それは浮気願望か?愛の証か?
夢はよく見るほうだ。というか、ほぼ毎晩、見ている気がする。寝言もよく言ってるよう。その声の大きさに、自分で目が覚めることもある。常に眠りが浅い...のかもしれない。そんな私が、年に3〜4回ほど見る夢がある。少しずつ違うけど、ほとんど同じ内容だ。7〜8年は続いているので、20〜30回は見ていることになる。
夢の中の私は、現実の私と同じ。愛する妻がいて、溺愛している息子がいる。なのに!なのに!!である。こともあろうに、私はコッソリ“別の女性”に会いに行くのです。ある時は飛行機で。ある時は列車で。船で...という時もある。海辺の街、雪に包まれた温泉宿、東京らしき大都会、大草原の中にぽつんと佇む一軒家。向かう場所はそれぞれ違うが、会いに行く女性はいつも決まっている。同じ人だ。
その女性は、第一声で決まってこう言う。「会いたかった...」と。こちらを見ているようで、だけど遠くを見ているようでもあり。その女性とは、いつも会っている気がするし、ずいぶん前からの知り合いという気もする。会って何をする訳でもない。熱い抱擁もなく、その先へも進まない。私に妻や息子がいることを、知っているかどうかさえ、夢の中では明らかになっていない。何もしない時間が過ぎ(夢の中なので、それが長いのか短いのかも「?」)、「じゃあ、帰るね...」と私が言うと、「次はいつ会える?」なんて聞くこともなく、「わかった」どたけ返事をする彼女。だいたい夢は、そこで終わる。
さて、その女性とは........................。私の妻、その人なのである。夢の中だから?なのか、妻がいながら会いに行く“別の女性”が、これまた妻!というのにも、違和感がない。いや、最初のころに見たときはあったのかもしれないが、忘れてしまった。何度も見る夢なので、当たり前のようになっている。夢占いや夢判断ができる方がいらっしゃったら、聞いてみたい。この連続夢って、浮気願望? それとも、妻のことがよっぽど好き!という愛の証?何か別の意味がある?
死ぬまでに、あと何度、この夢を見るのだろうか。夢の中の私も(もちろん、妻も息子も)、現実と同様、確実に年齢を重ねている。