見出し画像

ブラブラ散歩とブラブラ執筆

皇居の近くに日比谷公園という公園があります。

近くで用事があったので、散歩がてらブラブラしてきました。

ブラブラという行動が自分にとって何なのか?どうして?なぜ?といったように行動から何かしら気づきを得ようとしたり、意味づけをするのが常でしたが、それをやめてただただ感じるがままに散歩をすることにしました。

そうしたら

犬も歩けば棒に当たります。その良し悪し両方を体験することになります。

犬も歩けば棒に当たる
1 何かをしようとすれば、何かと災難に遭うことも多いというたとえ。
2 出歩けば思わぬ幸運に出会うことのたとえ。
出典:デジタル大辞泉


画像1

散歩スタート位置で撮った交差点の写真

近くで警察の人がじっと僕をみていました。怖い。

散歩では「F1.4の世界」という写真の撮り方で散歩してます。それはこの散歩も同じ。

2人の女子高生とすれ違います。

写真を撮っていると、その会話が聞こえてきます。

「カメラってなんよ!写真てなんよ!もうきらーい!」

カメラ持って写真撮ってる横でそんな発言されたら、カメラ出しているのがなんだか忍びないです。

何があったのでしょうか。気になりますが、他人が関与する余地はありません。火に油を注ぐようなものです。

火に油を注ぐ
勢いの盛んなものにさらに勢いを加えるようなことをするたとえ。薪 (たきぎ) に油を添える。「あまり問題をつつくと―・ぐ結果になる」
出典:デジタル大辞泉

そそくさとその場を離れます。


画像2

公園内から撮った写真

日が落ちる直前であり曇りの日ということも相まって、都会のオアシスもなんだかもの寂しげに見えます。反対に街中には灯りがともり始め、そこに集まる人々の姿を思うと、その対比が面白いなと感じ写真に収めます。

夜に差し掛かろうとする時間であるにも関わらずますます写真を撮ることに現を抜かし始めます。

現(うつつ)を抜(ぬ)か・す
ある事に夢中になり、心を奪われる。「競馬競輪に―・す」
出典:デジタル大辞泉

例えが競馬競輪ってと笑っていたら、うつつを抜かすには批判的なニュアンスが含まれており、やめた方がいい行為に対して使う言葉でした。

(前略)写真を撮ることに没頭し始めます。が正しい使い方。

いやしかし、競馬競輪はやめた方がいいのか。僕はやりませんけどもデジタル大辞泉さんは競馬競輪は反対派なのかな。と想像してみたり。


夜に差し掛かってもフラッシュ焚かずに写真が撮れるようになったのはデジタルカメラの恩恵の一つ。

フィルムで撮るには流石に厳しいです。

画像3

公園内に咲いていたお花

お花にはあまり詳しくないため、名前が分からないんですけども、花を撮る時はいつもオーディションをしています。どの子が良いかなと。

その姿が怪しかったのか、遠くから警備員らしき人が僕をじーっとみていました。

今日は何かとみられる日だなと、その場をそそくさと離れますがそっちに気を取られて目の前にあった棒に気づかず

ドンッと頭をぶつけます。


画像4

ライトアップされている噴水が止まったところ

噴水がきれいでした。しばらく噴水を眺めながらも、手持ちでこんな絵が撮れるのも実はすごいことだなと改めて感心します。もっと鮮明に写したり水を流れるように撮るならば三脚必須ですが、夜でも気軽にこんな絵が撮れるのは嬉しいことですね。



棒は軽く当たった程度だったので怪我はありませんでした。しかし痛い。痛い思いもあるけど、なんだか恥ずかしい。警備員さんらしき人に見られていたと思うと余計に恥ずかしいと感じてしまいます。

しかし、ここでただ痛がっていただけでは何の得もありません。

せっかく棒に当たったのだから、これは「犬だ!」


とこの出来事を記事にしてみようと思いつきます。転んでもただでは起きません。笑

その後の展開をどうしようと再び考えながら歩き始めるのですが、グルグル思考をめぐらせているうちに、考えることをやめました。

いいな!に気づいて写真も撮りたい。考えることもやりたい。両方しようとするとどっちつかずになってくるんですね。

虻蜂取らず。

虻蜂(あぶはち)取(と)らず
二つのものを同時に取ろうとして両方とも得られないこと。欲を出しすぎると失敗することのたとえ。
出典:デジタル大辞泉


という訳でその後は何事もなく散歩を終えました。


画像5

公園から出たとこ


一旦置いておいた「犬」ですが散歩が終わって、ふと、書くことでもブラブラ散歩するような感覚でかけたらなという発想に至ります。

それが今回の記事。面白いかどうかはさておき早速書いてみることにしました。


やってみれば何か一歩進むこともありますからね。

一歩進んだ感じが掴めればそれは幸運。

こんな感じで書く文章を「ブラブラ執筆」なんて名前つけてみようかな。


***

タイトル写真:まと。
文中写真:まと。



最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


このnoteはみなさんのスキやコメントが励みになって続けられています。 ありがとうございます。