無知は罪なり、知は空虚なり、英知持つもの英雄なり

根源的な問題が、まさにこれなんです。誰かが言ってるからではなく、自分自身で考えて答えを導き出す事が必要なんです。

正義と悪の本質も然り
政府や教師の教えや、常識が必ずしも正義ではなく、多数決の結果がいつも正しいという事はありません。

10人中9人が正しいと考える事も、時と場合、立場、状況によっては1人の反対意見の方が正しい場合もあります。

善人の無知とは、世論や常識がそうだから、多数決で決まった事だからと、その判定に至る原因やプロセスの検証を行わず、結果だけを見て同調してしまう考え方に通じます。

結果が全てという方も多いと思いますが、それは、考えて今よりより良い結果に改善していこうという考え方を排除し、未来の可能性を自ら閉ざしてしまう行為に他なりません。

善人の無知は、自らを支配者達の隷属の檻に閉じこめてしまう事態にも繋がり、抗うものたちに対しても同調圧力という足枷を互いに掛け合う原因にもなっています。

極端な事例で例えるなら選挙で

与党の立候補者に投票しとけば安心
会社で推薦してるから
町内会長から頼まれたから
テレビでよく見る人だから
握手してくれたから
あ、ヤワラちゃんだ！

と、こんな理由で投票する人が大量にいるからバカ議員がやりたい放題できるわけです。

投票する人達は基本的に善人なんですが、無知ゆえ罪人とも言えます。

山形大学医学部　藤井教授の生徒たちへの挨拶より