好きなことは、詳しく話せる。
好きなことって何ですか?
好きなこと…、何かあるか…、うーん……。
ぱっと答えられない自分がいました。
そこで、好きなことがないに対して無意識に抱いていた勘違いについて考えています。
今回は
「詳しくあるべき」
では早速。
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前回の話「合間」の中で「何かの合間で夢中になれることは好きになりえる」といった内容を書きました。
その例に、1クール動画視聴(全12話の物語など)を挙げていたのですが、よーく考えてみると、その内容に面白味がなければ見るの止めちゃうなと思ったんです。
見始めたら夢中になるけど、内容面白くなければ見るのやめちゃう…。
これは好きなこととはちょっと違うな〜と思いました。
しかし、しかしですよ。
こんなことも考えられました。
この動画には原作があって、その原作は面白いのに映像化されたものは期待外れだった…。
というように原作を面白いって思ってる状態です。
期待外れと思うのは、その作品に関して「詳しい」からこそ起こる現象でしょう。
好きなことは色々と詳しく、好きでないことはあまり知らない…。
と、そう思ったのですが、ふと、脳裏にこんなことが思い浮かびました。
「好きなこと」を選択する上で、その基準となるのは作品の面白さよりも、実は作品をどれだけ知っているかなのでは…、と…。
つまり、その作品をどれだけ語れるかが、好きなことの判断材料になっているのではないか…?
と思ったんです。
この作品はあーでこーで、こーだから面白くて、あんなん起こってくるからやばいんだよー!!
そんな風に語れれば、この人この話好きなんだろうなと端から見てもそう思えるでしょう。
しかし、好きなことは詳しいに越したことはありませんが、詳しくある必要ってあるでしょうか。
なんでも始めは無知から始まりますから。
そこから積み重ねることで、そのものに詳しくなりますよね。
好きの気持ちがなければ積み重ね自体出来ません。
(仕事はそうでもないけど…。)
つまり、「好きなことがない」において変えるべきは
詳しくありたい姿
なんじゃないかと…。
私は今まで無意識にそんな姿を思い浮かべていたように思います。
その考えを変えるとするならば、やってみて面白い、知ってみて面白い、楽しいといったポジティブなものではないかと思ったわけです。
そう考えると、好きなことが他にも色々思いつきます。
例えば私の場合
なんてことも挙げられます。どれも知識だったり、やり方に詳しいわけではありません。でもポジティブな思考を持てるものです。
どんなに無知なことでも自分が楽しい、面白いと思えれば好きなことと胸を張っていいんですよね。
そう思うと、好きなことについて、なんだか最も肝心なところが抜けていた気がします。笑。
「好きなことがない」に対する勘違い、詳しくあるべき編。
好きなことを見つけるためには、
詳しくありたい姿に重きを置くのではなく、面白い、楽しいと思えることに着目するです。
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