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「また参加したい!」は良いこと?子どもと参加して気づいた河川でのごみ拾い

1月11日にNPO法人越谷市カヌー協会のメンバーとカヌーで元荒川の清掃を行いました。カヌーというアクティビティが地域活動にもつながる魅力については以前お伝えした通りです。

今回の清掃活動では、小学生の娘を連れて参加しました。娘と一緒に二人乗りのタンデム艇に乗りながらゴミ拾いをしました。初めて参加した娘は、「とても楽しかった~。また参加したい!」と言ってくれました。親の活動に娘が参加してくれることは嬉しいことではあるのですが、果たして本当にそれでよいのだろうかということを感じました。


ごみはどうやって拾う?

基本的にカヌーでゴミに近づき、手で拾ったりパドルで拾ったりします。今回はタンデム艇でゴミ拾いを行ったのですが、私がカヌーの操作をして、娘がごみを拾うという形で進めました。

動画を撮影したのですが、こんな感じです。

一人乗りのシングル艇でゴミ拾いを行う場合は、ゴミに近づき、流されないようにしながらゴミを拾うので、流れのある場所ですとちょっと難しいです。

今回の活動場所

今回の活動場所は国道にかかる元荒川橋から下流に1㎞程度の範囲で行いました。

前回も活動を行った場所です。

今回はコブハクチョウを見ることができました。近づこうとするのですが、コブハクチョウも微妙に距離をとります。そーっとカヌーで近づいて、この距離感です。

コブハクチョウが!

自転車やバイクが!

水位が下がると、川底が見えます。すると川底に沈んでいるゴミも見えます。コブハクチョウのような素敵な出会いだけでなく、びっくりするような出会いもあります。

自転車が沈んでいます
2台のバイクが沈んでいます

川ではいろんな出会いがあります。

回収したごみ

5艇のカヌーで集めたゴミは2時間弱でこんな感じです。回収したゴミは分別を行い、後日越谷市役所で回収してもらうことになっています。

娘と参加して感じたこと

「楽しかった〜。またやりたい!」

そう言ってくれるのは嬉しいことですが、私たちが実現したい社会は河川からごみが無くなって、カヌーでゴミ拾いをする必要がなくなることだと思うのです。ゴミ拾いをするだけでなく、河川にゴミがなくなるためには、社会に対してどのような働きかけが必要なのだろうか。今は答えはないけれど、そんなことを考えさせられました。

とはいえ、故郷の河川にゴミがあることに気付けただけでなく、実際にゴミ拾いをできたのは、娘にとって良い経験になったのではないかと思います。

まとめ

普段、何気なく行っている活動も、参加するメンバーが異なると気づかされることもたくさんあります。

活動は月1回のペースで実施していますので、興味のある方は是非お声掛けください。


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