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異様なゴールデンウィーク

ゴールデンウィークに入り、2日が過ぎました。一時期は感染者数も2桁に抑えられたと思ったところで、昨日は都内で160人の新たな感染者がでたという報道もあり、予断を許す状況に変わりはありません。そしてタイムリーですが、先ほど緊急事態宣言の延長が発表されたとの報道がありました。

明日に決定とのことですが、少なくとも5月いっぱいはそうなるんだろうと感じつつも、中小企業や飲食店関連の皆さまに限らず、大きな影響を受けている方々のことを考えると、本当に胸がえぐられるような想いに駆られます。1日でも早い回復と、政府からの具体的な指針の提示、及びスピード感の持った対応を心から臨んでいます。

さて、今年のゴールデンウィークは、いろんな意味で、語り継がれる連休になると思います。そもそもの移動手段となる航空企業や鉄道企業などの交通関連企業はもちろん、観光業、旅行業、アミューズメント業、飲食業などの大きな打撃に加え、旅行に付随するアパレル業や化粧品業界なども、まったなしの状況で、連休明け、自粛明けの動きを模索していると思います。

アパレル、化粧品業界と言えば、最近、コンサルティング会社のローランド・ベルガー社が出した、「新型コロナウイルス アパレル・化粧品市場に与える影響と採るべきアクション」というレポートが話題を呼んでいました。

– シナリオA:6月に終息し、夏は一時的に消費が活性化するシナリオ
– シナリオB:8月に終息し、秋は一時的に消費が活発となるシナリオ
– シナリオC:10月に一旦終息するも、消費は年末まで冷え込みそのまま不況となるシナリオ

という3つのシナリオに分けて細かくレポートされており、まさにコンサルティング視点、という内容でした。いま、コンサルティングファームにお勤めの方も、本当に大変な状況だとご察し致します。

どこにも行けず、天気ばかりが良いゴールデンウィーク。来年は目一杯楽しめるよう、今年は最大限の自粛をして、乗り切りたいと思います。

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