明日に繋げるために記すということ
「ヒキタさんご懐妊ですよ」
婦人科の先生に、多嚢胞性排卵症候群なんて漢字だらけの病名を付箋に書いて丁寧に説明を受けたあと、同じ付箋にこの本のタイトル名を書かれた。
ぜひ読んでくださいと言われた本だ。
活字から離れていた私が久しぶりに読んだ本だ。
当時病んでいた私は何か少しでもいい方向になるヒントが欲しいとすぐに購入した。
そこにはこれから私たち夫婦に待ち受ける流れが書かれているように思えた。
その中にもユーモアな部分もあったり、読みながら泣きそうになったり、ヒキタさんの赤裸々な不妊治療が書かれている。
共感ばかりが書かれている。
まだあと少し残っているけれど、読みながら思ったことがあるので記す。
今後どんな結果が待ち受けても、
ここに書くことは、ヒキタさんのようにいつか人に話せるようにしたい。
できればまだ見ぬ生まれてくる子供に「こんなことあったんだよ〜大変だったんだから!」と伝えれる日が望ましい。
未来は分からない。
マイナスばかり書いてしまうこの場所。
私は、私たち夫婦は、マイナスからプラスになった結果。子どもができた!産まれた!という記事を書く日を目指して更新しているという気持ちで書きたい。
絶対に大丈夫だと、信じたい。
私たちの子どもはのんびりやさんなだけ。
気持ちの浮き沈みが激しいですが、気分が上がっている時にこそ、この気持ちを書き留める。
書き留めて、明日に繋げる。
絶対に大丈夫。絶対に。