2回目の移植に向けて

久しぶりの通院。

といっても、今日の通院はちょっと違う。


旦那さんが一緒である。


私が通う病院は、不妊治療の保険適用をするために事前に先生とスケジュールを組むため、旦那さんと一緒に来て話をする機会が必ず設けられています。

本当は次の通院のタイミング(生理2日目)でいいんだけど、旦那さんの予定がそんなに都合よく合うわけもなく。。。
事前に来ることもオッケーだったので、今日一緒に病院へ行きました。


ーーーーーーー

保険適用の話を聞いて、
次の移植に向けてスケジュール組んで、
保険適用しますのサインをする、
予定でしたが。。。



次の移植は「自費」で行うことにしました。



あくまでも私のケースです。


凍結中の胚8個を
今回の自費の移植で全て融解、
胚盤胞まで育てることにしました。

そして、今ある胚盤胞6個+今回胚盤胞にする8個の卵、計14個の胚盤胞の中から、グレードがいい卵を「保険適用」で移植していく。という流れでいくことにしました。



すでに胚盤胞が6個あるので、単純にそれを一つづつ保険適用の移植で戻していけばいいと思っていたのですが……


先生からある事例を出されました。

それが、「凍結胚がある人は、はじめに自費の移植で凍結胚を胚盤胞にしてから、そのあと保険適用で移植を行うケース」でした。

そして、私たち夫婦の胚盤胞6個の内、グレードが良くないものが見受けられ、なかなか結果がでず段階を経た場合、2個同時の移植も必要となる。
という話でした。


やはり、保険適用をはじめると6回使うまですべて「保険適用での治療」しかできない。
というのがネックになりまして。。。。

途中で胚盤胞を2個移植をした場合、保険適用の残りの余った1回は凍結胚で行うことになってしまう。ということが発生するということでした。

※少し前の日記で、凍結胚を保険適用で移植する場合は、卵が無駄になる。捨てられることになる話をしましたが、まさにそのケースに当てはまってしまう可能性がでてきます。


移植6回とか正直私にはまだ未知すぎて、最悪のパターンとして考えているけど、不妊治療の先なんて何が起こるか分からない。
誰にも予想できない。

だから、想定したくないパターンも大いにあり得る状況と思い、、、先のことを見越した今回の「自費」での移植(凍結胚の融解)です。

そして、全て胚盤胞にすることで、よりグレードのいい卵ができたらラッキーだし、なにより今後の治療が分かりやすくなったなと思います。


旦那さんが色々ずけずけと(笑
先生に聞きまくるから(誰かに似てるw)、先生も色々な提案をしてくれました。

その話の中で決まった、自費移植。


前回の先生と違って、今回は好きな先生だったのと(好き嫌いはありますw)、旦那さんの意見もあり、私の気持ちもあり、金銭面のこともあり。


とても有意義な会話と決断ができたと思っています。


〜余談〜
ちょっとだけ旦那さんにありがとう。って思ったこと。。。
先生に聞きたいことある?って私が聞いたら
「妻への身体の負担は保険適用の治療だと何か変わりますか?」と真っ先に聞いてくれました。
(普段全く心配してない感じなのに、どうした…)
という私の内心。苦笑
だけど、少しだけ嬉しかったです。
少しだけ。。。
余談終わり!

ーーーーーーーー


今日改めて聞いて思ったのが、

自費で不妊治療を進めた人が、保険適用に切り替える際には様々なルートがある。

ということです。

そのルートを決めるには、現在の卵の数はもちろん、グレードや過去の治療状況もふまえて考えるべきだと思いますし、一番は病院の方針が大きいのではないかなとも思いました。


私のように贅沢な悩みではあると思っておりますが、複数卵がある人なりのパターン。
そうでない人のパターン。

誰の方法が合っているとか、間違っているとか、正解がない保険適用の考え方。
その人の状況で、考え方は変わる。

保険適用でより混乱している現状。
より複雑化したのかもしれない不妊治療。


幸いなことに通っている病院が、卵ひとつひとつを大切に思ってくれていて、不妊治療者の気持ちに寄り添ってくれたからこそ、今回のような流れを選ぶことができたと思いました。

毎回変わる先生や、分かりづらい動画とか、
プチ文句はありますが、、(苦笑

改めてこの病院で不妊治療ができてよかったな。と思いました。

この病院で、ここの先生たち、培養士さんたちを信じて、そして卵たちと自分たちの選択を信じて、引き続き頑張っていこうと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?