苦い記憶 大学一年の夏休み
久しぶりに投稿します。
学生たちは今頃夏休みを謳歌していることと思います。
夏休みは7月が一番楽しいですね。
さて、今日は今まで誰にも話したことのない自分の苦い経験を
綴っていきたいと思います。
暗い気持ちになるのが嫌な人は読まない方がいいです。
私が大学に入学したのはもう25年以上前のことです。
スマホどころかインターネットも携帯電話もない時代でした。
私は高校の時にギターを嗜み、大学で音楽系のサークルに入りたいと
思っていました。
受験勉強の努力が実り、なんとか国立へ現役で合格できました。
大学へ入ればバラ色の生活が待っていると思っていましたね。
新入生歓迎祭でとある音楽系のサークルの人に声をかけ、
見学させてもらいました。
他のサークルも見ましたが、この音楽系サークル一択で
決めました。
しかし何度かサークルに通う内に、馴染めないものを感じ始めました。
また、楽器はろくにできるようにはなりませんでした。
私は今で言う、陰キャでありましたが、サークルの人たちは
陽キャで、全く合いませんでした。
しかし、馴染めてないことを認めなくない気持ちもあり、
そのまま在籍し続けました。
夏休みに入ると合宿が2回ありました。
私は仲良くなれるチャンスと期待し2回とも参加の意向を伝えました。
1回目の合宿、どこかの山でした。
私は完全に自分がハブられていることに気づきました。
また、ステージでグループで演奏する機会があり、練習したのですが、
私が全く弾けないため、私のパートになると全体が
止まることとなってしまいました。
結局、私のパートは同級生に弾いてもらうことにし、私は
ただ、弾いてるフリをしているだけ・・・
その場から逃げ出したいほどみじめでした。
自分に音楽は無理と悟りました。
先輩や同級生とも全く会話が出来ず、完全に孤立して
しまいました。
合宿が終わって、大学へ戻ると、同級生の一人は私に
お前、バイトがあるんじゃないの?なんて言ってきました。
早く帰れってことですね。
家に帰って私は涙があふれてきました。
しかし、これだけでは終わらなかったのです。
私は自暴自棄になって
やってはいけないことをやってしまいました。
夏休みにもう一度合宿があったのですが
2回目の合宿を無断欠席したのです。
当日の朝、家に何度も電話がかかってきたのですが、
怖くて出れませんでした。
(当時は携帯電話がなく、家の固定電話でした。)
昼頃になって、電話がかかってきて、恐る恐る出てみると
サークルの先輩で、案の定、ブチ切れられました。
自分なんか放って行ってるだろうと思っていたのですが、
待っていたとのことでした。。
ちょっと電話恐怖症になりました。
夕方、合宿先に電話して部長に謝りました。
部長は優しい方だったので、厳しくは言われませんでしたが、
連絡くらいはよこせと言われました。
(100%私が悪く、ぐうの音もでませんでした。)
もうこのサークルに自分の居場所がない(自分で潰した)のは
明らかだったので、自然と脱退しました。
夏休みの残りの期間はただバイトをするだけの日々。
彼女なんてできるはずがありません。
何もかも、思い描いていた大学生活とは
真逆の方向に進んでしまいました。
人生で一番楽しいはずの大学1年の夏休みを
黒歴史にしてしまったのです。
自分は陰キャですが、やはり音楽系のサークルや
スポーツ系のサークルは陽キャが多かったです。
女子にモテそうな活動は陽キャが多いですね。
私のように、高校時代に勉強しかせず、彼女どころか
友達もおらず、根暗な生活を送ってきた人が
馴染めるサークルではありませんでした。
入ってすぐに、馴染めないと感じていたにも関わらず、
中途半端に居続けたのが失敗でしたね。
最低でも2回目の合宿で前もって欠席の連絡をしておけば
よかったと激しく後悔しました。
初めに馴染めないと感じたり、宙に浮いた存在になったりしたら
早めに見切りをつけなければいけませんね。
また、最初にこの音楽系サークル一択にしてしまったのがいけませんでした。もう一つサークルに入っておけば、よかったのです。
大学は最初の人間関係が重要です。
最初に居場所を失うと、後から挽回は困難です。
サークル選びは内容よりも人で選ぶべきでした。
私は楽器もできないくせに音楽系のサークルに憧れをもってしまい、
中途半端に参加してしまいました。
私ほどひどくはないにしても、大学に入学したけど、
友達ができなかったり、サークルに馴染めないで
辞めるひともたくさんいると思います。ネットの記事で、大学で友達を作るのが難しいとの記事を読みました。
また、YouTubeでボッチになった大学生が語る動画もあります。
そんな記事や動画を見て、自分の苦い経験を思い出したので
綴ってみました。
最後まで読んでくれてありがとうございます。