千歳船橋ニュース： 千歳船橋の広島お好み焼き「ひじり」、路面店として移転オープン

以下の記事は、「取材を基に地域経済新聞のニュース記事を書く」という課題で作成したものです。取材→提出→講師による添削、と時間が空いているのでニュース鮮度は落ちていますが、お店のことを知っていただくためにも掲載します。
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千歳船橋ニュース：
千歳船橋の広島お好み焼き「ひじり」、路面店として移転オープン

（※記載情報は取材日＝7月16日時点のものです）

　広島お好み焼き「ひじり」（世田谷区桜丘2-29-14、TEL 03-6432-6275）が4月22日、千歳船橋駅南口エリア内で移転オープンして3か月余りとなった。

「ひじり」の店構え。もうすぐ看板が設置できるという

　移転前の店舗は稲荷森稲荷神社前の通りに面した集合ビル2階だったが、移転により30mほど駅に近付き、駅徒歩1分の路面店に。
　いずれ路面店へという考えはあったものの、今年2月、1階のラーメン店で火災が発生。幸い店は延焼を免れたが、5日間の営業停止に加え、焼け跡の解体工事の際に動力線が破損し設備が使えなくなり、2日間の休業を余儀なくされた。この出来事をきっかけに移転を決意し、近所の物件に居抜きで入居した。

　店主の加藤聖史（きよふみ）さんは東京農業大学の卒業生。在学中に経堂にある広島お好み焼きの超有名店「八昌」でアルバイトを始め、卒業後も含め約10年間働いて独立。2019年2月6日、学生時代から馴染みがあった隣駅の千歳船橋でひじりを開業した。「自分が食べてきた中で一番美味しいと思う」という八昌の焼き方を踏襲したお好み焼きのほか、鉄板焼きやおつまみも提供してきた。

　計画では4月早々のオープンだったが、コロナ禍によって4月22日にテイクアウトのみでスタート。GW明けから店内飲食を始めた。加藤さんは「この状況でテイクアウト販売を行うことになり、結果的にはこのタイミングで路面店に移転して良かった」と気丈に話す。

　看板商品はお好み焼きのそば入り肉玉（肉・野菜・卵）（850円）だ。麺入りはうどんも選べ、ほかにシンプルな肉玉（750円）、ねぎ焼（800円）などもあり、いずれも各種トッピングが可能。

そば入り肉玉のお好み焼き。直径20㎝

　鉄板焼きは、玉子焼（400円）、豚キムチ（600円）、砂肝（650円）、エビガーリック、地鶏ゆずこしょう（各700円）、牛タン（1,300円）など。
　おつまみは、すじぽん、煮込（各450円）、サーモン塩辛（400円）などお酒に合うものから、冷やしトマト、広島菜、塩らっきょ（各350円）などさっぱり系までを揃える。

　飲み物は生ビール（500円）、ハイボール（450円～）、各種サワー（380円～）、ワイン（グラス480円、ボトル2,800円）、各種焼酎（500円）、日本酒（冷酒グラス580円～、熱燗一合400円～）、各種ソフトドリンク（280円）など、幅広くラインナップ。

　加藤さんは「近隣の焼き鳥店、居酒屋などと相互に出前注文にも対応している。こういうときだからこそ、個人店皆で緩やかに助け合いながら一致団結して乗り越えていけたら」と話す。

　営業時間は平日17時～24時（L.O.23時）、土曜12時～24時（L.O.23時）、日曜祝日12時～23時（L.O.22時）。不定休。予約可。総席数は14席（カウンター４席、テーブル計10席）。当面はテイクアウト営業も継続する。

店主の加藤さん

ライター：まつざわ