もの忘れが激しい話
(写真:みょうが食べられないんですよね…)
私は小さいころから、物忘れの激しい人間です。
図工の時間に絵の具を忘れ、
書道の時間に筆と硯を忘れ、
遠足に行けばお小遣いの入った巾着を忘れ、
(郵送してくださった仙台市科〇館の職員さん、本当すみませんでした)
サプライズ予定のパーティーで「サプライズである」ことを盛大に忘れ、
毎年1回は車のルームライトをつけっぱなしにしてバッテリー上げてます
(大体真冬)(そういうときに限ってJAFが来ない)(つらい)
そんな「物忘れ」エピソードを上げればキリがございません。
それならただのバカで済むんですが(すまなかった)、それと同じくらい「過去大好きだったもの」もしょっちゅう忘れます。
あれが欲しい!→よし仕事頑張ろう→仕事つらいしお金もない…
あれ?何が欲しくていま頑張ってるんだっけ… なんてことはザラです。
「私の頭の中の消しゴム」や「明日の記憶」といった若年性認知症をテーマにした作品がはやる度に正直「自分もこのケがあるのでは…」とビクビクしています。
まあそんな感じで日常を辛くも過ごしていたわけですが
読者さんが私が腐女子であることを知っている前提で話しますが、
最近ローソンでTIGER&BUNNYのコラボをやっているみたいですね。
久しぶりにおじさん(虎徹さん)とバニーさんを見ました。
タイバニは20代初頭にそりゃもうめちゃくちゃハマってまして、興奮しておろしたてのノートパソコンにカルピスをこぼしマザボをダメにしたくらいには好きだったんですね。
ただ最終回の後は件の忘れ癖が出てしまい、当時は大学のあれやこれやに本当についていけずその熱は自然消滅したような気がします。
あの頃はひたすらにかっこいいプレシニアだったおじさんと、自意識過剰な残念イケメン(バニーちゃんファンの方すみません)に再び出会い、
「あぁ、私はおじさんとバニーちゃんが本当に好きだったんだなぁ」
と忘れていた「好きの気持ち」が思い出されました。
おじさんみたいな茶目っ気のあるけれど、いざというときはかっこいい大人になれるような年の取り方をしたかったなぁ。とか、
「おじさん、私もう30歳になりましたよ。もう少しでおじさんと同い年ですが、おじさんみたいな年の取り方ができません…」とか、
ローソンの冷蔵庫の中でかっこよく微笑む無敵のヒーローコンビ「タイガー&バニー」そしてあの頃と変わりなくかっこいいヒーローの面々をみてうれしかったり、少し寂しかったりな気持ちになりました。
うまく表現できないんですが「かわいがってもらった親戚の人に再会した」感じ?
私は小さいころから、物忘れの激しい人間です。
そしてそんな自分が大嫌いです。
それでも、最近みたいに「これまでの好き」を思い出せるなら、
まだ私はすこしだけ希望の中で生きていけるかなと思います。
物忘れ癖については精神科とかかかって、まぁいろいろと検査をしたところ「今となってはどうにもならないので何とか工夫するしかない」ということしかわからなかったので(本当はもっと早く病院にかかるべきだったんだろうけど、まあ…って感じですね。その辺のうだうだについては気が向いたら書きます)
最低限忘れない努力をしてます。
なので手がメモで汚くても笑わんといて!
そうしないとメモしたことも忘れるから!!
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※夫と共有してますが、もしかしたら今後マトリ専用のものをつくるかも
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