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13歳の若き哲学者にハックを学ぶ

おはようございます。ドドルあおけんです。 

今日は、ライフハック/教養の土曜日。週末の土曜日は、ビジネスから少し離れたテーマでより良く生きるための知恵や文化・教養について気になった素材をご紹介していきたいと思います。

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13歳の最高にいけてる少年

13歳の少年ローガン君がTEDで話したプレゼンテーションが、これまで色々な人の話を聞いてきたけどベスト3に入るくらい好きです。

たまに思い出しては何回も見てます。彼の話を聞くたびに、なんかうるうるしながら自分もがんばらな、と思うし(おっちゃんが13歳に勇気もらうのもあれですけど)、自分の子供にもローガン君のような学びをして、つまらない大人をぶっちぎって自分だけの道を突き進んで欲しいと思います。日本語字幕がついているのでぜひ見てみてください。

ローガン君は、周りから激しく批判されながらも、母親の判断で9歳の時に学校に行くのを辞め、自ら好きなことを学びはじめます。今の学校の教育システムが、子供の”創造性を殺す”というイギリスの著名な思想家のTEDでの講演を見た母親の決断がきっかけです。

学校が創造性を殺す

ケン・ロビンソンは、イギリス人特有の語り口とユーモアを散りばめながら、創造性は識字能力と同等に扱われるべきだといいます。間違えることを恐れるようになると独創性は育たないが、現在の教育システムはどの国を見ても総じて間違えることはだめなことと教える。その結果、子供の創造性を殺している、と説きます。

結局、今の教育システムは大学に入ることを目的に設計されていて、昔は大学に入ればいい職につけたけど、もうだいぶ前から大学にいくことが珍しいことではくなり、学歴がインフレしていて、大学の学士だけでは足りず、修士、博士号をとらないと差別化できなくなっています。海外はその風潮が強いように思います。

仮に修士をとっても、それが保証されてた未来を開いてくれるとは限らない中でこの小学校からずーっと続く創造性を奪うシステムに乗り続けますか?という問いです。

どうしたら幸せになれるのか?

学校という間違えを恐れることを叩きこまれるシステムから脱出したローガン君は、自分の興味ある分野を自分の意思で深堀りはじめ、スピーチを聞くとわかりますが、彼の知性と創造性は恐ろしいスピードでバランスよく成長していきます。

彼の関心のコアにあることは、「健康で幸せであること」です。すべての人にとって共通するゴールなのに、学校ではこの人生で一番大事なゴールに対してきちんと教えてくれません。学校をやめた彼は、自分でその答えを探しに行きます。この深堀っていく感じは若き哲学者といってもよいかもしれません。

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そして心理学者のロジャー・ウォルシュ博士の幸せになるためにフォーカスすべき以下8つのポイントを学び、それを自身の学びと生活に取り入れています。

<幸せになるための8要素>
 1.運動
 2.人間関係
 3.食事と栄養
 4.遊び
 5.自然の中で過ごす時間
 6.リラックスすること、ストレス管理
 7.他者への貢献
 8.宗教・スピリチュアルへの繋がり

ハックとは何か?

そして、その学びをもとに学びをハックすることをテーマに活動を続けていきます。彼はハッカーという言葉をとてもポジティブにとらえています。

彼は、ハッカーは革新者である、と言います。現行のシステムの方向性を変え、よりよく機能させるために挑戦し、変革する人たちのこと。ハッカーとは考え方、モノの見方である、と。

あらゆる既存のシステムはハックする対象であると話す彼は、教育をハックの対象として楽しみながら、新しい学びのカタチを創造しています。

成長した今

そして、2014年TEDスピーチをしている当時スキーウェアの会社でインターンをしていた彼は将来は事業をやりたい、と言っていましたが、LinkedInで探したら成長した彼を見つけることができました。

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今は講演家、Z世代のマーケティングコンサル、デザイン、ビデオ創作とマルチに活躍しているみたいです。19歳です。

自分のことを思い出してみるとこの年齢の頃はがんばって勉強して、大学に入って将来をいったん考えずバイトと彼女に集中していた頃なので、自分の興味と強みを生かして社会と対峙している彼をみるとスタートでだいぶ差が開いているなと実感します。

個性と創造性

これは以前もご紹介したよくできた自分発見チャートです。これを改めて見ると、起点になるのは、得意なこと・好きなことという自分という人間の持つ偏り/特性です。好きなことだからがんばれるし、得意で人から褒められるからがんばれる。その内容は百人いれば百人違います。

その個性をもとに好きなこと、得意なことに集中できる環境があるからこそ、そこに独創性・創造性が磨かれていくので、あらためて学校システムに何も考えずに入れ込むというのはよくよく考えないといけないなと思います。

NOTEネタ

「書」のプレゼント パッションから職業へ

今日は、創造性・ハックというものをテーマにお話してきましたが、まさにこのテーマにぴったりなので、僕が昨日いただいたプレゼントの話を最後にしたいと思います。

昨日我が家に届いたのがこちら。

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これは、敬愛するJPSが僕の転職をお祝いしてプレゼントしてくれたもので、何回かお愛している書家のえみさんによるものです。

書のプレゼントというのは初めてだったのですが、何を書くかというところから自分の思いをお伝えしてたくさん候補を出していただいて最終的に「一歩一歩」に落ち着きました。

なぜこの言葉か、とか、なぜ薄い一歩と、濃い一歩が重なっているのか、というところとか書き出すと長くなってしまうので書きませんが、とにかく世界にひとつだけの自分の思い入れのある言葉がアートとして自分の身近にある感覚って言葉では表現できない多幸感があります。

ちなみにこの書のフレームは、転職先のコーポレートカラーである紫です。そこも含めて先回りいただいての作品ということです。脱帽。

感謝しかありません。ありがとうございました。家宝にします。

「お金では買えない価値がある」というキャッチコピーが昔ありましたが、このこの体験(極上のCX)は、購入可能なので興味がある方はえみさんのサイトを覗いてみてくださいませ。

こうして、パッションを仕事に変えているえみさん、グローバルニッチとして飛躍・活躍されることをお祈りしています。

気づきと学び

今日ご紹介したコンテンツから考えたこと、学んだことです。

人の究極のゴールは幸せになること。そのために大事な8つの要素を提唱する心理学者の博士の切り口は自分のライフワークバランスを考える上でもとても参考になると思います。

世界ではみんな宗教が生活に根ざしていますが、日本では宗教、スピリチュアルというのは、抵抗ある人が多いですね。正月に初詣に行くだけでなく、日本の神道の考え方というのを少し勉強してみるのもよいかなと思いました。

教育については、現行システムから逃れることは日本では社会圧力的に特に難しいと思いますが、学校に頼るだけだと子供の創造性を殺す、という前提で、創造性と得意を伸ばせるよう家庭でバランスをとっていかないとですね。

日報

最後に、備忘録として昨日仕事でやったこと。

・午後のパートナー(P)とのMTGに向けて資料づくり
・Introducer契約書の内容確定
・午後PとMTG、プロジェクトメンバーの方に自己紹介と現行プロジェクトの課題確認 3pm
・デバイスの見積取得、P展開
・PMと追加のシンクアップ 5pm
・マイクとプロジェクト進め方認識合わせ  6pm
・Doddleのレクリエーション・クイズ大会に参加 0:30am(眠い)
 →30人くらいZoom参加、マイクがいろんなクイズだしてクイズ王決めるゲーム
 →この顔のパーツはそれぞれ社員のだーれだ?とか(笑)

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おもろい会社です。


ということで、本日のお話は以上です。

今日もよい一日を。


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