見出し画像

【53〜日目】 ちょっと書けなくなりました

2024年4月18日(木)〜4月日()
24:穀雨 72:葭始生(あしはじめてしょうず)

父と車庫入れの練習をし、敷地面積上、想像以上に大変なことに呆然とする。
そして、クルマの練習も、何もかもが、自分にとって気が遠くなるくらいしんどいことを父にぶちまけた。

除霊問題が少しだけ軽くなった数日前から、もう強いお薬なしでは自分を保てなくなっていた。
もはや何がそんなに不安なのかもわからない。
ただ、なぜ私がこの街にいるのか、何のために生きているのか、夫婦とは何なのか、もう何もかもわからなくて苦しいと、運転席で滂沱の涙を流した。
耳の遠い父も、懸命に耳を傾け聞いてくれた。

環境の変化に慣れるのに時間がかかっている、季節の変化もある、
そして、はやく猫たちのシッターを探して、本当にいつでも実家に泊まりにくるようにと、何度も何度も言った。
私は家族の役に立ちたくて帰ってきた。
結果、これほどまでに私は家族の世話になっているのだが、そんなこともはやどうでもよかった。

部屋に戻り、ただゴロゴロしたいと思った。
まだ緊張感のある部屋なのがつらいが。
いい部屋にしたい、日々を充実させたい、何もかもアウトプットすることで張り合いがほしい、
埋めたい、時間も、空間も、なるべくよいもので埋めたい、

そのことがこの8か月間、どれほど私を疲れさせていたか。
いや、その疲れる生き方は、私の大人になってからの生き方そのものだ。
枯渇するのも当たり前だ。ずっとずっと無理をしてきた。
よくしよう、よく生きよう、そういって鞭を打ってきたのだ。

さっきまで、みうらじゅんと山田五郎の動画を見ていた。
今日は簡単なエッセイを読んですぐ寝ようと思う。

強い薬が必要だとは思わなくなっている

『毛布-あなたをくるんでくれるもの』安達茉莉子著 
この本についてはまた書くかもしれません

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?