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執筆観察「散歩のように読む(2)」

前回の執筆観察からしばらく時間が経ってしまいました。というのも「散歩のように読む」という感覚をどうしてもうまく掴めずにいたからです。

この抽象的な感覚を読書を通して掴み取りたいと考えていましたが、これは非常に骨の折れる作業でした。

今だに感覚掴めておりません。



「散歩のように読む」についてわかったこと

感覚は掴めていないのですが、様々なnote記事を読んでみてわかったことがあります。

「散歩のように読む」という感覚は「感じる心」の感度を上げて読むことである

散歩の醍醐味の一つに「日常の些細な出来事に目を向けられる」ことがあります。

道端に咲いている花がなんだか綺麗だな。
公園で遊んでいる子どもたちがやけに楽しそうだな。
あそこのお店なんだかお洒落で気になるな。
この道どこに繋がっているんだろう。

目的地に急足で向かうような場合では身の回りへの意識が低くなりがちで、どうしても目的地に意識が向いてしまいます。

身の回りに目を向けられるようになること。それがいいんですよね、散歩って。

散歩中は自然に「感じる心」の感度が上がります。


この「自然に…」を文章から感じることができたのが、hinaさんのマガジン「こよみだより」です。

逸脱です。ホッとします。ゆるーい時間が流れてます。
この時間感覚を文章で表現できるのがhinaさんのすごいところ。


他の記事でも同様の思いを感じてみたいと、この半月程様々な記事に触れてきましたが、この感覚を得られたのはこの

こよみだより

意外はありませんでした。


言ってしまえば

こよみだより=散歩のような感覚で読めるマガジン

という構図になってしまいます。

これすごいです。半ば自動的に「感じる心」を上げてくれるその文章力は目を見張るものがあるってことにも気づいてしまいました。
こよみだよりが持っている力、計り知れません。


ちなみに、この「こよみだより」は一年の24節気ごとに綴ったマガジンで大雪から大雪までの一年を巡ったものになります。先日最終投稿となってしまいました。

「こよみだより」ロスを起こしてます…。
でも、とってもよかったです。

マガジンちょこちょこ再読しにいきたい…。


少し脱線してしまいました。話を戻します。



感じる心

「感じる心」を育てる。それが「散歩のように読む」を紐解くためのキーになる言葉です。

「こよみだより」で感じられるような感覚を他の記事から受け取ることができないのは、僕自身の感じる力がまだまだ弱いためと思わざるを得ません。

そこ高めていきたいんです。


これ「撮ること」にも繋がっていきますので。

僕はこの「散歩のように読む」とは別の試みで「撮るように書く」ということを行なっています。

実際に散歩をしながら写真を撮り、その中で感じたことを題材にして記事を書くという試みです。

その真意は

「あの花綺麗!撮りたい」と自然にシャッターを押すように、感じたことを自然に「書きたい」へつなげること

にあります。


散歩中はその「感じる心」が上がりやすいと実感しているので、まずは散歩から試しているんですね。

出来るようになってきたら散歩以外でも身の回りに起こる出来事を書いていきたいと思っています。


今まで「気づくこと」に意識を向けてばかりだったので直感的な「感じる心」にも意識を向けていきたいと思うようになってきたんですね。

「感じる心」が鋭くなればなるほど書くにもつながっていくと思っていますし、ついでに散歩の質も大きく変わってくるのは想像に難くありません。

散歩ももっと楽しみたい。

そのためにも「感じる心」の感覚を育てたいんですね。

「感じる心」を育てるには

どうすればこの「感じる心」を育てていけるのでしょうか。


現時点でわかっていることは

自然に現れる頭の中の言葉に意識を向けること

です。

言うなれば直感的に現れる言葉ですね。そこに意識を向けていきます。


hinaさんの「こよみだより」で得られた感覚を他の記事からも見つけようとするのではなく

一つ一つの記事を読んでそこに現れる頭の中の言葉に意識を向けていきたいと思います。

「見つける」ではなく「意識を向ける」に。


今回の気づき

・「散歩のように読む」という感覚は「感じる心」の感度が上がっている状態である
・頭の中の言葉に意識を向けることで「感じる心」を育てていく

次回のテーマ

心の声に目を向けて読書してみる


ここまで読んでいただきありがとうございました。


考えてアウトプットしていく中で、少しずつわかっていく感覚を楽しんでいます。その積み重ねが成長にもつながりますしね。


#散歩のように読む   #執筆観察


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