カードゲーム素人のACG感想

 体験会からACGへの熱が収まらない。深夜2時過ぎまで情報公開されたカード眺めてる。おかげで寝不足だぜ。罪なことをしやがるぜACG(自業自得
 と言うことで、自分の中で情報公開されているカードについて、体験会で経験したことを踏まえてどんな感じなのかの感想を言っていこうと思う。
 なお、今回は領土条件ごとに感想を述べていこうと思います。(5/14時点)


平野領土

小さき未来の獅子

公式X

 コンボ前提の超軽量カードです。ライオン動物がデッキから墓地に送られないとスタッツが上がらないのでレオストーム以外での採用はまぁないかと思います。
 とはいえ0コストで召喚できる点と1コスト払って手札から捨てれば0コストのライオンカードをサーチできるのは優秀です。特に0コストのライオンカードをサーチする効果は重要で、後述する『ライオンの嵐』もサーチできるので後半に引いても無駄がないのが非常に強いです。

教示する母獅子

公式X

 レオストーム限定とはいえ、1枚で複数の仕事ができる強力カードです。レオストーム以外に出張しにくいから許されたカードだと思ってます。
 まず場に出たときデッキから動物を墓地に送る効果。シンプルに強い。墓地で効果を発揮する動物を送ることができる上に、ライオンを送ればもう1つの効果を発動できるため無駄がなさすぎる。
 そしてライオン動物カードがデッキから墓地へ送られた時にライオン動物トークンを出す効果。他の墓地に落とす効果のついでに出てくるので実質ノーコストで1/1を出します。頭おかしい。
 デメリット効果としてライオン動物トークンが攻撃も防御もできない効果を持ってますが、場の動物を生贄にして効果を発揮するカードはいくらでもあるので正直気にならないぐらいには強いです。

永久に咲く獅子の時代

公式X

 レオストームの重要なエンジンです。こいつが場にあるとレオストームの速度が一気に早くなります。自転車から特急電車ぐらいに加速します。上振れ4ターンはこいつが初手にあるかどうかと言っても過言ではないと思います。

ライオンの嵐

公式X

 このデッキの切り札です。限定的ではあるもののスペックがやばい。上振れたら4ターンでMtGで言う速攻の【駿足】持ち6/6が6体出るんだからやばい。少なくとも【駿足】持ち4/4が4体でも十分リーサルになるのに4ターンで出来るのが本当にやばい。

山岳領土

猟犬

公式X

 0コス1/1パンプ持ちというシンプルに強い動物。防御できないデメリットなんてあってないようなものです。
 これ何が怖いのかって、自分と相手が同時に効果ダメージを受けたら一気に+2/+2するんですよ。そこまで計算しないといけないのは本当に苦しいと思います。

狐火

公式X

 シンプルなバーン動物です。攻撃できなくとも置くだけで十分に仕事する上に防御はできるので不必要になったらブロッカーとして使えるのは優秀。相手ターンにパンプアップすればパンプカードがバーンカードに早変わりするのも評価高い。

貰い火

公式X

 強いカードですが、使いどころが難しいカードでもありました。火力の底上げカードなのですが、より効果を発揮したいなら複数枚カードを使用する必要がありますが、バーンデッキで1ターンに何枚も使うことはあまりなく、多くても3枚使うか怪しいです。2点だけでも十分強いですが、わざわざこれに枠を割くのかと言われたら疑問に思うカードだと思います。

火球

公式X

 シンプル強いカードです。インスタントタイミングで使用できるので後半でもタイミングを見極めて妨害されることなく使えるのが普通に強いです。顔だけにしか打てないとはいえ、バーンデッキでは些細なことです。

大噴火

公式X

 シンプル強いカードその2です。これもインスタントタイミングで発動できるため、自分の盤面が一掃される時に使えば実質デメリット無しです。そうでなくても自分の盤面に何もなくても使えるので火球と同じぐらいに強いです。コストも軽いのが強い。

大炎上

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 デメリットありのバーンカードですが、どこにでも5点火力を飛ばせるのは強い。作中でもフィニッシャーとして描かれていましたが、普通にフィニッシャー級カードです。コストが軽いのがおかしい。

水生領土

帝王クロコダイルⅡ世

公式X

 シンプルフィニッシャー動物ですね。効果の対象にならない貫通持ちと言うだけで十分に強いカードです。戦闘でしか倒せず、ほぼ確実に強力な動物との1:1交換ができるのは強い。
 ただコストが重いのが難点ですが、後述するカードにサポートカードがあるので出しにくさは軽減されるでしょう。

冬将軍/冬

公式X

 冬眠コントロールデッキの要にして切り札。『冬』によってほとんどの動物の攻撃と防御をできなくして『冬将軍』をサーチ、そのまま『冬将軍』で悠々と攻撃するだけのシンプルに強いカードです。
 とはいえデッキタイプをコントロールにする必要があるぐらいにはコストが重いのも事実なのと、『冬』の効果で自分の盤面を更地にする必要があるので出すタイミングは非常に難しい。さらに『冬将軍』に何も耐性がないのもなかなか辛いところがある。一癖も二癖もあるカードだと思いました。

ワニの沼

公式X

 『帝王クロコダイル』カードを踏み倒すカード。デッキか手札から墓地に落とすだけで場に出せる上、0/1トークンも出るのがなかなかに強い。うまくいけば1ターンに複数体出すことも可能でしょう。
 とはいえ領土条件が重く、デッキか手札から墓地に送る必要があるのでそれなりのターンと手間が必要。基本的に冬眠コントロールと似た構築になりそうだなと思うのと同時に、パワーの差があるとはいえ防御をさせない冬眠コントロールのほうが強いように思える。

霧の消失

公式X

 妨害カードの1枚。MtGで言う打ち消し呪文ですね。このカード1コスト支払うのと一緒に打ち消したいカードのコスト分支払う必要があるので使いどころが難しそうに思うかもしれないですが、低コスト帯に打ち消したいフィニッシャー級のカードも存在しているので使い勝手はかなり良かったです。

氷の反射

公式X

 『霧の消失』とは違う万能打ち消しカード。相手にドローさせるデメリットはあるものの、高コスト帯のカードを打ち消せば実質ターンスキップになるのでコントロールデッキで採用しない理由はほぼない。

渦巻くキリン

公式X

 手札にカードを加えつつ、デッキから墓地に送るカード。デッキ圧縮と手札増強は普通に強い。コントロールデッキならどれにでも入る効果な上に『鰐の沼』と相性がいい。入る余地があるかはともかくレオストームにも採用を検討できるのは強いんじゃなかろうか。
 数少ない不満点はソーサリータイミングでしか打てないことか。まぁインスタントタイミングで打てたら強すぎるので妥当なところだろうけど。

海中への探査

公式X

 手札交換としても使えるし、手札増強として使える万能カード。墓地に落としたい重いカードを能動的に墓地に落とせるのが強力。『ワニの沼』との相性もよし。なんならインスタントタイミングで『帝王クロコダイル』カードが出せるのが強い。

森林領土

戦列の鷲

公式X

 現在公開されているカードで考えた場合使うのは難しそうだな、という感想ですね。
 というのも、場に出すためには最低でも3ターンまつ必要がありますし、着地後のことも考えるなら4ターン以上待つ必要があります。介護をした結果出てくるのが貧弱スタッツの動物4体と言うのも苦しい。
 さらに現在見えている中でインスタントタイミングでバウンス効果を発揮できるカードは見受けられないので、このカードを除去られるだけで盤面が壊滅するので、この動物を必死に守る必要があります。ライフを守り、動物を守る。この2つを同時にこなさないといけないと言うのがなかなか難しいのではないか、というのが現状の感想です。
 とはいえ、2コストでMtGでいう飛行を持つ【有翼】動物が4体並ぶのは間違いなく強いです。ブロックしずらい動物が毎ターン5点ダメージを出すことの強さは『冬将軍』で実感したうえに、トークンをブロッカーとしても活用できるのはとてもいやらしいでしょう。

鷲の卵

公式X

 生きているサーチカード及びファッティの踏み倒しカードですね。動物を出す必要があるので時間がかかるのと、動物であるので除去に弱いのが難点でしょうか。
 ただ、このカードは『戦列の鷲』と相性がとてもいいです。誘発効果条件の”動物1体が出た時”とは、複数体の動物が場に出た場合その分だけ誘発するので『戦列の鷲』が場に出れば一気に4つものカウンターを乗せることができます。これは『猟犬』を使う際に公式に確認した時に重複することは確認したので、現段階では間違いないと思います。

戦傷の勇者

公式X

 とてもいやらしいカードですね。序盤に出されたら真っ先に除去したいカードの1つかと思います。
 スタッツこそ出したターンは1/1ですが、-1/-1カウンターを取り除く条件が緩く、レオストームの例を考えれば2、3ターンでほとんどのカウンターを取り除くこともできると思うととても無視できるものではないです。
 さらに後述する動物とのシナジーがよく、コストが軽いのに4ターン目には最低3/3、下手をすれば6/6になって殴ってくると考えると恐怖すら覚えます。
 しかし、このカードが序盤に引きたいカードなのに終盤に来ても困るという一種のマナ加速カードと似た性質を持っていることと、出て数ターンはスタッツが低いので低コストの火力カードで簡単に焼けるのが難点かな、と感じました。

見習い小象

公式X

 限定的な大型動物のサーチとワンテンポ遅れてドローできる動物ですね。これも後述する動物との相性がいいのですが、同時に『戦傷の勇者』との相性もいいです。このカードで『戦傷の勇者』をサーチして召喚、次のターンで場に出るので『戦傷の勇者』のカウンターを取り除く、と無駄が少ないのがいい。
 問題としては1ターン跨がないと場に出ないので横に並べたいとき等でもどかしい思いをしそうなところでしょうか。

象教皇

公式X

 限定的な大型動物のサーチと面倒なコストを支払うことで踏み倒せる大型動物ですね。最速で4ターン目に7/7が出てくる上に、プレイによる召喚ではないので妨害カードで妨害できない強力な動物になります。
 問題はこのカードが墓地になければ効果を発揮できないこと、墓地を肥やす必要があるのに墓地に送る必要があるのはATK7の大型動物である必要があることですね。ただでさえコストが重いのに能動的にデッキ、もしくは手札から墓地へ送る必要があるため、事故要因になりかねない点でしょうか。

ゾウさんパワー

公式X

 優秀なパンプアップカードですね。コンバットトリックで+2/+2できるので計算を狂わせることができる上に、置けるカウンターの数が減りますが能動的に墓地に送る手段があるならどんな色のデッキにも採用できるのが強みでしょう。
 シンプルゆえに強いカードですが、採用されるかは個人的には微妙かなと思ってしまうカードですね。

猿知恵、蛇知恵、亀知恵

公式X
公式X
公式X

 語る必要のないつよつよカードです。採用しないデッキはもちろんあると思いますが、領土があっていれば基本的に採用したいカード群でしょう。
 トップ操作、ドロー効果を持っているカードが弱いわけがない。逆に弱い理由を教えてください。

森の中へ

公式X

 汎用性の高い防御カードですね。コストも低く、森林領土の入るコントロールデッキなら採用したいカードだと思います。
 正直シンプルすぎてコメントに困る。

夜領土

 夜領土は特殊な領土です。効果によるもの以外ではタップして裏向きにしなければならないので実質1コスト支払っているのと同義なので扱いが難しいカードです。
 しかしその分どんなデッキにも入れることができ、さらにコストが軽い割りに強力な効果を持つカードが多いのも特徴です。

夜襲

公式X

 動物以外のカードをピピハンするカードですね。コストも軽くてシンプルに強い。弱いことが書いていないカードです。

開錠

公式X

 疑似的なサーチになるカードです。ソーサリータイミングでのみ使用できるのでサーチしたカードは1ターン跨がないと手札に来ないので、ドローするカードがなければ採用するか怪しいです。しかしデッキの上に仕込めるのでデッキの上を利用するようなデッキでは強いカードになりそうです。

複数条件持ち

 領土条件を2つ持つカードの感想はここで行っていきたい。

脱獄

公式X

 低コスト動物の万能サーチカード。インスタントタイミングで打てるのは何かの間違いだと思いたい。夜領土を領土条件に持っているのでどんなデッキにでも入りうるので、もしパック売りで入ってるカードだったら高額だったに違いない。

火達磨

公式X

 バーン最強カード。実質4コストとかなり重いとはいえ、どんなデッキでも出張できる6点バーンカードとか頭おかしいのではないだろうか。

焼き討ち

公式X

 どこにでも出張できるバーンカードではあるが、山岳領土がないデッキでは使いどころは難しそうなカード。最低でも2点、条件を満たせばどこにでも4点バーンを飛ばせるのは魅力だが、条件を満たして発動するのは地味に難しいかと思う。普通にバーンデッキで使いたい。

スプリントチーター

公式X

 普通に強い動物。平野領土か山岳領土を出せるデッキでしか使えず、しかも縛りも重いためデッキは縛られるがそれを踏まえてでも強い。
 作中でも使いまわしできるバーンカードと称されていたが、その言葉に違いはなく毎ターン2コストで5/4が飛んでくるのは普通に悪夢。確定除去は大抵ソーサリータイミングでしか打てないだろうことから除去ももらいにくいのも強い。
 私はこのカードを見たとき、正直真っ先に『襲撃者エグゼドライブ』を思い出しました。あれも小学生の頃に使われて強かった。

今生の獅子

公式X

 万能除去を内蔵した動物。夜領土を領土条件に持っているのでどのデッキにも出張できるのもいい。スタッツも5/3となかなかな物。
 とはいえ領土条件は緩くてもコストが重いので出すのも難しい上に除去を使えば相手にサーチさせてしまうので使用タイミングの見極めは必須になる。

後世に残る犠牲

公式X

 平野領土をメインに据えるデッキなら問題なく強いカード。デッキから生贄にした動物のコストを+1したコストの動物をリクルートできるのは優秀。
 夜領土を領土条件に持っているので平野領土がなくても採用できるが実質3コストになるので出張性能は低めだろう。とはいえリクルートできる動物にコスト以外で制限がないのは間違いなく強いだろう。

深海への供物

公式X

 デッキから任意のカードを墓地へ送る万能カード。墓地へ送られることで効果を発揮するカードや墓地にいることで効果を発揮するカードが散見される上に、夜領土を領土条件にもっているのでコストが重くなるがどんなデッキにも入るのでかなり汎用性が高い。これもパックに収録されているカードだったら高額カード入りするだろう。

代償モグラ

公式X

 コンボ前提の動物。インスタントタイミングで出せる上に動物を生贄にすることでデッキから墓地に送ることができるのでサクリファイスエスケープとしても活用できるのが強み。
 レオストームでも採用できるかもしれないが、『ライオンの嵐』以外は枚数を参照していないためとてつもなく強い、と言うわけではない。

複合領土条件

複数の領土条件を持ち、且つそれらが分けられていないカードの感想

高飛車な母鷲

公式X

 【有翼】で3/2と地味なスタッツであり、且つワシ動物トークンをバーンカードにさせる能力付与動物。
 この動物の強みは攻撃した後のワシ動物トークンを生贄にして起きた状態にできる点だろう。場に出たとき限定なのが辛いところだが、【戦列の鷲】で出したトークンの攻撃後にこの動物の効果で生贄にすれば合計3点を飛ばせる爆弾を作り出せるのは地味にキツイ。
 ただ山岳と森林の複合領土条件を持っている上にコストもそれなりに高いのが難点に思える。

感想を述べた感想

 正直まだ見れてないカードが多く、この段階で評価できるカードは単純なパワカぐらいなのでコンボ前提のデッキに入るカードの評価が難しいと思いました。まぁただつよカードの感想も別の意味で難しかったですが。
 とはいえ今見えてるカードだけでもワクワクさせてくれるので、今後出てくるカードを心待ちにして仕事に励みたいと思ってます。また気が乗れば今回のような感想を述べていこうと思います。

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