均して年間35万ほどかかるとの情報も。そのため年間で大体かかるであろう学校関係の予備費も考えておきます。
緊急のための予備費
家電や家具など、突然の故障で買い替えが必要になるときがありますよね。買うか買わないかわからないけど万が一の時のために予備費として予算を組んでおくことも。
毎月予備費として積み立てをする人もいますね。私も以前は、現金で封筒積み立てをしていたのですが、これが続かずやめてしまいました。まず、現金をおろしにいくことがあまりないので、おろすことも負担になってしまいました。
今は予備費として、この年間特別費で管理しています。
1年分の予備費が余ればそれ専用の口座に移しておくのもよいかもしれません。メインの口座で管理すると区別がつかず、分かりにくいかもしれないので、確実に予備費を分けておきたい場合はご参考まで。
予算を決める
項目を書いたら次は予算を決めていきます。予算なので大体の目安で。もう金額が決まっているものに関してはその金額を記載していきます。
予算の隣には、実際にかかった金額を入力。
管理するメリット

では次に私が実感している、この年間特別費を管理しておくメリットについて紹介していきます。
1年間のざっくりとしたスケジュールの把握ができる
来年の年間特別費を考え始めるのは大体11月頃から。来年どんなイベントごとがあるのか、考える時間にもなるのでざっくりとでも把握することができます。お祝い事なども、特別費を考えているときに、そういえば、と思い出すことも。
忘れないうちに入力しておくことが一番ですが、ついつい忘れることもあるので、思い出すきっかけになっています。
年間大体いくら支出がありそうか、予想ができる
毎月の決まった支出は、大体は決まってくるもの。大きく支出が前後するとするならこの特別費でいくらかかるか、ではないでしょうか。一度この年間特別費を書き出してみてください。意外と大きな金額になる家庭も多いのではないでしょうか。
お子様の入学、卒業、家の修繕、車の買い替えなど大きな出費が考えられる場合は、ライフプランを別でたてておくこともおすすめします!
この年間特別費を考えていないと、いきなり大きな出費がきてびっくり!なんてことも。前もって把握しておくことで、無駄な出費を抑えられたり、お金の準備をしておくことができたりします。
年間の収入と支出をおおまかにでも把握しておくことが大切ですね!
まとめ
年間特別費について書いてみましたが、やっぱり把握しておくことは大事だな。。と感じております。項目はたくさんあったとしても、一度作ってしまえば、コピーをして今年度分に書き換えることもできるので、毎年考える負担はないですよ!負担よりもメリットのほうが大きいかと思います。
これから家計簿をつける方もぜひ年間特別費の管理、はじめてみてくださいね!